02/16/09:00――キツネビ・轟いた雷鳴

 この日、アカデミー抗争と呼ばれるものが行われていた。

 ルールはいろいろと変わるらしいが、今回はシンプルで、アカデミーの防衛と攻撃の二つに別れ、相手の――つまり、クーンアカデミーに攻めるか、それとも酒井アカデミーを守るかを仕事として与えられ、結果的に相手をつぶせば勝ち、というものらしい。

 当然のようにFクラスは最弱であり、最初から当てにされていないので、守りとして扱われ、しかも一番目に出て、まだ疲労のないフレッシュな黒の学生服を着たクーンアカデミーの相手をしなくてはならない。

 このことについて、防衛の大将として扱われていたアールティは、ずっと反対していた。その理由の詳細を話したりはしなかったが。

「ま、私たちがいるからだろうね」

「ん? なにが」

「これからどうしようって話」

 お互いに過ごして十日ほど。さすがに夜間の行動まで一緒にすることは減ったが、情報交換はしている。といっても、大抵はリンドウの場合、魔術の研究をしているのであって、キツネビはそれに付き合わず、外で鍛錬をしていることが大半なのだが、ともかく居心地の良い――いや、心地が悪くならない距離は、掴めたと思う。

「ああ、そうだね。実は昨夜から、今日のことをずっと考えていたんだ」

「結論は出た?」

「ううん、迷っているっていうのが実際かな」

 周囲を見れば、校庭――つまり、酒井アカデミーの進軍を真正面に受ける位置、しかも最前線に二人はいる。立ったまま並んで、ほかのFクラスの人たちは散っていた。

 クラスの仲はそう悪くはない。魔力量ではなく、要は使い方だとキツネビがそれとなく誘導してやったし、善戦は難しいかもしれないが、一手を与えることくらいできるだろう。

「負けを演出してあげることはできるけど、したくはないし」

「へえ?」

「なんだよ、キツネビ」

「こう言い換えるつもりはない? できるけれど、してやる理由はないってね」

「……うん、そうだね。もちろん、相手を見てからその結論は出すつもりだけれど、いくら考えてもその理由は、今のところ見つからなくて。さすがに加減はするけど」

「私は対多戦闘に課題を持ってるから、遊んでやりたいんだけどね」

「そうなんだ? それはいいけれど、僕を巻き込まないで欲しいな。それと……最近、少しおかしいでしょ。キツネビ、なにかあった?」

「あったというか、たまに悪寒を感じるというか……」

「悪寒?」

「そう、ぶるっとくるやつ。嫌な予感、トラブルがきそうな感じ、なんか大きな波に巻き込まれる前兆みたいな……」

「虫の報せみたいな?」

「そう、そんなの。リンドウは経験ない?」

「あるにはあるけど、閃きに近いから、悪い方向はあまり」

「だろうね」

「……だろうね?」

「だってリンドウ、あまり周囲の空気とか気にしないじゃないか」

「それは、うん、確かにそうで、僕は僕のペースでゆっくりと、自分の目的を達成しようと考えている嫌いはあるけれど、最優先にはしていないよ」

「でも、だからって他人を曲げようなんてことは思わないだろう? それが、たとえ大きく道を外れていても」

「そうだね」

「まあそういうところも、私は気に入ってるけれどね。おっと、きたきた。いやあ大勢いるなあ。第一陣は五十名ってところかな?」

「楽しそうだね」

「こういうイベントは楽しんだもの勝ちだと思うけど」

 そして、この嫌な予感が楽しみで吹き飛んでくれればとも思う。

「あ、そうだリンドウ――っと、初手は炎か。これも聞いておこう、ついでだ。リンドウ、こうやって炎みたいなわかりやすいタイプに傾倒するのは、教育の成果かい?」

「七則、つまり地水火風天冥雷そのものは、わかりやすい記号だからね。僕がここにきて出した一つ目の結論は〝探究心の欠如〟だよ」

「魔術師として、そこに文句はないの?」

「おかしなことを聞くんだね。僕は彼らと関わりがないし、この形態で回っている国がある以上、横から口を出す必要はないと思うけど。……まあ、僕の姉さんは、こういうことに我慢が利かなくて、面倒だから意識しなければいいって言ってるのに、トラブルを起こして、かき回して、逃げるように街を出ることもあったけどね。まったくあの人は、何度言っても直さないから……」

