3-4 滅びの氷(2)
懸命な努力をしているのは、ハルミたちだけではない。世界各地で、祝福をとりやめるよう、人文字などで天に向けてメッセージが送られていた。信仰する者の多くは祈りを捧げ、無神論者でさえも神を畏れ敬った。
そんな中、ドイツのザクセン地方のあるカトリック教会で、小さな奇跡が起きようとしていた。過去に共産圏だったこの地方は無宗教者が多いが、ここの信者たちはかたくなに信仰を保ってきた。彼らは避難所に行かずに、ここの聖堂に集い、神父の言葉に耳を傾けていた。どうせ死ぬのなら、殺風景な避難所よりも、聖なる場所で最期を迎えたいのだろう。
ステンドグラスからは外の光が入らず、蝋燭の光が頼りだ。信者の目には見えなかったが、そこに今ひとりの天使がいた。その薄暗さは、彼にローマ時代の地下礼拝所を思い出させた。
祭壇の後ろ、中央には十字架に磔にされたイエス像、右側にはマリア像、左側には幼いイエスを抱いたヨセフ像が立てられている。イエスが再臨して偶像崇拝をやめるように言ったとき、プロテスタント運動発祥の地ドイツでは、カトリック教会に大きな圧力がかかったが、この教会では撤去されることはなかった。
神父は、使徒行伝のペテロの説教を引用し、この絶望的状況からも救われる方法があると説いている。そのペテロの説教自体も、ヨエル書から引用したものだ。
「聖書には、主の大いなる輝かしい日が来る前に日は闇に変ると記されています。しかし、みなさん、そのとき主の名を呼び求める者は、みな救われるとも記されているのです。そうヨエルは預言し、聖ペテロも十二使徒とともに、エルサレムの人々の前でそのことを強調されました。
みなさん、預言どおり太陽は暗くなりました。ということは、間もなく主の大いなる輝かしい日が来るということです」
ここ百年ほど、アズラエルは世界各地のカトリック教会に出かけ、マリア像の目に涙を描いてきた。だが、聖母マリアが今涙を流せば信者は動揺する。主自ら人類を祝福したのに、御子の母が悲しむのもおかしい。
アズラエルは、あまり十字架が好きではなかった。それは嫌な思い出の象徴だった。
事情を知らぬユダが、祭司長らに言われる通りに、イエスを引き渡すことを約束し、計画が狂った。仕方なくイエス本人を引き渡し、途中ですり替える作戦に切り替え、それも失敗に終わった。ユダは気も狂わんばかりに自分を責め、最後には命を絶った。
イエスは動揺を隠していたが、最後まで神の救いを期待していたということは、死を恐れる気持ちが、どこかにあったのだろう。アズラエルのできたことといえば、母親達の幻を十字架のそばに描いたことと、空を暗くしてイエスを侮辱する者たちを脅したことぐらいだ。
断末魔の叫びを上げた直後、イエスの霊は十字架からずり落ちるように身体から離れた。イエスは、二人の天使を見つめると、背を向けてどこかへ歩き去っていった。アズラエルが彼を呼び止めようと歩きかけると、ラファエルは、
「およしなさい。イエスは主の御許に向かうのです」と言って、引き留めた。そのとき、もう二度と彼と会うことはあるまいと思った。
アズラエルはガブリエルに頼んで、一度だけ神の国に連れていってもらったことがある。そこはイメージしていた通りの白い雲の上の輝く世界だった。そこにはモーセ、ヨシュア、エリヤ、エレミヤ……、懐かしい顔ぶれが揃っていた。アズラエルは預言者達と再会を懐かしんだ。
先祖アブラハムに会ったときは、さすがに緊張した。エリヤは会わせたい人がいるといって、アズラエルを少し離れた場所に連れていった。そこにイエスはいた。母マリアと一緒だった。アズラエルは挨拶もそこそこに、イエスに謝罪した。
イエスは、「何故、あなたが謝るのですか。私が宣教を全うできたのもあなたのおかげです」と言って、ねぎらってくれた。そのとき長年に渡る罪悪感が消えた。
今、目の前の信者たちは、当時のイエスと同じように、死という現実とそれが主の御心であることのギャップに迷っているのだろう。悩むことはない。もうすぐ、全員が神の国を見ることになるのだから。だから、今この場の苦しみを減らしてあげよう。
アズラエルは、祭壇の十字架に意識を集中した。
十字架はきらきらと光りだし、うす暗い聖堂を照らしだした。信者達の目には、イエス像から後光が射しているように映り、驚きと感謝の声があがった。
神父は、
「奇跡です。奇跡が起きました。私たちは主に祝福されたのです。神の国は間もなくでしょう」
と驚いていった。信者たちは、今まで以上に真剣に、主への祈りを捧げるのだった。
