災厄の壺なる世界


 この物語はあまりハッピエンドとはいえません。

 なのでもっと明るい第2部を付け加えようかとは思ったのです。


 けれど、これはこれで完成をみていますし、新たな続編ということにして分けて、完結にチェックマークを入れることにしました。



 続編がいつ公開されるかは未定ですが、その予告編をここに書いてみます。


 タイトルは『美少女奴隷買いにいったらお金がたりなくて、死にかけのゴブリン娘をおしつけられた』です。

 コメディ寄りでメインキャラもちがいます。


 なるべくテンプレでいくつもりです。

 というか、私はある一定のお約束をいかにアレンジし、いかにひねっていくかについて考えるのが好きなのです。

 結局のところ曲球くせだまです、直球にはなりません。



 そして、これを『災厄の壺なる世界パンドラワルド』という共通の世界観の枠に入れます。




『転生した私は全裸でゴブリンのお手つきになっていた』(この物語)



『美少女奴隷買いにいったらお金がたりなくて、死にかけのゴブリン娘をおしつけられた』(この続編)


 https://kakuyomu.jp/works/1177354054883912178



『”顔なし”と呼ばれた暗殺者――そして、無垢の影姫と残念な王女』(


 俺は暗殺者だ。名前はもうない。一体どこで生まれ、どんな顔だったのかも知らん。相手の顔と姿を奪い、記憶と能力奪える。今回の依頼は王女の暗殺だった。だが、幼く可憐な少女の美しさに手が止まる。一瞬のためらいが命取り。気がつけば拷問室で拘束され、お付きの侍女のお出ましになる。どうやらあの少女は影武者――というか影姫で、こちらのメイドが本物の王女らしい。「拷問なんざ、へでもねえ」と強がったが、まさかの言葉責め。「おれはロリコンじゃねー! 惚れた娘が幼かっただけだ!」 魂の叫び。「病気持ちは大概そういうのう」 むこうは無情だった。ごめんなさいすみません、心が折れました(血涙)。そして、王女が俺に命じたこと。「王を殺せ、国を――」 !

 顔なき暗殺者が語る死と狂気の物語、可憐で清純な影姫が語る謎と恋心の物語、賢明だが残念な王女が語る血と禁忌の物語。すべてが語り終えられたときにあきらかになる真実。


 https://kakuyomu.jp/works/1177354054881941580



『チートのニート、異世界女神育成譚』――「我は、最強なり、最凶なり、最狂なり!」子連れ狼ならぬ、娘連れ豚(幼女、もとい養女)。冥府魔道ならぬ、鬼畜外道。“腹黒の豚“といわれる最低最悪の冒者ブヒブヒ、そして一途に彼を慕い続け“暗殺の巫女姫”と呼ばれるようになる黒髪の少女による神殺しの物語。ニヒルにヒール(悪役)を演じてやらあ!



『ゴブリン呪王と異形の兵団――魔獣使いの娘を奴隷にし、王は従魔を装って旅』

 ゴブリンでありながら偉大な賢者であり魔術師。錬金術師にして呪術師、召喚術士。超古代文明の遺跡発掘による遺伝子操作、魔導兵器で武装した異形の軍隊、召喚カード“さまよえる王国”を率いて王はさすらう。

 魔獣使いの娘は下等なゴブリン族に犯され苗床にされかけたところをゴブリンの王の兵に助けられた。娘は王の奴隷となる契約をし、王は娘の従魔を装い、ともに世界を回る旅をする。戦乱を鎮めながら――。




 次回、『美少女奴隷買いにいったらお金がたりなくて、死にかけのゴブリン娘をおしつけられた』(この続編)の予告。

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