「へえ、私には姉弟っていうのも、よくわからないけど」

「僕たちは双子なんだ。立場はほとんど同じだよ――ああ」

 そうかと、組んでいた腕を外し、一振りで火と地の術式を払ったリンドウは、相手が驚いているのを視界に入れつつ、大した感想も抱かずに、頷いた。

「そうか」

「どうしたの?」

「うん、一年くらいぶりだから、違和として思考を巡らせていたんだけど、この疑問の解決に必要なのは、外部にある一点――つまり、姉さんのことだと、気付いたんだよ」

「え、なに? 違和って、私の嫌な予感に似たもの?」

「予感ではないよ、明確なものだから」

「明確じゃなかったから、考えてたんじゃないの?」

「少し違う。僕にとっての違和とは、僕自身に発生している何かだ。その何かは、外的要因からなるものだとしても、なっているのは僕。だからそれは予感ではないし、起きていることは明確じゃないか。その原因がたとえ、奥歯に朝食の残りが挟まっていたとしてもね」

「そりゃそうだけど――ん? そのお姉さんが、なんだって?」

「……説明の必要はなさそうだ」

 どさりと、上空から二人が落ちてきた。男は着地し、女は着地の重心をずらされて尻餅をつく。気配を探っていたのに気付かなかったキツネビは、だがそれ以上に、まるで水をかぶった猫のように飛び上がると、慌てて周囲を見渡す。

「逃げ場がない! リンドウ後生だ、手伝ってくれ!」

「――黙れ狐。俺を前に逃げる算段が通じるとでも、思ってんのか」

「ひうっ!」

 恐る恐る、術式が溢れかえる校庭で、背を向けていたキツネビが半分涙目になって肩越しに振り返る。そこには間違いなく、コウノ・朝霧がいて。

「姉さん?」

「ひゃい! ち、チガウよー。あたし、まだなんもしてないよ……?」

 などと、キツネビのようにこちらには背を向けて、ちらちらと覗き見るようにする、イザミ・楠木がいた。

「姉さん、僕が説教をするのは、いつも姉さんがやらかした時だ。つまり今、そういう自覚があるってことでいいんだね? ――だったら改善しなよ」

「ご、ごめんね? そーじゃなくてね?」

「後回しだって言外に伝えたんだよ、姉さん。――初めまして。リンドウ・リエールだ」

「コウノだ」

「……そうか。もしかして、マエザキさんから?」

「ああ、こっちは仕事を引き受けた。リンドウ、今から結界を消す。魔術書の所在を探れ」

「構わないよ。すぐに?」

「いや――警告もなしにやるような乱暴者じゃねえよ。今日は何の祭りだと、道すがら聞くのも面倒だったがな。ただし、警告それ自体が乱暴になることは――あるよな?」

「その行為に理由があるのなら」

「なるほど? お前はイザミより話が通りやすい」

「……どうかな」

「すぐに出てくる、イザミの面倒を見てやってくれ。狐は借りてく、すぐ返す」

「僕の所持物じゃないよ」

「だろうな」

「けれど、諒解だ」

「リンドウ! 友人なら、そこで諒解と言わないで――」

「おかしなことを言うね、キツネビ。僕たちは友情の杯もまだ、交わしていないよ?」

「そうだった!」

 頭を抱えたキツネビを、コウノは襟首を掴んで引きずる。向かう先は校舎だ。

「おい狐」

「……うっさい。私はまだ狐じゃない、キツネビだ」

「そうだったな」

「そうだ。あー嫌な予感を覚えた時に逃げとくべきだったんだ。くそう、なんで私はこんなに馬鹿なんだ……!」

「お前、まだ俺に殺されかけたこと、根に持ってんのか? 俺が〝朝霧〟になる前じゃねえか」

「え!? うそ、コウノもう朝霧になったの!?」

「うるせえぞ――おい、責任者のところへ案内しろ」

 ああもう、なんて言いながら頭を掻いて、キツネビは学長室への道を歩き始める。学生服ではないコウノは目立ったが、知ったことじゃない。

「お前とやり合って、すぐにだ。本来なら当代とやるはずだったと、朝霧の先代は苦笑してたが」

「だろうね! あのクソ師匠、寡黙な癖に飄飄と逃げ回るから……!」

「安心しろ。俺とやるなら、お前が狐になってからだ」

「…………」

「なんだ、その目は。言いたいことがあるなら、はっきり言え。便所の時間くらい待ってやる」

「あえてスルーするけど、それ、コウノとはやらないってだけじゃん」

「お前もそういう察しは良いんだけどな……――これから、イザミと、リンドウの姉とやれ」

「そういえばよく見てなかったけど、一緒に連れてたのが、リンドウのお姉さんなんだね。ふうん? 返答は後回しにするけど、ここ」

 そうか、と言ったコウノは、面倒そうに右足を上げたかと思うと、そのまま入り口を内側に蹴り壊した。

「邪魔するぜ――」

 乱暴だとは思ったが、口は出さない。キツネビはため息を落として、廊下で待つことにした。

「――そっちの事情は知らない。一度しか言わないからよく聞け」

 よく通る声だ。けれど威圧的な雰囲気はなく、相変わらず面倒そうに、端的に、一方的にそれは放たれる。

「この国のどっかの馬鹿は、オトガイ商店に手を出した。店舗は破壊された事実をこの目で確認している。それがどうしたか、説明する気はない。知らなかったで済まされる問題じゃなかった時点で、それはもう手遅れだ。――十分、時間をやる」

