超能力をもとにした小説は多いですが、この小説に出てくる超能力はパッとしません。爪に火をともす程度です。この能力が主人公の充の人生を狂わせて生きます。いつもならこんな超能力ほしいな、と憧れるところですが、この小説を読んだあとは超能力がなくて良かった、と思ってしまいました。続きが気になる一作です。