第12話 close 20100415





夢の中で

パソコンに詩や川柳を打ち込んでいた



私はパソコンないから職場のメインパソコンみたいのでそれをやっていた




職場で一番えらい人が

これでやっちゃだめだよと

入力してたデータをロムに焼いてくれた


『明日Windows(パソコン)持ってきてあげるから』

って


どうして優しくしてくれるの?





一番上の川柳なかなかよかったのに忘れてしまった いつか思い出すかしら







部屋で会議してて でも私は先に帰りたくなって

お盆に乗ったカレーライスを持って声もかけずに退室した



でも帰り際にシャワー浴びたくなって

カレーのトレー持ったまま更衣室に行った



シャワー浴びてたら暗くなっていつのまにか夜になってて


建物から人の気配がしなくて

閉館時間過ぎちゃったかしら出られるかしらと急に不安になる




私は食堂に食器を返しにもいけてない


早く帰りたくて勝手通して先出たのに

何やってんのかしら



もたもた服を着ていたら

いつもお世話になってるFさんが探しにきてくれた



『シャワー浴びてたの?』って

どうして心配してくれるの探しに来てくれたの?




着替えも途中でぼんやりつっ立っていた






あれから2人は 出られたのかしら








  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る