 コウノが壁を叩いた。それだけで校舎内に敷かれていた防衛術式の全部が、一気に瓦解する。その上、魔力封じの術式も一緒に。

「今からこの国を守っていた、雷避けの術式を解除する。十分だ。好きにしろ。それと――俺たちに手を出すつもりがあるなら、死ぬ覚悟はしておけ。以上だ、質問は受け付けない。オトガイに手を出した時点でもう、――この国は終わりだ」

 本当にそれだけ言って、すぐにコウノは背中を向けた。学長は質問を口にし、待てと言うが、聞いていない。

「どう見る?」

「それが誰であれ、十分後の現実を目の当たりにしないと、理解できない。人間ってそんなものよ。想像力が足りないのは、窮地を経験していない人にとっては課題とすら感じないものなんだ。そんなこと、コウノだって知ってるだろう」

「魔術国家クインティ。こっちとしては、継承しているものが少しでもあればと思ったんだが、期待外れだ」

「継承? ――この国の歴史に関しては、リンドウが調べてたけど」

「お前はどうなんだ」

「私はそれほど興味がなかったから」

「知ってる。だからてめえはクソッタレのままなんだよ、ボケが」

 口が悪いのも相変わらず、態度も以前と比べて大差ないほど大きい。校庭に戻ると、にわかに騒がしい気配と――そして。

「ディーケイ?」

「誰だ、この侍女は」

「この学校の教員だよ。国が仕立てた暗殺者。立ち位置はどっちとも言えないっていうのが、私が出した結論」

「そうか。だったら、上へ向かった方がいいかもしれねえな。そうすれば、国の終わりを見届けることもできる――イザミ」

「やっときた! 説教終わる!」

「まったく姉さんは……コウノ」

「ああ、――この国は終わりだ」

 その言葉に、ディーケイが驚いて目を丸くした。

「残り八分、結界の解除は俺がやる。国へはマエザキが向かうだろう」

「そうか。ディーケイ、優先事項は僕たちよりも国だよ。どっちにせよ、向かった方がいい。オトガイに手を出したんだ、こうなることはわかっていたけれど、この国は本当にお終いだよ」

「何故だ……」

「こんなことを言いたくはないけどね、ディーケイ。知らなかったで済まされないことは、世の中に多い。オトガイとはね、この国にとって、むしろ感謝を向けなくてはいけない店舗なんだよ。そこに在るだけで、ありがたいと思わなくてはならない。それを潰したんだ、僕たち外様から言わせれば、ただそれだけで全てが敵になる。知っている者も、知らない者も同罪だ。――〝そういうもの〟なんだよ」

