第5話 赤髪の探偵
乃神、島原、そして冬吾と、その場にいた全員が会議室入口に立っていた彼女へと目を向けた。……そんな、どうして彼女がここへ?
乃神が舌打ちをする。
「いいところで邪魔をしてくれたな……。ここで何をしている? 呼んだ覚えはないぞ……禊屋(みそぎや)」
「なぁに? 呼ばれてなきゃ来ちゃいけないわけ? さみしーこと言わないでよ」
乃神は不快感を露わにする。
「取り込み中だ。出て行け」
「聞いたよー。この建物内で人殺しがあったってね。しかも殺されたのは岸上のお偉いさんときた。しかもしかも、捕まったのはうちの誰とも面識のない侵入者……って話。さてさて、こいつは充分、あたしの仕事の管轄に入るものではないかと思うのだけれど?」
「おいおい、いったいどこから聞きつけたんだよ?」
島原が意外そうに尋ねる。
「もちろん、社長から」
そういえばさっき、乃神と島原が社長に知らせるだのなんだのと話していたのを思い出す。彼女はその社長とやらから言いつけられて、ここへ来たということか? 彼女はこの組織においていったいどんな立場なのだろうか。
「社長の差金か……ふん、勝手にしろ」
乃神は諦めたようにため息をつく。
「じゃ、お言葉に甘えて」
禊屋と呼ばれた彼女は、その赤髪を揺らしながら軽快な足取りで部屋の中へ入ってくる。あちこちに置かれたままのダンボールや紙束の山を避けつつ、冬吾の目の前で座り込むと、にこっと笑って言う。
「やっほ。また会ったねお兄さん。憶えてる? エレベーターで一緒になったの」
「そりゃ憶えてるけど……君はどうして」
「まぁまぁまぁ。細かいことは後回し、ね?」
そう言うと彼女はまた立ち上がって、乃神のほうを向く。
「とりあえず、今のとこどういう状況か教えてくれる?」
乃神は気乗りしないようだったが、仕方なくといった様子で、これまでの過程を話しだした。
「――というわけだ。こいつが岸上さんを殺した犯人であることは疑いようのない事実だと思うが」
「そうかな? 今聞いたとこだけでも、幾つか疑問を挟む余地はありそうだけど」
「ほう?」乃神は片眉を上げ、彼女へ試すような視線を向ける。「どのような疑問の余地があるというのか、教えてもらおうか」
乃神に呼応するように島原が言う。
「そういや、禊屋ちゃん。入ってくるときに、そいつは犯人じゃないってなことを言ってたよな。ありゃあ、どういうわけだ?」
「いやいや、まだはっきりとは言えないけどね。彼が犯人だとしたら、ちょっとおかしいなと思ったの」
「はぁ、なんでよ?」
「彼とエレベーターで一緒になった時、少しだけ話をしたんだ。豪斗おじさんに呼ばれてここへ来たって言ってたの」
そのことは冬吾もはっきり憶えている。
「それのどこがおかしいってんだ?」
「だってさ、考えてみてよ。これから殺そうと思ってる相手に会うって、普通、他の人には話さないよ」
「……そ、それはたしかにそうかもしれねぇな」
「それにね。おじさんとは会ったことがない、とも言ってた。あたしはちょっと不思議に思ったんだ。会ったことがない相手に呼ばれるって、どういう状況だろうってね。そういうこともないとは言わないけど、彼が犯人なら、必要以上に相手の印象に残るようなことは口にしないように気をつけるんじゃないかな? そういうわけだから、あたしも彼のこと、不思議には思いつつも危険ではないと判断したわけだけど……」
「う、うぅむ」
島原は難しそうな顔で唸った。
「他にもあるよ。彼がおじさんを殺した犯人だったのなら、どうして三十分近くも部屋の中にいたわけ? 殺したらさっさと逃げればいいじゃん」
「何か探しものをしていたのかもしれねえ。そうしてるうちに時間が経っちまったのさ。そしたら人の気配を――つまり俺のことだな――を感じて、咄嗟に気絶していたふりをしたわけだ」
「気絶していたふり? だったら、島原さんが一度部屋を離れた隙に逃げちゃえばよかったんだよ」
「だから、どうしても回収しておかなきゃならないものがあったんだよ。それを探し出すまでは逃げるに逃げられなかったんだ」
「ふーん。で、捕まる危険を無視してまで回収しなきゃならないものってなに? 気絶していたふりだったとしたら、島原さんがすぐ戻ってくるってことは簡単に想像がついたはずだけど」
「ぐぅ……」
ガマガエルのような声を出して島原は押し黙ってしまう。
しかし、それにしても、この少女の頭の冴えは一体全体どうしたことだろう。
たった一度、かいつまんだ説明を受けただけでこれほどの弁舌。外見や口調こそ十代の女の子そのものだが、明らかにただの女子高生という感じではない。
乃神や島原の彼女に対する反応から察するに、面識はあるようだ。そして、ここの社長とやらからも信頼を受けているらしい。いったい、彼女は何者なのだろうか?
