第10話両親

部屋に入ると両親はいつもの感じだった。

もっと気まづい雰囲気かと思っていた。

他愛もない会話から始まった。


そして、父親が一言

「なにか言いたい事があるんじゃないのか?」


何1つ隠さず全てを吐き出そうと…


学校の雰囲気について行けなくて学校も休むようになった。そのせいで出席日数が足らなくて留年してしまった。

何度も相談しようと思ったけど、僕のために頑張ってる姿見たら相談できなくて…身体壊してまで僕のために必死こいて働いてくれていたのに本当にごめん!

なんかもう、生きてる意味がわからない、

産まれてきて本当によかったの?

こんな親不孝な子供で本当にごめん

俺学校辞めたいっ


全部吐きだした。


母親は泣いていた…


すると父親が一言

「ドライブ行くぞ」


え?なんで?こんな状況で?

父親の言われるがままに車に乗り込み

父親と2人きりのドライブが始まった

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る