 そして。

「取り返しは、もうつかない。選択肢も少ない。君は、君が考えた行動をするべきだ。大きなお世話だろうけれどね」

「――っ!」

 弾かれるようにして、アカデミーの外へ走り出すディーケイを見て、吐息を一つ。

「はあ……余計なことを言ったな、僕は」

「いいんじゃねえか」

「そうかな?」

「まあな。こっちの詳細は後で話す。――イザミ」

「な、なによう」

「狐――キツネビと、手合せをしろ」

「ちょっと待ってくれ」

 いいから待ってくれと、キツネビは片手を挙げて言葉を制した。

「まずはリンドウだ。いいかいリンドウ――いや待て、そうじゃない。やあ初めまして、私はキツネビだ。まだ〝狐〟は継いでない」

「あ、ども。狐ってのが何なのかはよくわからないけど、あたしはイザミ。イザミ・楠木」

「ほらみろ! リンドウ、あんたは一言も、自分の姉が〝楠木〟の名を持ってるなんてことを言わなかったじゃないか! どうなんだ!」

「うん……やっぱり想定外だと、素になるんだね、キツネビ」

「そうじゃない!」

「ああ、うん、聞かれなかったし、こんな状況は僕も予想していなかったから、必要もないと思って。君が楠木を知ってる、なんてことも僕は知らなかった」

「そうだけど!」

「あのー、あたしまだ、楠木じゃないよ?」

「そうだけど! ああもうっ、全部コウノのせいよ! なんだってこいつは、くそう、ああもう! ああもう!!」

「うるせえな。やるのかやらないのか、どちらだ?」

「選択肢はやるしか残ってないのに、そういうこと聞くな!」

 うるせえ消えろと、喚くようにしてキツネビが言葉を発すれば、クーンアカデミーの学生たちが、その威圧に負けて三歩ほど退いた。

「あと五分もすりゃ街の結界が消えて雷が落ちてくるぞ、てめえら! とっとと逃げてどうにかしろ! ああ――くそ、理不尽だ!」

 うるせえ女だと、肩で息をするキツネビを一瞥したコウノは、一度視線を空へ。

「……先に結界を壊してからだな。リンドウ、どうだ」

「アカデミーの地下に二ヵ所と、王城に一部あるみたいだ。遠距離で引き抜くのは、今の僕には難しいかな。――姉さん、ありがとう」

「ん」

 警戒のために傍に寄っていたイザミが、頷きと共に鞘から左手を離す。リンドウはその魔術特性上、広範囲探査向きの術式を使うことが不可能ではないにせよ、誰かの魔術特性を複写不可能な状態では、自身の持つ特定回路を強引に開かなくてはならない。それが不可能ではないと気付いたのも一年ほど前だが――どちらにせよ、集中しなくてはならず、周囲への警戒が疎かになってしまうのだ。イザミの補助はあくまでも、無防備なリンドウの防御である。

「これは後で僕が回収しておくよ」

「ああ、以上のことは、とやかく言われてはねえ――と、そろそろ時間だ。ちなみに聞くがリンドウ、雷避けの結界を壊せるか?」

「ごめん。僕は、この結界の意図を考察した結果、壊したくないって感情があるから、どうであれ無理だよ」

「惜しむ気持ちは、わからんでもないがな――」

 掌を上にしたまま、右手を出す。そうして、コウノは術式を組み立てた。

 そうだ。

 コウノの術式は、すべて組み立てでしか行えない。

 紙吹雪が集まるようにして組みあがっていく。本来は分解時にしか見えないそれも、ゼロから何かを作り出そうとすれば、こうして具現してしまう。だから術式研究などは、こういう仕事の場合を除いて、人目につかないようにするのが、コウノの流儀だ。

 半透明の立方体キューブが具現する。内側にはいくつもの光が走っており、活動をやめない。

「――そうか。やっぱりあれは、最初から組み込まれていた崩壊のための〝鍵穴〟だったんだね」

「製作者の意図を読めたか?」

「ある程度は。けれど……とてもじゃないよ、僕には真似なんてできそうもない。厳しさと甘さを兼ね備えた教育理念に、自身へ問いかける〝教育者〟――理想と現実の兼ね合い。かつてそんなものが均衡を保てていたなんて、現実に見せられたって半信半疑だ」

「だろうな」

 掌から立方体が紙吹雪になって消え、それは上空の結界の内部にて、組みあがる。

 ――風が、通り抜けた。

 この場にいる四人には、風通しがよくなったような、圧迫感が消えたような、そんな結界の消失を感じ取れている。だが、それ以外の者にとっては、その現象が現実になるまでは、信じられなかっただろう。

 轟音がする。間近に聞こえる落雷の音――そして、無数の雷がようやく、待ちに待ったと言わんばかりに、校庭に降り注いだ。一気に校舎の窓ガラスが、その雷鳴によって弾け飛ぶ。

 最中さなか

 キツネビは自身に向かった落雷を受け、肌の表面を撫でさせるようにして受け流し、地面へ。リンドウは雷系の術式で直撃を避けて誘導させ、コウノは組み立てた刃物を避雷針にして、雷が手元に届くよりも前に地面へ放り投げるように刺すことで回避。

 そしてイザミは。

 ただそこに立っているだけで、雷の方が避けていった。

「……あんがと、リウ」

 遅く、アカデミーにある全館通達術式が稼働し、屋内への非難を呼びかける。可能ならば第二層の魔術師エリアにまで行け――なんて。

 本当に、遅すぎた。

「落としどころとしては、外から来た商人がAAを販売する――のかな?」

「そこまで聞いてねえ……が、そんな落ちなら、いいんじゃねえか。ほかの国に呑みこまれるにしても、俺には関係のない話だ」

「それはそうだけれど」

「だからここからは、関係のある話だ。キツネビ、いいな?」

「――いいよ。私は武者修行が目的だし……気に入らないのは、コウノの掌の上ってことだけだし」

「細かいことを……イザミ」

「はいよ」

「――刀の名前は、呼ぶな」

「げ……わかった」

「お互いに全力でやれ。最悪は俺が手を出して止めるから、気にするな。リンドウはどうする?」

「とりあえずは、見ているよ。けれど可能ならば、コウノ、あなたに見てもらいたいものだ」

「やめといたほうがいいよ、リンドウ」

「わかっているよ姉さん。だからこそ、見てもらいたいと言ったんじゃないか。挑むにはまだ足りない。手合せにはなりえない。そのくらい差は明快だ。それこそ、清清しいほどにね」

「むう……」

「いいから、とりあえず、やれ」

 そうすりゃわかり合えるだろう、なんて、コウノは気楽に言って新しい煙草を取り出した。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る