紙媒体の小説の意義

 お久しぶりです。

 多少口調をマイルドに(?)しつつ、舞い戻ってきました。

 さて、このぼやきエッセイも沢山の方に見て頂けて大変嬉しく思います。

 ここで少しこのエッセイの主題である『自己顕示の何が悪か』という所から離れてみましょう。


 皆さんは、小説をどのように読みますか?

 ネットで?電子書籍?このような、小説投稿サイトで?

 うーん、恐らく今の時代はそういった方法が増えてきているのでしょう。

 私は賛同しかねます。(このように書いておきながら)

 やはり文章とは、紙で読むものではないでしょうか?

 こう言ってしまうと「じゃあ書くなよ」や「ここで読むなって事か」と言われる事も有り得るかも知れません。

 確かに言えています。私もその意見には頷ける部分があると思います。

 ですがやはり、小説とは紙に直に触れて読むものではないかと思います。

 このように思う方は、恐らくいらっしゃる事でしょう。

 そういった思いを抱く方を振り向かせる小説を書く、そのためにはどうすればいいでしょう。

 答えは単純です。

 ────ここで大成させて、書籍化するのです。

 いきなりとんでもない事を、と言わないで下さい。事実です。

 ネットワークを利用した買い物や絵や小説の投稿といった事が主流となっている世の中を利用してやれば簡単な事です。

 それだけ主流なら、もうインターネットで小説頑張るよ。

 確かに書籍化させなくとも、このネットという広い海で大成させる事は可能です。

 でもそれは、あくまでも『ネットを利用できる年齢層・所有者』に限ります。

 私のように、二年前まではネットに完全に疎かった人間はネット小説を読む機会は皆無です。

 読む事もしないでしょう。

 だからこそ、書籍化を目指すべきです。

 今では投稿サイトから直接応募できるほど、書籍化が約束されている大賞は身近にあります。

 このチャンスを活かすのは、今しかないでしょう。

 自分にしか無い手法で、自分にしか書けない文体で勝負する。

 それでダメでも、頑張りは必ず報われます。

 文章力、語彙力は一生付いてくるものです。

 こうして小説を書くために磨いたそれらは、必ず一生のどこかでひょっこりと顔を出します。

 そして相手を『すごく語彙力のある方だ。話していて面白い』と思わせる事もできるでしょう。

 少し路線がズレましたね。

 つまり申しますと、自らの小説を紙媒体にする挑戦は、決して無駄ではありません。

 むしろ一つの目標として頑張れるのではないでしょうか。

 それがこのエピソード、一つの枠を使った私からの提案です。

 それでは、良い創作ライフを。

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