11/29/15:00――シュリ・エレア・フォウジィール

 三番目の大陸を下りて、もう十日も陸地を歩いているのだと思えば、俺、カイドウ・リエールだとて海が恋しくもなる。それでいて収穫がないともなれば、もう諦めて踵を返そうなんてことも考えるが、しかし、逆に収穫がないのだから、一つでも、欠片でもあればと思わなくもないのが、人というものだろう。

 俺はまず、この大陸でコリンソンという街を探していた。いや、規模からして町なのかもしれないが、人伝にたどり着いたのは焼け野原。詳しく情報を集めてみれば、随分と前に竜の炎に焼かれた、とのことらしい。

 この大陸では竜が多く飛んではいるものの、竜族というのは、よほど逆鱗に触れぬ限り、人には干渉しない。このあたりはキリエから聞いていた通りで、見下しているからこそ、関係を持たない――とのことらしく、人間側も基本的には不干渉だ。しかし、利害関係が一致した場合、あるいは望み請われた場合、その力を下すこともある。その結果が焼け野原だ。

 そもそも、三番目では紛争が絶えない。竜という絶対的とも思えるような存在がいるからこそ、人は住処を追われるようにして生きる。安住の地なんてものを探し求めれば、争いが発生するのも自然なことだ。だからといって街が存在しないわけでもないのは、冒険者と呼ばれる連中が多いから、借り宿としての場が必要だからだろう。しかし、そんな街であっても、人がいなくなれば、竜のブレスによって焼け野原になる。

 全員死んだ――のではない。

 全員が逃げ出した、が正解だ。

 一か所に留まり続けられないことを、多くの人が知っている――それが、この大陸の特徴なのだろう。それでも、居を構え、家を作り、過ごすのだから、とび職なんかは仕事も多く、つまりは収入も良い。材料の調達が難しいために、再利用がメインのようだけれど。

 まあ、だからこそ俺はこうして、三つ目の街にまで足をわざわざ運んだわけだが――どうしたものか。

 いや、どうしたもこうしたも、ここまで来たのだから、まずはこの街での情報収集が先だろうけれど、これで収穫がなかったら、と思えば、つまり、この先にどうすべきかも考えたくはなるし、期待をしたくなくなるのは必然。

 まあいいかと、俺は露店で売っていたオレンジジュースを飲み干して、動き出す。動き出すというよりも、なんだ、聞き込みなんて柄じゃあないが――話を聞かなくては始まらない。

 最低でも五年前、あるいはそれ以上前のことなので、誰でも良いのだが、忙しそうな相手を捕まえたところで、ろくな話は聞けないだろう。そう思って、まずは老人から。その次に商人、あとは適当にといった流れが、今までだ。今回も変えなくて良いだろう。

 老人にも種類がある。あまり頑固な手合いは俺が疲れるので、見極めなくてはならないのだが、しかし、そんなもん見てわかるか、ということで。

「失礼、少しよろしいか、ご老人」

「ん、なんだい、若いの」

 縁側のある平屋、中身まではわからないが、木組みの住居。これは作成時に金がどんくらいかかるんだろうか、なんて思いながら、庭の草をしゃがんで取っていた老婆に、俺は話しかけてみたのだが――なかなか、悪くはない返しだ。

「この街に、フォウジィールって家があるか?」

「……この街には、ないね」

「そうか」

 やっぱり、両親を亡くした時点で、シュリの実家、つまり家名もなくなっちまったってのは、間違いないらしい。

「じゃあ、心当たりは?」

「あんたはどうなんだ、若いの。探りを入れたって良いことは、何もないよ」

「――ああ、俺は探偵じゃないし、恨みの類を持ってるわけじゃない。ただまあ、なんつーか、知っとかなきゃならねえ理由ってのが、あるんだよ」

「それは?」

「いや……」

「言いにくいことかい」

 ある意味ではそうなのだが。

「恥ずかしいんだよ。縁が合って、結婚をするだろうって相手だ。同業だけどな……そんな相手のことを、知らないで済ませたくはねえんだよ」

「へえ? だったら当人に聞けばいい」

「そこは意趣返しみたいなもんだな。俺の実家には、どういう流れかツラ出して、いいように遊んで行きやがったことへの、反抗だよ。我ながらガキじみたことを、なんて、今頃思っても仕方ない。情報が欠片も拾えないんじゃ、お笑い種だ――っと、すまない、ご老人。あんたに愚痴を言うつもりはなかった」