「やけにその野良犬を庇うんだな。禊屋」
いつの間にか机の上に腰掛けていた乃神が、冷笑を浮かべながら言う。
「の、野良犬っ……?」
あんまりな言い草だ。やはりこの男は鼻持ちならない。というか、運命レベルの絶対的な相性の悪さのようなものを感じる。こうした出会い方をしていなかったとしても、決して相容れる存在ではないような……そんな感じ。
少女は乃神の言葉に肩をすくめて笑う。
「庇う? 庇ってなんてないよ。あたしはただ疑問を挟んでるだけ。彼の言動からすると、どうにも状況が不自然なように見えて仕方ないんだよね。監視カメラのことにしても、出来過ぎてるというか……そう、作為的なものを感じるのです――なーんて、それっぽいことを言ってみたり」
「では俺が、今お前が挙げた疑問とやらを解消してやる。よく聞け」
乃神はゆらりと立ち上がると、自ら組み上げた戌井冬吾犯人説を話して聞かせる。
「俺が思うに、その男は始めから岸上さんを殺すつもりではなかったのだろう。それこそ当初は、本当に話をするだけのつもりだったのかもな。それが実際に会ってみて、事態は急変した。どういう事情があったかは想像するしかない、結果として、話し合いはうまくいかなかったのだろう。その男は逆上し、岸上さんを殺したんだ。凶器がそいつのナイフであることも、下手人の正体を示しているといっていい」
「待った」少女が割り込む。「そのナイフが彼のものだというのは、どこからわかったわけ? 彼がそう言ったんでしょう? だったら、犯人が自ら自分を不利にするようなことを言うのは、おかしくないかな」
「ああ、そのとおり。おかしな話だ。だが、その男が『自分を犯人だと認識していない』のならば話は違ってくる」
――嫌な予感がする。少女の表情にも僅かに変化があったのを冬吾は見逃さなかった。
「自分を犯人だと認識していない? それって、どういう意味?」
「そいつは殺人のショックで、その時の記憶を失っているんじゃないかと言っているんだ。島原さんが発見した時、倒れていたのはそういうわけだったのさ。“ふり”などではなく、本当に気絶していたんだ。そして目が覚めた時には、自分が会議室へ入ってからのことは全て忘れてしまっていた。そう考えれば、後々の支離滅裂な発言の数々にも納得がいくというものだ」
「…………」
少女はそのとき初めて沈黙し、考えこむような素振りを見せた。冬吾は戦慄する。乃神が打ち出した推理は、恐ろしいまでの鋭利さで喉元まで切り込んできた。
少女は今のところ、冬吾の味方をしてくれているようだ。しかし、それは彼女が状況の幾つかに疑問を覚えたからであって、その違和感は、乃神の繰り出した『冬吾の記憶の欠落』という痛烈な一撃によってその殆どが解消されてしまうだろう。
殺害時の記憶を忘れているということは、自分が犯人ではないと信じきっていたとしても何らおかしくはない。すると、その結果だけを見れば、今の冬吾はそれと変わりない状態だとも言える。
たしかに、強い精神的ショックを受けたことで記憶が一部欠落することがあるという話は聞いたことがある。心の防衛機能が働き、そのショックな出来事を思い出さないようにしているわけだ。
事実、冬吾は三十分近くの間、気を失っている。そして何より、カメラの映像とナイフから、冬吾以外の犯行の可能性は打ち消されていることが大きい。他でもない冬吾自身が、その仮説に思わず納得してしまいそうな危うささえある。
――いや、そんなはずはない。記憶がなくなっているだなんて、そんなことがあってたまるか。自分が自分を信用してやらなければ、他の誰が信用してくれるというのだ。
問題は、禊屋と呼ばれる彼女のことだ。彼女が乃神の推理に納得してしまえば、その時点で冬吾の命運は決まったも同然だろう。先ほど中断された処刑の続きが行われるのだ。
なにか反論しなければ……だが、どうやって? 記憶喪失になっていないことを説明するには、その間に起きた出来事を伝えればいい。しかし、当然ながら冬吾は気を失っている間のことは知らないため、それは不可能だ。
……なんということだ。それは間違っているはずなのに、乃神の推理は一応の筋が通っている上に、否定することができない。
「……侵入経路は?」少女が沈黙を破って言う。「彼はどうやってこのビルの中へ入ったの? 表口には常に見張りの警備員が二人立ってるし、裏口には電子ロックがあって、内側から扉横のパネルにキーを入力しないと開けられないはずだけど」
