〈二四人の聖騎士〉
◆〈二四人の聖騎士〉(トゥエンティフォー・ホーリーナイツ)とはロウォンニダ王国の最強戦力であるSRクラスの〈大いなる騎士〉シリーズである。全部で以下の二四機によって構成されている。
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◆これらの機体は再生歴四二〇年に、ロウォンニダ王国初代王・ウィリアン=ウィルキー=コリンズⅠ世の武芸の師にあたる『深い青谷の
◆機体は同一設計であり、基本的な機体構成は概ね下記スペックで共通している。
・乗員:一名(複座型改修を行えば最大四名可能)
・全長:一八メートル(伸長変形時:二二メートル)
・全幅:六メートル
・全高:四メートル
・空虚重量:一八 . 四トン(SSRクラス改修時:七トン)
・機内燃料重量:三〇〇キログラム
・ペイロード:五〇万キログラム(SSRクラス改修時:一億トン)
・機体型:骨格使用型(駆動骨格型)
・動力炉最大出力:三億ゼタワット(SSRクラス改修時:四〇穣ヨタワット)
・最大馬力:一六〇〇億馬力(SSRクラス改修時:九垓馬力)
・飛行球総推力(最大値):一億八〇〇〇万キログラム(SSRクラス改修時:一八〇〇正キログラム)
・最大速度:マッハ一二〇〇(SSRクラス改修時:光速水準)
・戦闘行動半径:一〇万キロメートル(SSRクラス改修時:一億キロメートル)
・光学センサー有効半径:一五〇〇万メートル(SSRクラス改修時:三億メートル)
・姿勢制御飛行球数:三八〇〇個(SSRクラス改修時:四万個)
・一級~特一級ハイペリオン合金製部品で機体の過半以上が構築されている。
◆特徴的な機能としては、余剰熱量の排熱、並びに高機動化を果たす為に装甲展開・伸長変形機構を持ち、若干の改修を施せばSSRクラスに移行可能である他、
◆『竜狩りの意志』とは、機体内部にある『深い青谷の老爺』の遺体から発せられる特殊な波動エネルギーを利用した戦闘システムで、基本的に不死である
◆『竜狩りの意志』を起動させた〈二四人の聖騎士〉は、様々な不死・超再生能力を機能停止させる特殊な波動エネルギーを放出し、更には短時間の時間停止、局所的な時間遡行を行なう事が出来る様になる。
◆ただ『竜狩りの意志』の問題点は、搭乗している〈血統騎士〉を悪竜や魔物、または不死なる絶対者との戦闘に最適化させる為、闘争本能を極端に激発化させ、その精神を強制的に戦闘のみに向かわせる点にある。
その為、戦闘経験が浅い、意志力が弱い〈血統騎士〉が『竜狩りの意志』の発動環境下に置かれると、闘争本能を暴走させた挙句に自我を失い、精神崩壊を引き起こす危険性が高い。その為、そういった事態を事前に回避する為に、機体に搭載されている〈人工魂魄〉は一定水準以上の実力を持つ〈血統騎士〉(もしくは精神汚染被害を受けない特異体質の持ち主)以外を自らの主として認定しない様に構築されている。
◆また『竜狩りの意志』は、ERクラス・OR/CRクラスの〈大いなる騎士〉、そして妖精機、破壊神や魔神、死の概念がない存在、超越的絶対者と対峙した際にも反応し、超光速移動能力や特殊能力を弱体化、阻害し、更には死の概念を付与する特性をも有している。
◆その為、〈二四人の聖騎士〉はエウロペロ・オヴェル空域の中で唯一ERクラス・OR/CRクラス・神々を撃破し打ち倒した戦績を有しているSRクラスシリーズであり、その為、空域最強の〈大いなる騎士〉との呼び声が高い。
◆ただし通常のSSRクラスの〈大いなる騎士〉相手には『竜狩りの意志』は発動される事はない為、不利になる事が多い(中には〈人工魂魄〉と高く精神同調し、『竜狩りの意志』を恣意的に展開する事が出来る〈血統騎士〉もいる。そういった場合はそれらに不利になる事はない)。
◆長年に渡る改修・改造の結果、可変機構を備えた機体も存在する。そういった機体は全長・空虚重量が他のシリーズと大きく異なっており、外見も同一シリーズとは思えない程に変貌している。
◆機体の多くは、空域五大騎士団の一つであるロウォンニダ王国第一正騎士団〈幻想紅十字(ファンタジア・カーマインクロス)騎士団〉所属騎士に授与されている事が多い。
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