07/02/21:00――アイギス・コウモリ

 その酒場はなかなか雰囲気が良く、存外に落ち着いた店だった。周囲を見ると軍人らしき姿――立ち振る舞いでだいたいわかる――が多くいるのは、ご用達だからかもしれない。もちろん彼女たち三人だとて、その中に含まれるだろう。

「しゃれたカクテルなんぞ飲んだんじゃねーよメイリス」

「なによう」

「同感だぜ。ま、あたしだってスコッチだけどな。セツは何にしたんだ?」

「フリーランスだ。オレの知り合いが言ってた銘柄だから試してみたくてな、まさかあるとは思ってなかったぜ」

「どんな感じだ?」

「イケるな。こいつはいい、オレ好みだ。もっともメイリスは飲むなよ、辛くてキツイからな」

「だいじょうぶ、そこまで言われれば手出ししないから」

「高い酒ってのは当たりだけどな。水で薄まってねー酒は久しぶりだから、いいな」

「ビールは水みたいなもんだしな。あたしゃあれがあんま好きじゃなくてね」

「あ? そういやメイリスもサンディエゴに戻ってたとか言ってなかったか? 戻りはジェイと同じだったのかよ」

「途中の飛行機で同じだっただけよ。でもあの子、なあにあれ。年齢差も考えてるけど、狙撃の腕がありすぎ。対物だって、そりゃ私もまだまだだけど、こうもあっさり追いつかれると落ち込むわよ」

「へえ、今回のジェイの仕事ってのは、対物狙撃で獲物を落としたのか。というと距離があるだろ。一発だよなジェイなら」

「そりゃそーだろ。ジェイに二発目が要るなんて事態、実弾ならまずありえねーだろ」

「あんたたち、結構信頼してるわよね」

「信用はしてねーけどな」

「同感だ。仕事以外じゃ背中を預けるなんてのは御免だな。まあ、あたしらが仕事の時でもそうねえか。ケイは別にせよ」

「ケイだって、あと三年もすりゃオレらを追い抜くとまでは行かずとも、視線は同じになるだろ。あいつは基礎ができてるぶん、早いぜ」

「ん……どっちがいいのか、たまに考えちまう。セツもそうだろうけど、あたしも基礎と経験ってのがほぼ同時だろ? 下手すりゃ経験が先で基礎が追いついてねえ事態なんてこともあった」

「げ、なにそれ。大丈夫なわけ?」

「馬鹿なこと聞いてんじゃねーよ。大丈夫じゃねーし、今生きてんだろーが。そういう事態で物を言うのは実力じゃなくてラックなんだよ。運だ、殊の外こいつが重要でな……しかも、簡単に身に付くもんじゃねーときた」

「限定条件なら運も奪えるけどな、まあそういうことだ」

「あんたたちの経歴聞いてると朝がきそうね……」

「メイリスは十四で訓練校だっけか? こっち入って、もう七年。ベテランだな」

「それでもあんたたちには振り回されてるけれどね」

「そういやディが頭抱えてたぞ。あたしは見て見ぬふりしといたけど」

「ありゃジェイだ。野郎、預けてた荷物に拳銃を一丁隠し持っていやがったからな。ディには所持品にする手続きをさせたから、それで頭抱えてたんだろ。ジェイもよくやるぜ」

「検査素通りだったってこと?」

「あれ結構簡単なんだよ――って、セツには言ってもわからねえか。所持品ねえもんな。あたしだってこのツールは隠し持ってきたんだぜ」

「度胸あるわね。見つかったらどうするつもりだったのよ」

「形見だって言えば捨てられることはねえだろ。それで充分」

「はしっこいわね」

「でもまー、どうだろうな。時間がありゃ、やっぱ基礎を充分、それこそ余計なくれーに押し込んだ方が最終的な成果は上がるんじゃねーの?」

「ケイを見てりゃそれはわかるけどな、訓練と実戦は別物だろ? いや軍部を悪く言ってるわけじゃねえよ。たとえばだ、あたしら個人が誰かを引き受けたとして、育てる。基礎を叩きこんで、まあ最低でも十年ってところか。で、どうやって実戦と訓練との差を埋める?」

「ああ……それもそうか」

「え、なに言ってんの」

「だから、いくら基礎訓練をさんざんやったとして――戦場で生き残れる確率がどのくらいになるか、想像するまでもないだろうが。一発目の戦場で適当に生き残って戻ってみろ、次の戦場で死ぬぜそいつは」

「あ、余計な慢心を抱く……でも最初の戦場で死ねってことじゃないわけで」

「そりゃ線引きが曖昧なのはわかってるぜ? ケイが無事なのはあたしやセツ、ジェイだってフォロー入れてるし、余計なことはしねえと、その辺りの割り切りってのができてるからだろ」