「簡単だ。その男が殺害時の記憶を失っていたとしたら、己を偽ることもないのだから、裏口から入ったという本人の証言を疑う必要性はなくなる。だがその男は、裏口から入るにあたって何か特別なことはしていないという。とすれば、結論は一つだ。元々その男は岸上さんと話す予定にあったのだから、岸上さん本人が招き入れたと考えるしかない」
「おじさんは会議室から出てないよ。裏口までは行けない」
そのことは監視カメラの映像で確認済みだ。岸上豪斗が一階に降りたということはあり得ない。
「そう焦るな。電子ロックの解錠にはもう一つ方法がある。守衛室から操作するというものだ。岸上さんは予め守衛に連絡を入れておき、裏口前に設置されている監視カメラで外を見張らせ、該当の人物が来たら裏口の電子ロックを解くように指示していたんだろう」
「でもそれを確かめる術はないよね。その守衛さんは今失踪してるんでしょ?」
「その通り。未だ連絡もつかんようだな。表口の見張りはそいつを見ていないようだから、裏口から出て行ったのだろう。姿を消した理由は想像がつく。岸上さんからの頼みだったとはいえ、部外者を中に入れるというのは本来は規律に反する行為だ。おそらく、自分が招き入れた人間がとんでもない暴挙を働いたと知って、責任を咎められるのを恐れたんだろう」
その時、少女の瞳が煌めく。何かに気がついたようだ。彼女は意地悪そうな笑みを浮かべると、乃神のほうを指さして言う。
「……ふふん。残念だったね、乃神さん。そのロジックはエラーだよ」
「……なんだと?」
乃神の目つきが不快気に鋭くなる。
「守衛さんが失踪したのが発覚したのは、彼のことを会議室で見つけてすぐのことでしょう? だったら、失踪した理由として『招き入れた人間が人を殺してしまったから』は明らかに相応しくないんだよ。だって、そのタイミングで守衛さんが豪斗おじさんの死を知れたはずがない。監視カメラの映像は、会議室の中までは映していないんだからね」
「――ッ!」
乃神が一瞬怯む。予期せぬ反論だったらしい。禊屋は勢いづいたかのように、そのまま推理を展開していく。
「ではなぜ守衛さんが失踪したか? タイミングが良すぎることからして、おそらくこの失踪は事件と無関係じゃない。その前提に立って考えると、その理由は、『手引きをした守衛さんは予め岸上豪斗が殺されることを知っていたから』としか考えられない。自分が犯行に関わっているという確信があったからこそ、その追及を恐れて前もって逃げ出したんだと思うよ」
「……守衛が共犯者だと言うのか?」
彼女は大きく頷いた。
「そういうことにしないと説明がつかないからね。だからこの時点で、乃神さんの言う、殺害は突発的なもので、彼はその時の記憶を失っているという推理は破綻するの。これは明確な殺意のもと、緻密に計画された殺人なんだから」
「馬鹿な。ではその男が守衛を抱き込んだとでも言うのか?」
「ううん、それをやったのは彼じゃない。始めに言った通り、彼が最初から岸上豪斗への殺意を持っていたとすると、色々と不合理なことが多すぎる。それを含めて全てが彼の演技だったとすると、大したもんだけどね。でもそんな人がみすみす捕まったりしないだろうから、その可能性は無視していいと思うけど」
その通りだ。俺には役者の才能なんてない。ただの、しがない大学生に過ぎないのだ。
「では、一体誰が守衛と通じていたというんだ?」
「もちろん、豪斗おじさんを殺した真犯人。彼はそのスケープゴートとするための罠に嵌められたんじゃないかな」
「罠……だと? では、ナイフもカメラの映像も、全てはこの男を陥れるための真犯人の欺瞞だというのか?」
「んー……多分。そのへんはまだちゃんと調べてないからよく分かんないけどさ」
乃神は苛々しげにオールバックの頭を右手で掻きやると、禊屋を睨むようにして言う。
「……真犯人、と言ったな。その見当はついているのか?」
「怪しい人ならいるじゃない。そりゃもうめっちゃくちゃに真っ黒なやつがさ」
その言葉で、冬吾の脳裏にも一人の人物が思い浮かぶ。
「誰だ?」
「彼に神村と名乗った人物」
――そうだ。そう考えるしかない。
「その人が彼を上手いこと誘導していたのは間違いないと思うな。ここへ案内したということ、会議室で待っておくように伝えていたということからもね」
「だが、そいつに岸上さんを殺すことができたのか?」
「その人が実行犯かというと、可能性は薄いかな。廊下の監視カメラにはそれらしい人物は映ってないんだし。あたしの考えとしては、本人はそこまでの危険を犯さないと思う。神村って人もまた、協力者の一人なんじゃないかな」