「いいさ、構わないよ。旅人なのかい?」

「いや、俺は船乗りだ――ん、まあ、ピンと来ないかもしれないが、一人で海に出たがる物好きだよ」

「……どれ、少し休もうかね。若いの、ちょいと付き合いなよ。うちは旦那を早くに亡くしてねえ、話し相手もいやしない」

 現在時刻を確認した俺は、構わないと頷いて、誘われるがままに中に入った。座ってな、なんて言われたので、縁側に腰を下ろせば、通りを歩く人たちが目につく――が、逆に、あちら側から見られることは、ほとんどない。垣根によって遮られる部分もあるし、垣根があればこそ、そこは人の住居だとわかるし、わかってしまえば、わざわざ視線を向けるようなこともない。

 しばらくして、お茶を持ってきた彼女が盆を俺の横に置くと、やや離れた位置に腰を下ろした。

「いただきます」

「はいよ、粗茶だがね」

 さて、何を話したものかと考えれば、先にご老人が口を開く。

「フォウジィールかい」

「ああ」

「フルネームは、なんていうのか、聞いてもいいかね」

「ん? そりゃ……シュリ・エレア・フォウジィールだけど」

「そうかい。まあ――いいだろう、さして口止めもされていないし、あんたの言葉に嘘はなさそうだ」

「……ん? なんだ、知ってるのか?」

「さてね。コリンソンには、行ったんだろう?」

「更地だったけどな……先に言えっての、あの情報屋め」

 そんなに高い金を払ったわけではないので、いいのだけれど、癪だったのは確かだ。

「あの子に、親はいないんだよ、最初からね」

「やっぱ知ってんじゃねえか……」

「全部聞いてから判断しな、若いの。実際、私ら大人にとっちゃ、あの子がいつからいたのか、さっぱりわかっていないからね。ただ、子供たちは――四人の子供は、私たちがあの子を見れるようになった時より、前からいたと証言していた。いや、三人の子供と言うべきか」

「……何か、あったのか」

「あったのか、なかったのか――まあ、騒ぎにはなったよ。人が唐突に出現したようなものだ、それは驚くべきだろう、人として」

 唐突に出現した? シュリが?

「四辻を知っているかい」

「どっちの意味合いだ?」

「知っているね」

「ご老人、質問に答えろよ……いや、だから術的な意味合いの四辻だろ?」

「そう言ってる。昔から四辻には妊婦の妖怪……産女と呼ばれる怪異がいるなんて話も聞くし、辻に迷って出られなくなる、なんてことも聞く。きっとそういうことなんだろうと、私は言ったが、果たしてどれだけの人間が理解しただろうね。だから当時は、あの子のことを、辻から生まれた子、ツジコと呼んでいた。街の大半は、そう呼んでいた」

「ある種の忌み名、か」

「そう、忌み嫌われていた。何故なら、あの子が見えるようになったのは、四人の子供のうちの一人、ジィールが病で亡くなってからだったからだ」

「――なに? それは、病なのか?」

「まぎれもなく、あの子とは何の関係もない、病だよ。まあ馬鹿どもは、あの子のせいだと、言っていたが、そんなことはないと私は知っている。入れ替わるようにして姿を見せたあの子を、ジィールの両親は、そのまま引き取ったよ。当事者が納得してるってのに、周囲はうるさいばっかで、私は嫌気がさしたけどね」

 だが、それでも、当事者でないからこそ――納得できないものもあろう。

「商人の家でね、それなりに資産もあった。それはもう、ジィールの代わりのように育てたよ。もっとも、あの子はあの子で、自分がジィールではないことを自覚しているから、あまり乗り気ではなかったようでね、あまり寄り付かなかった印象が強い。けれどまあ、排斥されたのは確かなんだろう」

 そう、何故ならば。

「次に亡くなったのはフォウだった。これはほかの街へ移動途中の馬車が横転してね、いわば事故だ」

 ああ――そうか、そういうことなのか。

 そこまで聞けば、流れがわかる。

「エレアも、シュリも、結局は亡くなったよ。残ったのはあの子一人、ずっと海を見てぼんやりしていた――と、本人は言っていたね。実際にどうだか知らないけれど、わかるだろう。こうなってしまえば、ジィールの家が〝元凶〟として、恨まれる」

「結果、家は炎上――両親は死亡、か。後味の悪い話だ」

「よくある話さ。違うかい?」

「まあ、な。もっと酷い話だって、あるにはある。それであいつは、長ったらしい名前を使ってるわけか……」

「何しろあの子にとっては、存在をくれた子たちだからね。罪の意識はないと言っていたし、けれど感謝はしていると言っていた。どう生まれたのかもわからない自分が、生きていける名を貰っていく――そう言って、出て行ったよ。遺産の相続なんかは私がやってね、船を買うなんてことを言っていたが、どうなったのかまでは知らない。コリンソンは、それから間もなく、あの更地さ」

