また1から始める恋物語

第1話 同窓会

ブーブー

美香「ん？あ！同中の子からメール？」

10月14日○○△△の○階で中学の時の3ーEのメンバーで同窓会やるんだけどこれない？

ほら。卒業してから2年半くらいたってるけどまだ同窓会してなかったから！

これたら○○△△の○階に一時でよろしく！

という内容だった。

美香（おー！楽しそう！行きたい！行きたい！）

同窓会当日朝

美香（何着ていけばいいのー？まあ制服で行っかなー？）

到着

美香（う…制服私しかいない？しかも同高の子いないから私今ぼっちなんだけど？！）

美香（今日は早めに帰えろうか…）

トントン

美香（誰だろ…）

美香「え？！」

そこにいたのは高橋健太だった。

美香「た、た、た、た、た、た、高橋くん！？」

健太「高橋だよw花咲だよな？」

美香「は、花咲です…」

美香は気づくと自然と涙があふれていた

健太「ど、どうしたの？！ごめん。俺なんかしちゃった？」

美香「高橋くんはなんもしてないよ…ごめんね…」（な、なんで？諦めたはずなのに…）

健太「一旦ふたりで抜けだそっか」

美香「え？う、うん！！」

美香（二人でコンビニに来たものの何話せばいいのかな）

健太「で、どうしたの？」

美香「え？」

健太「泣いてたからさ」

美香「あー。思い出しちゃったの。昔の怖がりな自分を。告白も高校聞くことさえもできなかった自分を………」

健太「え？それって…」

美香「あ！私何言って…」

自分でも耳まで赤くなってるのがわかった。

美香「えーとそのあれ！高橋くんとその失恋した子がなんかに、似てるから！！」

健太「あー。だ、だよな！俺なん…なんでもない！」（俺なんか好きになるはずないよなって言おうとしちゃった！はあ。俺うぬぼれてんなー）

美香（私のバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカー！もうあのまま好きだったこと言えばよかったじゃん！ほんと私のバカ！）

美香、健太「………………」

健太「ねえ。このまま二人でどっか行かない？」

美香「え？！」（こ、こ、こ、こ、これはデ、デートのお誘いということでいいのかな？）

健太「ダメ？」

美香「ダメじゃ……ない……です…」

第1話終