「ケイだって、てめーが危ういってアンテナを持ってるじゃねーか」

「そこなんだよ。結局、育てる側が引っ張って行く、んでもってまだまだお前はガキだってことを示してやらなくちゃいけねえ」

「面倒なもんだぜ」

「ここで問題だ。手塩にかけるのはいいとして――まあ育てるガキがいたとして、だ。ソイツをあたし、つまり自分よりも、てめえを越えるように育てるにゃどうしたらいい?」

「あー……」

「え? そんなの、時間が解決してくれるじゃない。こっちは最盛期から老いてく一方に、いつかはなるんだから」

「はあ……」

「ジャッカス、死ねよてめー」

 盛大な吐息を落としたアイはグラスに注がず、ボトルに直接口をつけて飲み、セツは言葉にして罵った。

「え? あれ、ええ?」

「最盛期から老いてく? はっ、クソッタレ婆の言いそうなことだぜ。毎日鏡を見ながらてめえの皺と格闘かよ。あたしを笑わせるつもりなら、もちっと頭を捻ろや」

「あれ、私がおかしいこと言った流れになってる……」

「てめーはそうやって、老いてくてめーに嘆きながら余生を過ごしゃいい。ったく、本気でくだらねーな」

「はあ? っていうか、じゃああんたらはどうなのよ? 老いてくでしょ?」

「だから――もういい死ねよメイリス」

「さっきからわけわかんないし死ねはないでしょう縁起が悪い」

 死ぬまで現役、という言葉があるように、二人にとっては最盛期から少しでも落ちたら死に直結する――そういう生き方しかできない。

 生きている間は最盛期で、現役である。そして死んだ時は終わり、その時までに誰かに己を越させることはひどく困難だ。

「やあ、楽しそうだね」

 声をかけて来たのはウエイターだった。働いている姿を見ていたし、私服に着替えているところを見るに業務時間が終わったのだろうけれど、そんなことは気にせずにただ、アイは頭を後ろに倒すようにして睨んだ。

「ああ? 失せろ、二重スパイコウモリに用はねえ」

 言ってすぐに視線を戻し、今度はグラスに酒を注ぐ。それを見たセツが。

「おいアイ、コウモリじゃねーだろ。オレはマルサンだと当たりつけてたぜ?」

「似たようなもんだろ」

 本来ならば、すぐにでも否定すべきだった。あるいはとぼけるのでもいい。何しろ二人は特に声を潜めずに言っているのだから、それが事実であっても偽りであっても、不信感を抱く前に否定すべきなのだ。

 けれど。

「いや違うだろーが」

「馬鹿、あたしらの情報目当てってんなら同じじゃねえか。コウモリなら軍部に任せりゃいい、マルサンだって関係ねえだろ。というか、マルサンが何の用だってんだ」

 彼女たちは否定させる間もなく、そもそも、それが事実だという前提で会話を続けていて入り込めない。

「ま、どうだったとしてもメイリス以上のジャッカスがここにいたって事実は変わらないさ」

「ははっ、そりゃそうだ。メイリスのくだらねー話よりも笑えるぜ」

「――ちょっと」

 さすがに気の毒になったのか、メイリスが半眼で口を挟んだ。ウエイターの男は苦笑すればいいのかもわからず、硬直したまま何かを言おうと唇を震わせている。

「なんなのそれ。根拠あるわけ?」

「この店に来た直後から聞き耳を立ててる連中は把握してる」

「その中で無遠慮に視線を投げる野郎と、視線を向けられねーから意識を向けてる連中」

「んで、その中で探りを入れてる三流」

「周囲に溶け込んで上手く隠してるつもりの二流」

「それら全部を把握してるジャッカスが一人引っかかったってわけだ」

「こんな間抜けを見たのは久しぶりだぜ。他人の巣に引っかかって、それに気づかず中央までのこのこ歩いてきたんだと。ま、オレらだって蜘蛛の糸を発見されるような馬鹿じゃねーか」

「なんか周囲が静かになっちまってるな。おいジャッカス、いいから失せろ。こっちはプライベイトだ、仕事を持ち込むんじゃねえよ。酒が不味くなる」

「区切りをつけねー女が無茶言ってやがる」

「馬鹿、セツ、そりゃあたしにコイツをどうとなり処分しろってことか? よせよ、まだ棺桶屋は開いてねえだろ」

「アンビュランスならすぐ来るぜ?」

「ついでにポリスと――ああ忘れてた、あれだ。上官が来るってオチだ。ディの胃に穴をあけるのが狙いだったら言ってくれ。先に賭けを起こしておくから」

 小さく笑いあう二人を、おそらくその場にいた全員が異質だ――と思っただろう。

 あるいは直接的にかかわったウエイターなどは、心底から化け物だと思ったに違いない。それはメイリスもそうなのだけれど、残念なことに、彼女にとってはそう思うのは今回が初めてではないため、復活は早かった。