「そうか……」

「どうだい、本人だったかい?」

「間違いは、ねえだろ。符号するものが多すぎるくらいだ。呪術への適応力、それに加えて存在の曖昧さ、そういう部分が見えちまった理由を、知ることができた。俺の前からふらりと消えそうな予感はずっと抱いてきたが――出生が原因なら、頷ける話だ」

 逆に言えば、一人で海に出るのは自殺行為に等しかったはずだ。他者の認識から逃れれば、それだけで存在定義は曖昧なものになってしまう。そんなことに〝恐れる〟ようなあいつじゃないが――その危険性は孕んでいたはずだ。

 いや、だからこそか。

 だから――海王竜レヴァイアサンは、あいつの前に姿を見せたのか。

「符号はするが、ご老人の目から見て、どうだったんだ?」

「どういうことだい」

「隠しちゃいるが、竜族だろ、あんた。しかもその年齢だ、随分と長生きしてるはずだ。確か竜族だと、八百年くらいが寿命だったか? そこらはどうでもいいが」

「よくわかるね、隠し方が甘いかい」

「んや、たぶん俺の〝目〟が異常なんだろうぜ。それで?」

「どうだろうねえ……私には、わからなかった」

「そうか……」

「竜族には詳しいのかい」

「ん? ああ、知り合いがいるだけだ。キリエっての知らないか? こっちの出身だとか言ってたが」

「キリェラかい? ――ははは! うちの血統じゃないか、知ってて当然だよ、若いの」

「つーと、ご老人はあのフェス・グランシアの系列ってことか。よくわかんねえけどな。興味もねえ、どうせトカゲの事情だ」

「はは、言うねえ、若いの。牙を向けたら容赦はしないってことかい」

「そう聞こえたんなら、まあ、ありがたいな。――ああ、一応名乗っておくか。俺はカイドウだ」

「――フルネームは? リエールかい?」

「知ってんのかよ……」

「あはははは! こりゃ、余生なんてもんを過ごしてみるもんだ! ってことは、あのリンドウ・リエールの子かい?」

「ああ」

「もう三十年くらい前になるのかねえ……私が見た時は、まだ姉と一緒に旅をしていたよ。まだ始めたばかりなのか、あれこれ悩んでたみたいだけどねえ」

「ああ、親父も最初はそうだったとか言ってたな……お陰で、俺は楽ができる。話だけはいくらでも聞けたからな」

「実家はどこだい? キリエもいるんだろう?」

「ああ、二番目にあるウェパード王国だ。来てもいいが滅ぼすなよ――あんたの余生がなくなっちまう」

「馬鹿だね、そんな真似ははしないさ。そうだねえ、故郷から離れるのは死ぬ時にしようなんて思ってたけど、まだまだ、私もそんな年齢じゃないってことかね」

「当たり前だろ――っと、ま、時間稼ぎはこんくらいで充分だな」

「なにがだい」

「シュリが近くまで来てる」

「――、わかるのかい?」

「ま、お互いに特殊でな」

 何しろ、どうであれレヴィアという存在が根源にあるのだ、それを意識してやれば、遠くなければだいたいわかる――ように、なってしまった。

 たぶん、認めたからだろう。

 お互いに、道を歩もうと、そうすることを決めたからだ。

「お、いたいた。あー、ばあちゃん、こんにちは。元気? 生きてる?」

「本当に来たね、あんた。久しぶりなのはともかくも、コリンソンには行ってきたのかい」

「うん、更地だったよ。……あのクソ情報屋、そうならそうと言えってのに。まあ大した金額じゃないからいいけど」

「ははは! この若いのと、同じこと言ってるよ、あんた」

「む」

「んだよ」

「べっつにー」

「ったく……あのなシュリ、てめえ俺が調べなきゃ何も言う気はなかっただろ」

「え? うん、だってあんまし興味ないし、聞かれなかったし。あ、でもあの子たちのぶんまで生きようとか、そういうのはないからね?」

「んなこたわかってる。お前はお前だろ、馬鹿らしい」

「じゃなんで、こんなとこまで来たの? 最短で一日かかったんだけど、私」

「その文句を俺に言うな。来たのはお前の勝手で、俺の勝手だ。つーかお前こそなんで来た」

「え? だって、カイドウの船があったし、あーこりゃ意趣返しあるかなあ、とか思ったから、様子見に」

「海に住んでる女がよくやるぜ……」

「うっさい。カイドウだって似たようなものじゃん――って、ばあちゃん、なに笑ってんの」

「あはは、お似合いだと思っただけさ。元気そうだね」

「うん。いつも通りだよ」

「つまり、昔から変わってねえってことだろ」

「変わってないけど成長はしてる」

「んなこた知ってる。だから成長してねえとは言ってない」

「知ってる」

「ならいちいち突っかかるなよ……」