懸命に練習したものの、ハルミの魔術は、超新星爆発どころか、花火の不発すら引き起こせなかった。それでも、自分の手を輝かせることができ、残像を残せば文字を書くことができるようになった。万が一ガブリエルに遭遇できたら、指先で光の文字を書き、彼にメッセージを伝えるつもりだ。その言葉は聖書の中の一節で、ガブリエルには効き目があると彼女は考えていた。
伯爵はそれを聞くと、
「いいアイデアです。ガブリエルはきっとその言葉に弱いはずです」と言って彼女を褒め、ヘブライ文字の見本を浮かべてくれた。彼女はそれを覚え、指を使って空中に書く練習を続けた。
翌朝にはアマテラスも来て、低空での合体リハーサルを成功させることができた。スカイツリーは上が細く下が太い。それに凹凸があるので、ロンギヌスの槍は、ごく普通の槍に見えるように、その辺りを調整した。
「もういいでしょう。後はタイミングを見計らって打ち上げます。予定は正午頃です。我々が帰還できる保証はありません。それまでこの星でし残したことをなさってください。一時解散とします。集合は十一時半です」
と、伯爵は二人に告げた。
ハルミは避難所に向かった。昨日来た道を通る。自分の遺体を見るのが怖かったが、どこかへ片づけられていた。といっても安置されているとは思えず、目立たない場所に放置されているのだろう。
――京は心配してるだろうな……死んだなんていえないから、会うのが怖い――
街は死んだように、静まりかえっている。気温は氷点下三十度を下回る。街全体がシベリアにでも遷ったかのようで、とても日本とは思えない。それでも、何組か家族とおぼしき集団をみかけた。 きっと避難所で死ぬのを嫌がり、自宅に戻るのだろう。その証拠にところどころ民家に明かりが点っている。今の彼女は暑さ寒さを感じることはないが、それを見て心にぬくもりを感じた。
中学校の校庭には人がいなかった。校舎の窓に明かりと人の姿が見えたとき、少し安心した。彼女は、体育館の壁をすり抜けた。京は片隅のほうで、死を待つかのようにフローリングの上に横たわっていた。
彼女は近づくと、耳の近くで話しかけた。
「京、ごめんなさい」
夫は驚いて飛び起きた。周りを見回すが、妻の姿はない。
「ハルミ、いるのか?」
「ええ。身体はもうないけど」
「どういうこと?」
「また車に撥ねられて、今度は助からなかったの」
彼女は本当のことがいえず、不慮の事故のせいにした。
「前回は運転手のせいだけど、今回は君が悪い。路面がツルツルでスリップし安いから、外に出るなんて自殺行為だよ」
京は彼女の嘘を見破れなかった。
「だけど、なんで黙って抜け出たんだよ。体育館から抜け出ただけじゃなくて、体から抜け出るとは何のジョークだ。どのみち死ぬのに、一人だけ先に行くなんておかしいよ」と京は声を荒げた。
近くの避難者たちが彼のほうを見たが、この状況では頭がおかしくなっても仕方がなく、人様のことを心配している余裕がないことに気づき、自分達の果てしなく暗い行く末にすぐに意識を戻すのだった。
「まだ全員死ぬと限ったわけじゃないよ」
とハルミがいったが、言っている本人も確信を持てない。
「そんな慰めいらないよ。この状況で生き延びるなんて不可能。避難所の責任者、後一週間で食糧無くなりますから自宅に戻ってくださいっていいやがって。こんな人を馬鹿にした話ないよな」
「あなたも大変ね。でも、一週間もしないうちに助かるかもしれない」
「どうやって?」
「大天使ラファエルが、ロンギヌスの槍でヤハウェの荒布を割るの」
「おまえ、物理の先生だろ。何わけのわからないこと言ってるんだよ」
京はあきれた。
「あの荒布だって物理で説明できないじゃない」
「あれは宇宙人かなんかが未知の科学で作り上げたんだ」
「半分賛成。荒布の正体は、宇宙人が地球に住むために天使が描いた巨大な幻」
「宇宙人とか天使とか、勘弁してくれよ」
京は顔をしかめた。
「もう永久に会えないんだから、だだばかりこねてないで、少しは理解してよ」
「会えないってどういうことだよ。もう輪廻転生先が決まってるのか?」
天使は勘弁してくれといった京は、輪廻転生先とまじめに言った。
「説明するのは難しいけど、最初の原因を作ったのは私。だから、後二時間したら私は天使とともに、宇宙に旅だって、ヤハウェの荒布を破壊するの」
「死んで思考回路がおかしくなった?」
「全然正常」
「本当に後二時間か」
「うん」
「もしそうなら、こんなごみごみしたところでくだらない話をしてないで、どこかへ出かけようか」
