浮遊円筒都市
◆浮遊円筒都市(キュリンドルス・トリプリドー・ウルベム/キュリンドルス・コローニア)とは、神代歴時代に作られた、円筒形をしている空に浮かぶ人工都市である。単にキュリンドルス、またはコローニアと呼称される事が多い。
◆全長三万キロメートル×直径五〇〇〇キロメートルの物が多い。ちなみにそれよりも大きかったり、遥かに小型の物も存在する。
◆謎の物体『流体オリハルコン』と『軟性メタクリスタル』で作られており、現代においても解明不明な機構/構造を持っている。
◆内部は人工重力が発生しており、豊富に水が循環し、非常に空気が清涼な事で知られている。とても人が暮らしやすい環境が整っている。
◆エウロペロ=オヴェル空域では長距離航路の中継地/補給地として盛んに用いられている。また都市国家として独立している所も数多い。中には首都になっている物もある。
◆主に外光を受け入れる開放型と、完全に遮光し、内部照明で昼夜を再現している密閉型が存在している。何故その様に二種類の物が作られたのか、その理由については一切分かっていない。
◆中には両者の特徴を持つハイブリッド型もあるが、これも何故作られたのか不明である。そして巨大な破壊力を持つ高エネルギー砲台を内蔵している円筒都市も存在し、そういった物は国家間で争奪戦になる事も多い。
◆一都市当たり、平均する約五〇〇〇万人が暮らしている。無論、それよりも少なかったり、遥かに多くの人々が住んでいる都市もある。
◆地面に落下した物も多く、それらを元にして築かれた都市も同じく浮遊円筒都市と呼称される。それらの都市では、都市残骸を工業資源として活用している。特に流体オリハルコンはハイペリオン合金の加工に不可欠な触媒の一つな為、結果、それらの都市ではハイペリオン合金の加工製造業が盛んになっている事が多い。
◆円筒都市を浮遊させている重力制御機構の影響で、都市を中心とした半径約五〇〇万キロメートル以内の空域は無重力状態になっている。
◆現在、空域では約三〇億もの浮遊円筒都市が確認されている。
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