リオンハルト。なかなか冷静そうな人物が現れ、やっと帝国にも諸悪だけではない感情移入ができるようなシナリオが展開しそうな予感がしています。『力』による争いは、争い合いそのものに価値があるのではなくって、『力』の在り方そのものに意味があるのかも。
作者からの返信
リオンハルトは今後重要な働きをすることは間違いないですね。そのあたりは伝わったようで良かったです。
『力』を狂信的に信仰するガラテア軍といえど人の集団組織なので、異なる考え方や疑問を持って出奔する人もいるんですよね。リオンハルトのように柔軟な思考が出来る人もいれば、テイテツのように抜け出す人もいる。一見統率された軍隊でも、そこに人間らしい『心』を尽くす者が乏しければ離散する人材も。
そこにガラテアの弱さがあると思います。もちろん、『力』の在り方も人それぞれの捉え方があります。
拝読させていただきました!
すっかり場のイニシアチブを取ってしまうリオンハルト。いかにも美形悪役、という感じ。冷徹な中に野心と激情を秘めたこういうキャラ、素晴らしいです。自分がもっとうまく絵が描けるなら「リオンハルト、描かせてください!」と志願するのですが、いかんせんへたくそなので。
生物兵器「オニ」・・もしかするとエリーだけでなく、他にも幻獣や鬼神ベースの生物兵器が存在するのでしょうか? もしそうだったら凄まじいことになりそう。実は激情家の研究員だったというテイテツの過去になにがあったのかも、気になります!
では、今回これにて。いつも楽しみにさせていただいてます!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
リオンハルトを気に入っていただけたようでとても嬉しいです!! ガラテア帝国軍も巨大な国家という組織なので、一枚岩のように全員が統率され切った狂気の集団なだけでなく、色んな軍人を登場させたいと思いました。准将クラスともなると軍の中で大きな秘密や野心を持たせられそうです。
古代生物を生物兵器に利用しようとするなら幻獣や神話の世界の生物を登場させても良さそうですが、あまり出てくると本来のSF色が薄くなりそうなので……うーむ、さじ加減が難しいですね。
今 暇を見つけて『創世樹』のキャラクターデザインの絵を描いてはSNSに投稿する、というのを試しているので、お望みとあらばいつかリオンハルト描いていただけるかもしれません!
次回もお楽しみに!