第2話 厨学2年生
俺は弱き者の味方でありたいと常に思っている。 故に目の前で困っている人がいたら、それを助けることはどんな事情よりも優先させるべきである。
今、俺の前には重い荷物を運べなくて困っている老婦人がいる。
俺の信念を貫くために、俺は迷わず《彼女》に手を差し伸べた。『荷物持ちましょうか』と。
失った時間の分少し急いで歩く俺の前に、親とはぐれて泣いている少女が現れた。もちろん、俺は助けなければならない。『大丈夫かい?お母さんとはぐれたのかい?』
結果、私は自分の大切な時間に間に合うことが出来なかったが、信念を曲げずに生きることが出来た。
後悔はしていない。
「高橋。遅刻の理由はそれだけか?廊下にたってろ」
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