第7話負け人生
その日僕は眠れずに考え事をしていた。
1つ下の子と一緒に勉強
友達に笑われる
そんなことばっかり考えていた。
なんであの時あんな行動をとったのか、後悔ばかりだった。後悔してもしきれないほど、悲しかった。辛かった。両親に申し訳なかった。
ただ、その思いだけだった…
振り返ってみると、僕の人生は負けだらけだった、高校受験は失敗、部活ではレギュラーになれなかった。僕は一人っ子ということもあってそれだけ両親の僕に対する期待は大きかった。
なのに何1つ恩返しができていない…
それどころか迷惑かけてばかり
何1つ良いところのない
今回もそう…
ネガティブなことが膨らむばかり
自分がおかしくなりそうだった
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