Flamberge逆転凱歌

作者 高菜 葉

36

14人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★ Very Good!!

 死よりも苦痛を。
 その美しさとは裏腹に血塗られた剣の名を冠するのか。
 或いは、正義とは暴力でもある。
 力無き正義に誰を守ることが出来るか。
 心無き正義に誰を救うことが出来るか。

 つまりは、力と心の合体、そして勝利。
 これこそが、この作品による正義の方程式か。

 裁判とロボットバトル、異色で斬新な設定。
 アニメを見ているようなストーリー展開にもカタルシスを得られるでしょう。
 過去シーンをエピソード冒頭に持ってくる構成もなかなか。
 物語に過去を加えることで話に深みを持たせることは出来ます。場合によっては回想が流れを阻害したりしますが、これを上手く回避していると思います。

 気になるのは、裁判という設定が、ロボットを戦わせる為だけの舞台装置になっていないかな、という点。
 もっと、利害の単純構造だけでなく、人の主張や権利の絡み合い、人間劇の果てにロボットバトルがあれば……と、これは私個人の好みの問題なのかもしれません。
 このへんの匙加減は難しいかもしれませんね、面白い題材だけに。文字数も増えてしまうでしょうし。

 また、フォーティンいや、神代ひなた視点の外伝なんかあっても面白そうですね。

 楽しく読ませて頂きました。波打つ刀身、炎が如き揺らめき。この世の悪を、燃やし尽くせ!――フランベルジュ――ありがとうございます!

★★★ Excellent!!!

裁判とロボットバトルという異色の要素の組み合わせを巧みな設定でまとめた力作。主役機フランベルジュをはじめとする、中二心をくすぐる多くの機体の設定や、ロボットアニメさながらのシビれる各話サブタイトルが目を惹く。
弁護士の仕事がロボットに乗り戦うことだという基本設定の組み方もお見事。

★★★ Excellent!!!

独立都市エルヴィン。そこでは裁判を、ロボットバトルで解決する制度があった。
Gガンダムのガンダムファイトを思わせる、企業同士の代理戦争。それが他のロボット物とは違うと思わせる。
主人公は女性弁護士、広瀬涼。彼女は時のいたずらからフランベルジェを操る事になり、さらには大きな渦に飲み込まれていく事になる。
陰謀、過去の存在との邂逅、そして戦い。それが目まぐるしく続き、読者に飽きる事をさせない。

新感覚裁判ロボットノベル、ここにありです!

★★★ Excellent!!!

企業同士の戦いをロボットバトルで決着を付けると言う斬新な設定に目が引きます。
スーパーな機体とパイロットがシンクロし、放たれる派手な必殺技。燃えるシチュエーションが上手いですね。
主人公の女の子が頑張る姿に萌えます。
燃え&萌えが楽しめるロボットノベルですよ。

★★★ Excellent!!!

 フランベルジュとは「燃え上がる炎」の意であり、その名の如く揺らめく炎のようにうねって伸びる刃を持つ刀剣です。そして、その名を冠する新たな鋼鉄の機神がカクヨムに誕生しました。独自の世界観の中で、キラリと光るセンスに脱帽です。今後にもとても期待ですね…応援してます!