「突っかかってんのはどっちよ。っていうか、ばあちゃんトカゲだったの?」

「あんたもわかるんだね、やれやれ、私が耄碌したのかねえ」

「キリエの血族だってさ」

「え、そうなの? じゃ、あのトカゲの間抜けは遺伝? 追い込むとすぐ泣くのって血筋? 可愛いところあるのに男運がないのも?」

「酷い言われようだね。おい若いの、躾は誰がやってんだい」

「知らねえよ……」

 だいたいそんなの、俺の領分じゃねえっての。

「ちなみに、聞いておくが、海を渡るのに必要なことはあるのかい」

「あ? そりゃ空を飛んでくってことか?」

「まあそうなるだろうねえ……」

「長時間飛行がどの程度できるかはともかくとして、高度は最低でも三千は取れよ」

「七百程度で飛んでる馬鹿が、妖魔に食われたの目撃したことあったなあ……」

「つーか、竜族の最高高度って、どんなもんなんだ?」

「せいぜい五千ってところだよ。それ以上は空気が薄くなって、翼が軽くなっちまう。陸地が見える距離じゃなきゃいけないしね。なにしろ居場所がわからなくなる」

「ふーん。……敵になっても対処できるね」

「お前、そういう考えは口に出すな」

「え、だってカイドウだってしてたでしょ」

「してたけど、あえて言う必要はねえだろ……悪いな、ご老人」

「知ってるから構わないよ。うちの古巣も、二度ばかり人間の手で荒らされたからねえ」

「コノミか」

「あとサギも遊ぶって言ってた」

「馬鹿だろ」

「馬鹿だね」

「知り合いかい……次はよしとくれって、言っておいてくれないかい。これでもうちは重役でね、馬鹿息子が愚痴を言いにくる」

「あー、キリエんとこにも来たって言ってた」

「愚痴が言えるだけいいってことにしといてくれ。――さて、俺は行く。邪魔したな、ご老人」

「いいさ、あんたと話せて、私も気力がわいてきたよ」

「体力がないことは念頭に置けよ、ご老人」

「余計なお世話だ」

「じゃ、私も行く。また逢えたらいいね、ばあちゃん」

「さて――どうだかねえ。でもそうさね、これで終わりってのは、なんだか少し寂しいね。だから、そうだ、あんたたちの子供を――うん、その子を見るのを、最後にしよう。それまで私は、生きよう」

「……そうか。だったらせいぜい、死ぬなよ、ご老人」

「キリエの子は無理そうだしね、うん、りょーかい」

「シュリ・エレア・フォウジィール」

 そうして、家を出ようとした俺たちに向かい、立ち上がったご老人は、名を呼んだ。

「なあに?」

「あんたは――まだ、陸地が嫌いかい?」

「比較すれば、そうだけど」

 だけれどと、シュリは笑顔を浮かべた。

「今はそんなに、嫌いじゃない。こうして二人でいれば、そっちのが好きだから!」

「そうかい」

 なんつー答えだ、とは思ったが、ま、ご老人も安心したようなので、俺は口を挟まなかった。

 ――余談である。

 余談というか、結果か。

 一年という契機は守られた。俺たちはお互い、こうして時折顔を合わせる程度で、一年間を過ごし、けれど〝確実〟なんて言葉を使わないくらいには、成長できた。仮に次があったとしても、どうにかするという自信がついた、といったくらいなものだ。けれど、それこそが重要だとも言える。

 自信だ。

 俺はずっと中途半端で、自分の生き方に疑問を覚えていて、劣等感を抱き、自信なんてものは、言葉でしか知らなかった。シュリはそもそも、誰かと比較することをせず、けれど自分を見たところで、面倒だから嫌だという感情を持っていた。

 それが払拭されたのならば、それこそが成長だろう――と、まあ、これは言われたことで、他者の言葉に納得したからこそ、そう思えたのだけれど。

 だから、俺たちは共同出資で――俺の方が額は多かったけど――家を買った。

 二人乗りの、船である。それこそ陸地で生活するために必要な家と同じ、船だ。シュリにとっては早い乗り換えであったけれど、造船師であるおやっさんたちは、妙に喜んで、快く引き受けてくれたのは、記憶に新しい。

 そして、俺たちは海に出る。

 これからは二人で、海に出る。近いうちに三人になることを、予定としながら。

 振り返ってみれば、お互いに、いろんな人と出逢った二年間だったと、笑いあった。面倒なやつがいたと笑い、あの人は苦手と笑い、あいつは面白かったと、やはり笑う。

 そう、結局。

 俺たちは、海で過ごす。陸地を渡りながら、船乗りとして、一緒に生きる。

 さあて、新生活の始まりだ。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る