 一瞥を投げるとウエイターは苦笑して肩を竦め、肯定も否定もせずにそのまま店を出て行った。ただし、内部の空気はそれほど変わってはいなかったが。

「で? マルハチのメイリスとしては同情でもしてんのか?」

「――ちょっとあんた」

「馬鹿、セツの引っかけだ。反応するなよ」

「もう遅いっての。つーかアイだって納得したじゃねーか。あの阿呆が来た時に」

「そりゃ探りを入れてたから当然だろ。セツやジェイん時にゃ上手く行かなかったから、これでも慎重になったんだぜ」

「はあ? オレやジェイなんかわからなくて当たり前だろーが。まあ探ってたのは知ってたし、そりゃオレらだって同じだろ。ま、メイリスは最初っから疑ってなかったみてーだけどな」

「あんたたちって……変」

「今さら言ってるぞこの女。どうするセツ」

「頭痛がしてきたから酒を飲む。――で、実際どうなんだ? ナインは軍部の上層に食い込んでる組織っつーか、集まりなんだろ」

「インクルード9な。マルハチはいわゆる補充兵扱いで、傭兵みたいだって聞くけどな。ディは軍部だろ?」

「あいつがそうそう尻尾を掴ませるかよ。オレらの前じゃなくても警戒してるのが丸わかりで、ありゃオレらに余計なことすんなって示してるのと同じだぜ」

「もうちょっとで、ディが使ってる端末のネットワークにウイルスを仕掛けられそうなんだけどな」

「艦内ネットワークに潜ると面倒だろ」

「そこはジェイのお出ましってやつだ。共同作業で続けてるが、やっぱ潜る時間が少なくてなあ」

「――あんたたち、堂堂と犯罪口にしないで」

「冗談だ、と付け加えれば大丈夫だろ?」

「言ってみただけ、っつーのも案外効果あるらしいぜ」

「いや、こっちの話聞いてて酒を噴出したのも何人かいるんだから……」

「知ってる」

「聞こえてる。べつにいいだろ、コウモリはいねえのは確認済みだ。野郎以外はな」

「オーナーも含めて関係者だからいいじゃねーか。こちとら海兵隊で、海軍が混ざってるみてーだけどな。港に別の艦があったのも見たじゃねーか」

「そういう意味じゃあの野郎だって同じだろ」

「それもそうか。まあ気にするなメイリス、少なくともオレは嫌われるのに慣れてる」

「あたしもだ。ま、軍部なんてのは突出した力は敬遠されるもんだし、あたしらの態度はお世辞にも良いってもんじゃねえからな。嫌われるくらいで済んで御の字だ。それよか、ケイの扱いの話だろ」

「そうだったな」

「ねえ……そこに私は含まれないの?」

「はあ? なんでてめーをケイみたいな扱いにしてやらなくちゃならねーのか、説明してみろ」

「え、いやだって、あんたたちと一緒にはされたくないわよ」

「へえ、んじゃ配属数ヶ月のケイと熟練のメイリスさんは、同列ってことでいいんだな? おいどうなんだメイリス、言ってみろ。ああ?」

「それはそのう……」

「おいセツ、もじもじし始めたぞ。この酒瓶で後頭部いっていいか?」

「グラスの中身をぶち撒けるのが先だろ」

「あたしの酒がもったいねえだろ。ここ、水出てこねえ店らしいし」

「ちっ、メイリスてめー、こういう時に気を利かせて残しておけよてめーの酒を。クソッタレ」

「なんで私こいつら誘ってきちゃったんだろ……」

「ここ馴染みなんだろ? その割にゃオーナーが助けにこないじゃないかメイリス。見捨てられてんぞ」

「そんなことまで探り入れなくたっていいじゃない」

「なんだ、馬鹿だ馬鹿だと言ってきたが、それなりに頭が回るじゃねーか。けど勘違いすんな、それはついでだ。――本気でてめーのことを馬鹿にしてるんだからな」

「助けが来ようが来まいが関係ねえってな」

「こっから配置替え、まだあるんだろ? ケイと同じ戦場ってのも、多くて後二回くらい……半年ありゃいい方ってとこか。そんくれーだろメイリス」

「まあ、そうね、そのくらいよ。でも、そんなにケイが気になる?」

「オレらを何だと思ってんだ……」

「そうだぜメイリス。――後後になって使い勝手が良さそうな駒にゃ恩を売っておくのが常道だろうが」

「まったくだぜ」

「最低じゃない!」

「よく考えてもみろ。間違いなくあいつは上へ行けるぜ? 上司じゃねーにせよ、似たような立場でこっちが命令を受ける羽目になってみろ。想像しただけで蹴り飛ばしたくなるじゃねーか」

