第6話電話
電話がなった。
見ると母親からだった。
「あんた、学校は大丈夫?お父さんもお母さんも必死に働いてお金はどうにかするから、ちゃんと卒業するんだよ」
母親の感は鋭い
母親の言葉を聞いていると涙が溢れてきそうだった。
「大丈夫!任せとけ!ちゃんと卒業してかーちゃん達楽させるから」…と心配かけたくない一心でそんな言葉が出た。
こんな状況で留年したなんて死んでも言えない。このまま留年したことは内緒にしておこう。その時がきたら話そう。そう思った…
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