「では、主犯は一体……いや……まさか……」
乃神は話しながら何かに気がついたようだった。
「乃神さん。あたしも同じこと考えてるよ。犯人は、この階にオフィスがあって、岸上さんと同じ部署にいるあなた達の誰かである可能性が高い。岸上さんを殺す動機、そして犯行の機会という両面から見てもね」
「おいおいおい、馬鹿言うな!」
島原が焦ったように言い出す。
「監視カメラの映像から、犯人はそいつしかあり得ねえってことはわかってんだ! それを今さらそんなこと……納得できるかよ!」
「そうだ」乃神も応じる。「状況が決定的過ぎる。それとも、これが犯人の仕掛けたトリックであるという根拠があるのか?」
「だからぁ、それはまだ調べてないから分かんないのー」
少女はややうんざりしたように言う。
「今の話で、彼を犯人って決めつけるのにはまだ早いってわかったでしょ? だから、少しでいいの。あたしにもう少し、調べる時間をちょうだい」
「だめだだめだ!」
島原が首を横に振る。こいつもなかなか頑固なやつだ。
「トリックなんてあるわきゃねえよ。いいか? 俺達は上司を殺されてんだ。目の前にその犯人がいるってのに、これ以上待ってられるかよ……!」
「んもぅ、話のわかんない人だなーー……。じゃあ、二時間!」
そう言って彼女は二本指を立てた手を突き出す。
「ああ?」
「二時間だけ時間をちょうだい。それだけあって真犯人を見つけ出すことができなかったら、彼が犯人でいいよ」
「よ、よくない!」
そんな大事なこと、本人を無視して勝手に決めてくれるな!
「いや、一時間だ。それ以上は待てない」
乃神が恐ろしいことを言う。少女は困ったように首を傾げつつ、
「んん……一時間はちょっと厳し……まぁーわかった! やってみる!」
「やってみる!じゃねえよ!?」
今、厳しいって言いかけてただろ!?
「現在、午後四時二十八分だ」乃神は腕時計を確認しつつ言う。「タイムリミットは五時半としよう。その時に答えを聞かせてもらう」
「乃神さんたちは? ここで待ってる?」
「捜査の邪魔はしない。オフィスルームにいるから、用があれば呼べ」
「りょーかい」
と、彼女は右手で敬礼のポーズを取る。
「あっ、ちょっと待って、出て行く前に教えて」
出て行きかけていた乃神が振り返る。
「何をだ?」
「この部屋、えらいとっちらかってるけど何してたワケ?」
「昨日から資料整理をしていたんだ。といっても、オフィスが手狭になってきて、隣の資料室にも置き場がないから、ひとまずこちらに移していたというだけだがな」
会議室の隣に一つだけあった部屋は、資料室だったのか。
「この会議室は普段本来の用途で使われることは少ないから、ここで必要な物を選り分けてからまたオフィスに運ぶことにしていた。俺たちはまた別の仕事があったから、専ら岸上さんが一人でやっていたよ。上司に雑用を任せるようで気が引けたが、必要なものかどうかの判別が岸上さんにしかつかないものもあったからな」
「……ふーん、なるほど。うん、わかった! ありがと」
「まあ、精々頑張ることだ。……無駄な努力にならなければいいがな。行きましょう、島原さん」
「お、おお」
乃神と島原が連れ立って部屋を出て行く。会議室には冬吾と少女、そして岸上の死体だけが残される。
「……助けてくれたことは、感謝するよ」冬吾は少女に向かって言う。「でも、一時間で犯人を見つけ出すなんて無理だ」
「どうして?」
「どうしてって……犯人が誰なのか、一体どうやって犯行を遂げたのか、そもそもなんで岸上って人が殺されたのか、まだ何にもわかってない状態じゃないか。それをたった一時間でなんて、いくらなんでも……無茶だよ」
「まーあれくらい言っておかないと、ちゃんと調査する時間すら貰えなかったからねー」
それはそのとおり。彼女が妥協案としてタイムリミットを設けなければ、問答無用で冬吾は殺されていたかもしれない。チャンスをつかみ取れたのは、彼女のお陰だ。
「だーいじょうぶだって! お兄さんが本当に犯人じゃないなら、きっとうまくいくはず」
彼女のその自信は、いったいどこからやってくるのだろうか。しかし、彼女を見ていると、もしかしたらということもあるかもしれないと思えた。先ほどの乃神や島原とのやりとりからしても、彼女が只者でないことは、もう間違いないのだから。
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