第13話 teacher 20100417




少し恥ずかしかったから

そのまま見送ってみたけど


もったいないから覚えてるだけ

少し書いてみる





英語の先生になって

筆記体を教えてくれていた


白いシャツに両脇に二本拳銃が入れられるガンホルダーを

肩から下げていた



大きめの黒縁眼鏡が

よく似合っていた



教室をゆっくり回ってきて

後ろに立ってノートを覗く


いつも自分が感じてる気配と違って

オレオレみたいな

逆らえない感じがして

どぎまぎした



それから一緒にどこかに帰って

ふとんでごろごろ気楽にしていた




銀行にお金をおろしに行くと行ったのは

その人だったかもしれないし

弟だったかもしれない





それから場面が変わって

私はその人のネット記事を見ていた





なんかすごい物が当たった?


すごい事になった?

みたいなことを



何かは伏せられていたけどとにかくなんかすごいらしいことを繰り返し書いていて



その人の驚きのような喜びのようなものが伝わってきて



「よかったね」と思いながらそのメッセージを読んでいた





そんな夢













  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る