映画と過ごす日々～サメとゾンビとホラーと僕と～

第5話『アメリカン・ポルターガイスト２』

昨日の続編かと思いきや、そうでもないみたいだ。

というか、Ｇｏｏｇｌｅ先生でもヒットしなかった。俺の検索方法が悪いだけかもしれんが。

というわけで、今回もまたNetflixより。こういうホラー映画はNetflixが突き抜けているね。

さて、ではいってみるかな。

とあるキャンプ場で首つりを見た主人公は、それ以来何かの視線を感じ続け、やがて起こった奇怪な現象を前に真実を求めていくのだった――。

というのが大筋。原因となる存在は早い内から姿を現しており、それが人間の役者を使っているものだから恐怖感はほとんど無い。エルム街や悪魔のいけにえのような理不尽な存在に襲われる場面もないので、終始淡々と進んでいく。

途中からは、主人公を襲う存在が何なのかという謎を解き明かそうとしていくのだが、そちらがメインとなりつつも人死にが全くと言ってほどなく、間延びしていたのが気になった。

エンディング後のエピローグまではホラーとしてもミステリとしても中途半端。どちらかに振り切ってくれれば良かったのだが……。最後のはっとした愕きは好き。

正直、長い。

かなり長く感じられた。カットは固定されているし、恐怖現象よりも主人公の部屋の構造が気になって怖がる暇が無かった。

B級という括りで考えれば、中の上くらいではあるけれども。S級しか観ない人たちにはお勧めできない作品であるのは間違いが無い。