「出かけるって、どこに?」
「とりあえず、マンションに戻ろう。電気もガスもまだ停まってないはずだ。灯油も残ってるし、好きな酒もある。なによりここで死ぬより百倍もまし」
「いいわ。すぐ行きましょう」
二人は自宅に戻り、ハルミの指導のもと、京は体が温まるビーフシチューを作った。
「俺、料理の才能あるみたいだな」と京が自画自賛した。
「見た目はおいしそうね。臭いもいい。味見できないのが残念」
これまで飲む機会の訪れなかった高級赤ワインを開け、最後の晩餐は楽しくすごせた。しかし、時間が迫っていた。彼が食べ終えると、
「もし生まれ変わり先を選択できるなら、あなたの関係者に生まれ変わるわ」
とハルミは言った。
「関係者? 夫婦じゃないのか?」
京はアルコールが入り、顔が赤い。
「今だから言えるけど、私たち、夫婦として向いていないじゃない」
「言われて見れば確かに……」
「だから、私がいなくなったら、誰か他の人と結婚して」
「それ今言うことか?」
「今しか言う機会ないから、言ってるの」
「もうすぐ僕もそっちに行くから、それからいくらでも話し合えるよ。だけど、そうなると他の女性と結婚するというテーマ自体が崩れるので、この件はなかったことになり、生まれ変わりの選択が可能かどうかが重要に成る。それも確かめようがないので……」
などと夫が理屈をこね回している間、ハルミはそっとその場を去った。
別れの言葉が言えなかった。相手が去ったことを知らぬ夫は、
「転生先で雄雌の区別があるとは限らない。その場合、親しい友人ということで……」
などとしばらく一人で話していた。
彼女が公園に戻ると、アマテラスは先に戻っていた。二人が揃ったので、伯爵は、
「それではそろそろ始めましょう。これから注意事項をもうしあげます。目標は荒布の中心。進行方向の調整をするには……」などと説明を始めた。
そして、打ち上げの時がきた。
ハルミと伯爵は時計塔の板の上に立った。アマテラスはスカイツリーの屋上にいるはずだ。伯爵は彼女の目を見て、「準備はいいですか。いよいよです」と言った。ハルミは緊張のせいか声がでず、うなずくだけだった。
天から光が射した。ずいぶん弱い光だ。
それがゆっくりと明るさを増してくる。ハルミは無駄とわかっていても、槍の穂先をイメージした。おそらく伯爵一人の力により、時計塔は銀色に輝き、二人を中に包みながら、ゆっくりと宙に浮き上がっていく。
百メートルほど上ると、「一キロ地点で合体します」と伯爵は言った。
ハルミは下を見た。天からの光に照らされて、コンクリートの時計塔が見える。上から見ると正方形だ。彼女自身は、伯爵と二人で金属の四角錐の中にいる。彼女は下を見るのをやめ、スカイツリーのほうを見た。暗闇の中、それも半透明の穂先を通してなので、色まではわからないが、本物のツリーの上に、棒状のツリーらしきものが見える。
穂先と柄はそれぞれ上がっていく。そして、上空一キロ。二人のいる四角錐が虹色に光った。これが合図となって、柄は向きを変え、自分たちのほうに向かってくる。
さらに二百メートルほど上がった時点で合体だ。スカイツリーの先端が、ハルミの足下から迫る。本物とは随分違うはずだが、その屋上にアマテラスがいる。彼らは合流し、合体は成功した。そこから全体の形を調整し、全長約七百メートルのロンギヌスの槍は完成した。後は、荒布めがけて進むだけだ。
四角錐の穂先はたしかに強そうだが、当時の槍がそんな形とは思えない。イエスの処刑に立ち会った伯爵なら、本物のロンギヌスの槍を見ているはずだが、実際は何の変哲もないありふれた槍で、伯爵の記憶にも残っていないのだろう。
人間たちが勝手に妄想をふくらませて、それがあれば世界支配すらできるという迷信が生まれた。
その愚かな妄想を利用して、究極の武器としてロンギヌスの槍は無敵の荒布を貫くのだ。絶対に破壊されない楯のような荒布と、どんなものでも貫く矛のような槍。矛盾の勝者はどちらだろう。
それから彼らは雲の合間をすり抜けた。どこまでも上がっていく。このまま上がり続けても、荒布の中心部には到達しないので、進行方向を変えないといけない。伯爵が右手を指揮者のように上げて、向きを示した。三人で進む向きのイメージを変えた。
イメージに集中するため、誰も口をきかない。ハルミは伯爵とアマテラスの顔を見比べた。伯爵はリラックスしているが、アマテラスは緊張が隠せず、やや顎を上げているのは、決して下を見ないという意思の現われなのだろう。
