冒頭、死んだ子を生きていると認識している狂気に満ちた母親の登場で、この物語が明確にホラーを打ち出していることが分かります。テーマがカニバリズムで、且つこの“イカれた母親”の登場ときたら、苦手な人は読むのを止めるかもしれませんね(汗
実際、目を通すとその母親の精神崩壊ぶりは常軌を逸しており、胸糞の悪さ(褒め言葉)はピカイチです。グロ好きにはたまらないでしょう。
人肉を食す描写を、これでもかと書き連ねる作者様の精神力に感嘆しつつ、ラストの意外性にも拍手。
これぞホラーと言える物語がここにあります。苦手でなければ皆さまも是非(⌒∇⌒)