「同感だ。まあもちろん、気に掛けるだけの素材だってのも理由だけどな。あたしゃ誰かを育てたことはねえけど、セツはあるんだろ?」

「ああ、あんときの双子な。ありゃ育てたっつーより、あいつらが懐いたっつーか……最低限の〝生き方〟しか教えてねーよ」

「なんだ、基本的なことか」

「ちなみにそれって、どんなこと?」

「生きることに理由をつけるなってことは聞いたっけか。まあそれで全部なんだが……殺しに躊躇しねー感覚と、安全装置の外し方くれーは教えたな」

「前者はともかく……安全装置って?」

「反射神経の抑制だろ」

「ついでに痛みに対する制限もな」

「ああ、そりゃ必要かもしれねえな」

「うん? ちょっと、あんたたちは理解してるかもだけど私は全然、さっぱりなんだけど」

「あー、例えばだ、てめーの太ももにナイフを突き立てるってのは、かなり度胸がねーと無理だろ?」

「当たり前じゃない」

「よし、何故だか言ってみろ」

「だって痛いでしょう? そんなの、やる前からわかってるじゃない」

「だろーな」

「馬鹿にしちゃ上出来だ」

「うっさいよアイ。それで?」

「痛みを消すってわけじゃねーんだよ。痛覚の遮断は別問題だ。けどな、ガスなんかで眠らされる最中に、躊躇なくてめーを傷つけて覚醒させるなんてこと、するだろ?」

「そりゃ……まあ状況によるけど、するかも」

「似たようなことだ。片足が折れるかもしれねーけど、五階建てのベランダから飛び降りることだってある。痛いってのは安全装置だ、それ以上はマズイってな。それを排除しなきゃ、足や腕を喰われた時にそのまま死ぬハメになるんだよ」

「いや普通は死ぬってそれ……」

「だったら普通じゃねーってことだろ。ともかく、そういうことだ。反射も同じ。熱いからって無意識に手を離すようじゃ、その隙に殺される。なあアイ」

「ま、逆にその反射を利用して早撃ちなんかもしたもんだけどな。ただそいつも、実戦が前提なんだよなあ……」

「べつにケイの肉体改造がしたいってわけじゃねーだろ」

「そりゃ当たり前だ。あー……どう転ぶかわかんねえって結論ばっかで参るな」

「大したことはできねーだろ。……あ? おいアイ、なんなら試すか?」

「そりゃあたしだって考えたけどな、いくら訓練つっても試すなら制限解除だろ? こっちはともかく、ケイのアレを使わせるとなるとディが納得しねえよ」

「手持ち、何枚だ?」

「あたし個人って意味かよそれ……」

「ちょっと、またわからんこと言いだして」

「うるせえ。……は? おい、おいおい待て、メイリス。ちょっと聞くがお前、まさかディに対するカード持ってねえの?」

「はい?」

「本気で馬鹿だこいつ。オレ、こいつが班長っての不満だぜ」

「上官を動かすカードを最低でも二枚くらい用意しろよ。おい、こっちの話聞いてんだろ? お前だって持ってるよな?」

 近くのテーブルに声をかけると、苦笑して首を横に振られた。ほかのテーブルにも視線を向けるが同じような反応だ。

「……おいセツ、新事実だ」

「ああ、間違いない。軍部の質が落ちたと言われるゆえんはこの辺りにありそうだぜ」

 お前らが異質なんだと、あちこちで声が上がった。もちろんそんなことは承知の上だ。

「ま、こっちの手持ちは三枚だ」

「被りがあるにせよ、オレは四枚。エースは最初っから隠しておくとして、クイーンかジャックにしたいだろ。できるかよアイ」

「あーその辺りの微妙なライン、難しいんだよな。カード持ってても、いつ切るかによっちゃ無意味になることだってある。エース切ればほかのカードはがらくた同然だぜ?」

「そりゃ好きにしろよ。試すのもアイがやりゃいいじゃねーか。オレは、まあ、……あー、止めといた方がいいんだろーな、やっぱ」

「ジェイにも相談しといた方がいいか?」

「いや、ジェイならたぶんオレと似たような反応するはずだぜ」

「それもそうか。セツとジェイって似てるもんな、考え方とか」

「当たり前だろ。生きてた環境が似てるんだからな」

「ま、そうだな。オーケイ、少しディに打診してみるとするか」

「じゃあメイリス、ご馳走さん」

「――ええ!?」

「先上がるからな」

「おっと待ってくれ、オレはディに酒を買ってく。慰労ってやつだ」

「だったらあたしも一本買ってくか――おう気にするなメイリス、こいつだけは自分で買うさ」

「もうヤだ……」

 何故かメイリスは半泣きだった。


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