描いていた現実はリアルを逆らって行く件について。

@shinozaki_e

1話 昔の私が泣いているようです。

そう。時はあっという間に過ぎ去っていく。

私の意志に凄まじい勢いで逆らいながら

豪雨のような台風のような、いや弓矢でも槍でもいいんだよね。

何にでも比喩表現できてしまうほど歳を重ねると、本当。


― 憤りを感じるほど マジで早えーんだよ(怒) ―



…カタカタカタ、カタカタカタカタタターン!!

はぁー、今日も軽やかにタイピングが進む。

大好きなものは主に。動画検索、某大型掲示板の総括サイト巡回、何かをぼそっと呟くSNS。はいそうです私 青葉実乃梨(あおばみのり)27歳は

ネット大好き人間、ネット用語では「廃人」とでも表記されるのでしょう。


27歳にして、実家住まい。独身。

仕事?あぁ、気が向いたら求人誌でも眺めた時に気になった先にちょちょいと電話して面接に行きますよ?でも大抵不採用になっちゃいますけどね。


だってそりゃ、27歳にして面接履歴書に書く項目に悩みに悩む私ですから。私も家で家事手伝いして花嫁修業と思いながらのーんびり生きてます。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

描いていた現実はリアルを逆らって行く件について。 @shinozaki_e

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