ロウォンニダ王国

◆ブリタリオン超大陸東部に位置する、国力・人口・国土面積・軍事力において大陸最大最強の国家である。政体は国会主義的立憲君主制度を採択している。主要産業は第三次産業。表現の自由を保障している。また積極的に異世界転生人・召喚人を保護している。首都はニューロンドン。


◆国土面積は一𥝱じょ三〇〇〇垓平方キロメートル。総人口は五兆三〇〇〇億人。


◆国名の由来は、ウィリアン=ウィルキー=コリンズⅠ世が冒険に使用していた飛空艇ロウォンニダ号にちなんでいる。


再生レナトゥス歴四二三年に、異世界転生人であるウィリアン=ウィルキー=コリンズⅠ世によって興される。彼の仲間であった六名の人物が以下の六王家を築き、王位を継承している。


・ファーストエッグ家 ・サンシャインミルク家 ・レインボーパスチャー家

・ムーンライトクリフ家 ・レッドスノー家 ・ホットリバー家


◆国会主義な為、王権は弱い。また王位継承者に性別の括りもなく、国民の中から無作為で選ばれた代表者六名によるくじ引きで選ばれる。王位継承者の業務は形式的な内閣閣僚並びに新規成立法の承認、並びに各種レセプションのホスト、国内の慰問、海外友好親善特使である。


◆ブリタリオン大陸で初めて国会主義的立憲君主制度、そして第三次産業を基軸とした経済システムを確立した国である。更に異世界転生人・地球世界出身の異邦人を積極的に保護し、表現の自由を保障した結果、大陸全土から優秀な人材・豊富な物資・莫大な資金が集中。それらを保護する為に結果的に強大な軍事力を有する事になる。


◆議会は両院制を採択している。議席数は下院六万五〇〇〇議席。上院六万四八〇〇議席。構造は下院優位である。


◆その強大な軍事力の庇護を求め、領土紛争に明け暮れ、そして強大な魔物の存在に頭を悩ませていた大陸の中小勢力はこぞってロウォンニダ王国と同盟関係を締結した。最終的には一体化が進んで領地の全てを王国に提供する事に至った勢力も数知れず、それがロウォンニダ王国に大陸最大の版図をもたらす事になった。その為、ロウォンニダ王国は侵略戦で領地を獲得した事が歴史上一回もなく、大陸はおろかエウロペロ・オヴェル空域でも非常に珍しい国家形成の道を辿っている。


◆使用言語は東部ブリタリオン語。通貨はキングスポンド。


◆陸軍総兵力二五億人(〈血統騎士〉兵力一億人/〈大いなる騎士〉搭乗騎士三億人)。空軍総兵力八〇億人。兵制は志願兵制。要塞型戦艦四隻保有。


◆気候は西岸海洋性気候。しかし北部地域は若干ながら亜寒帯湿潤気候に入っており、冬季の降雪量が多い傾向にある。


◆空域五大騎士団が一つ、ロウォンニダ王国第一騎士団〈幻想紅十字(ファンタジアカーマインクロス)騎士団〉を擁している。

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