第6話『デスドール』

久しぶりに更新する。

ってことで、今回もホラー映画だよ。


ぶっちゃけると、邦題が悪いタイプ。どう聞いてもB級のそしりを免れないタイトルになっている。納得いかぬ。


父親の遺品として預かった箱が復讐のために作られた箱で、盗まれたそれを使われて周囲の人々が次々と殺されていくというもの。特に、描写が痛々しく、見ていて目を背けるほどだった。


また、誰が襲われるかわからない恐怖と、犯人が誰なのか全くわからないミステリ要素と相まって、常に緊張感を保っている良い作品だったと言わざるを得ないのも事実。このバランスが非常に上手く、観ていて飽きなかった。

同時に、痛いのが苦手な人にはお勧めできない。焼きごてで皮膚を抉られるとかあるから。


作品の根幹にあるのは、兄弟愛。最初は嫌みったらしく描かれていた兄が、徐々に頼りがいのある兄になっていくのが楽しめた。


割とお勧め名作品。

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