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秋の夜の会話途切れた空白に三日月作る妻のくちびる

この冬もたきぎ代わりと煙草呑み蒸気吹き出し仕事場へ

北風に首をすぼめて亀の子似てるおばさん揃い町を行く

これからやってくる冬に備えてあなたも私も着太りするの

口げんか尚も怒鳴るか気が付けば遊ぶつもりの犬まで参加

鳴り響くぼーんぼーんと壁時計子供起きない不思議な音色

訳アリかといいたそうなネコの顔掃除機止めて毛布で包む

ごめんとかげあなたが嫌いで逃がしたの夏の餌やりその朝に

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