バカ騒ぎ

 淡い淡い月の光

 白い景色がぼうっと浮かびます

 薄い影と一緒に居る僕ら


 じっと見上げてたら雲がゆっくりやって来て

 あなたはとても恥ずかしがり屋さん

 そっと世界は本当の色に戻ります


 どんな人だって一緒だよ

 この丸い白い光の元で

 みんなみんな夜の瞳さ


 水の底に沈んだ街は

 今日も同じ顔して暮らします

 たまに石とか降ってくるけど

 昨日の繰り返しを止めようとしないで


 誰が特別だって言うの

 同じ景色に溶け込む僕ら

 違う服着て安心してるフリをする


 何も変わらないよ

 フラスコをいくら振ったって

 中身は同じただのガラクタさ


 大空を鳥が舞っている

 その角度で見下ろせたなら

 何もかも滑稽に見えるだろうに

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