そういえば、伯爵の昇天は初めてではない。二千年前、彼はオリベト山で使徒たちの目の前で昇天したイエス・キリストだった。
高度一万メートルを越えた。空気が循環する対流圏を抜け、成層圏に入った。雲で下界と遮られ、太陽の光もないのですでに宇宙空間に入ったようだ。
高度20キロ。オゾン層に突入したと思われる頃、天から射す光は消えた。それでも慣性の法則からか、上昇は続いている。
オゾン層を抜けると再び成層圏だ。太陽の光があれば、はるか下に白い雲の海を見下ろし、白から青を経て黒に至る景色を眺めることができるはずだ。
高度50キロ。成層圏を抜け、中間圏。速度は明らかに加速している。音速を超えているかもしれない。
高度100キロ。中間圏を越え熱圏に到達した。定義にもよるが、一般的には大気圏を越え、宇宙空間に到達したといってよい。ほぼ真空。
高度1000キロ。外気圏に入ったはずだ。速度はますます加速していく。
それから表面境界外気圏の一万キロを越えるまであっという間だった。ここからはもう完全な宇宙空間と呼べる。もうすぐ荒布に到着する。荒布そのものは光を放射しないが、星などに照らされているはずだ。彼女は真上を見た。
そこには一面の黒い平面が限りなく続いていた。一キロに満たない槍の長さは、惑星級の巨大な荒布に較べるとあまりにも小さい。衝突しても小さな穴が開くだけではないかという不安がよぎった。
そんな心配に浸る暇もなく、すぐ次の瞬間には、槍が荒布に衝突していた。
時間が止まったような緊迫感。
最強の槍は、荒布を貫かなかった。先端が荒布に当たったまま、停止している。
ここで超新星爆発のイメージを……ハルミは衝突箇所を中心に恒星が大爆発するイメージを頭に描いた。しかし、現実は何も変わらない。
やはりだめだった……練習不足。それに槍があまりにも小さい。ハルミは絶望した。人類と世界の命運は尽きたのだ。
だが、数十秒後、荒布に異変が起こった。槍が当たった箇所、黒い円盤の中心から、ヒビが入り、太陽の光が漏れる。ヒビは急激に広がっていく。その十秒後には、荒布は粉々に崩れおち、周囲に破片が飛び散り、その破片もすぐに消えた。
荒布は消えた。ロンギヌスの槍も消えた。ハルミたち三人は、宇宙空間に静止している。上を見ると太陽が輝き、下を見ると青い地球が見える。
「やった! 勝ったんだ」と、ハルミは声に出そうとした。
空気がないので声は届かないが、伯爵もうれしそうな表情をしているのがわかった。ハルミもうれしかったが、地球に戻る方法を考えないといけないと思うと少し憂鬱になる。少なくともこれで地球の生物は救われた。
ハルミは、宇宙空間で動くことができるかたしかめようと、水泳のように手足を動かした。水の中のようにゆっくりと動いた。彼女は太陽のある方向に進み、伯爵とアマテラスは彼女を下から眺めた。彼女が手を振ると、二人も手を振って返した。
移動できるのはいいが、こんなスピードでは、地表に到達するのに時間がかかりすぎる。もっといい方法はないかと考えている瞬間、足下に何かが出現し、伯爵たちと地球が見えなくなった。
ほんのつかの間の喜びにすぎなかった。一分もしないうちに荒布は再び出現したのだ。
荒布はもともとイメージにすぎないのだから、いくら破壊してもすぐ元通りになる。つまり、何をしても無駄というわけだ。
ハルミは伯爵やアマテラスと分断され、ただひとり宇宙空間に浮かぶ無力な存在になった。どれほどの時間が経ったのかわからない。
いまだ味わったことのない絶望と孤独の中、数メートル下に広がる円盤に異変が起こった。黒い金属板のような平らな表面が、海のように波打ち始めた。波はどんどん大きくなる。彼女は嵐の大海に投げだされたのだ。
そいつは、荒れ狂う海のかなたからやってきた。
彼女は恐怖と緊張から、微塵も動くことができず、彗星のように輝きながら自分に近づく物体を見つめた。
アルファであり、オメガである者は、彼女の一メートル手前で停止した。サイズは人間と同じだが、その姿はホラー映画でも見たことがないほど奇怪だった。
ヨハネはよくこんな恐ろしいものを目の前にして、頭がおかしくならなかったものだと感心した。それほどその姿は異様だった。白く長いローブに金色の帯。全体が白く輝き、口から出ている二本の剣がその光を反射している。足は真鍮のようで、翼はなく、髪と顔は白く輝いている。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます