外法3 威圧、萎縮、ストレッサー
個人経営の回転寿司店「美味い鯉」。その店の右奥の向かい合いの席には、悪の権化たる、はた迷惑追求所の幹部たちが日夜集う。今日も今日とて悪知恵を働かせ、世界を恐怖と絶望に貶めようと企てるのだ。
「これから大事な取引先との会議があるんで、帰っていいっすか?」
ここ最近、幹部会議をサボり気味だった首領は、会社帰りを17姫に見つかり、結局引っ張って来られたのだ。会議途中で逃げ出さないように手錠を両手両足に嵌められているが、決して彼にそっち系の趣味があるわけではないのである。断じて。
「今回の悪事だが、ネットで興味深い記事を見つけたんだ。」
ミスターワイズマンコォォォゥは足元に置いていたカバンから印刷したA4サイズの紙を他の幹部達に渡す。首領はそれを受け取ろうとしなかったので、仕方なく、シャリを一粒二粒摘み、糊代わりにして彼の顔に貼り付けた。
「ポケベルが 再び人気 急上昇?」
「違う違う。でかい見出しじゃなくて端のその他の記事のところ。どこに目をつけてんだよ…甲殻類でもすぐに見つけるっつーのにぶつぶつぶつ…。」
コピー紙を皆に見えるように持ち、目当ての記事を指す。各自貰った紙に目を通し、ようやく辿り着くと、納得したように頷いた。
「オイゴラァ!最近では、老若男女問わずに周囲からの圧力に弱く、ストレスを溜めやすい…ってクソ面白そうじゃねーのゴラァ!」
「だろう?この記事が真実であれば、やたらめったら色んな人間に圧力をかけて萎縮させてストレスを溜め続ければ、声の大きい人間はいなくなり、過剰ストレスで体調不良者も多数。病院が機能を麻痺させ、そこに、はた迷惑追求所が悪徳医院を開けば、患者は救いを求めて我らの意のまま。組織の活動資金も潤沢するからすばらしい作戦になるのではないかな?」
自信満々に語るミスターワイズマンコォォォゥの作戦を聞き、一同(首領は除く)立ち上がって拍手を送る。ミスターワイズマンコォォォゥは、お辞儀をしながら手を振って賞賛の声に満面の笑みで答えた。
「オイゴラァ!この作戦、俺に任せてくれねえか?舎弟に丁度適役が居んだよ。」
ふん、と鼻息を噴出し、オイゴラァが作戦の司令塔の役目を名乗り出た。オイゴラァの舎弟=部下には、気性が荒く、彼同様に見かけや言動が威圧的な人物が多いことは、他の幹部も知るところだったので、彼の立候補に反対するものは居なかった。
「では首領 送り出すため 掛け声を。」
「それやったら帰っていいっすか?」
新幹部の選任など、まだまだ首領にはやってもらうことがあったので、17姫は黙って首領の口にイクラ巻きを突っ込み、立ち上がった。
「首領殿 咀嚼で忙し それ故に 私が代わって 任を渡すぞ!」
17姫がオイゴラァに人差し指を向けると、オイゴラァは待っていたと言わんばかりに立ち上がって、不恰好なOKの手サインを作った。
「おっけぇ~にょ!」
パンツから千円札を取り出し、テーブルの端に置いて、覆面の巨漢は店を後にした。
「イクラ美味しいんで、帰っていいっすか?」
「おかわりを 食べて気持ちも お変わりを。」
「むぐぐぐぐぐぐ。。。。。。。」
ここは、肩叩き県南部にある
「ウソダロォ!?レジの前におにぎり温めるかどうか聞けよォ!?」
「すっ、すみません!レジ操作しなきゃと意識しすぎて…。」
「ウソダロォ!?つーかさぁ、その手汗、お客様に失礼だと思わないのォ?買おうとしているものが、お前のクッソ汚い脂塗れになったら、不快にならないィ?商品受け取る前に清潔なハンカチ用意するなりしておけよォ愚図ゥ!」
新人は、覆面男の圧力に押され、目に涙を浮かべて俯く。そんなのおかまいなしと覆面男は新人を責め続ける。
「ウソダロォ!?涙流してるんじゃないよォ!その涙でレジ台が汚れちゃうだろォ!?お前、うちの店潰す気なのォ!?」
「…ハンカチ…。」
「あはぁん!?」
「ハンカチ…のことは、せ、説明されてな…。」
「ウソダロォ!?しなくてもそれぐらいは当たり前にやれよォ!お客様への思いやりだろォ!?なぁに?君はいちいち言わなくちゃ何もできないマニュアルロボッツなわけェ?AI搭載して学習させないとなぁ~んにもできないんだァ~?ふぅ~ん?」
「…すみませ」
「ウソダロォ!?さっきからすみませんすみませんって、謝れば済むと思ってるのォ~?謝っておけばその場はそれで良いとか思ってるんだァ?」
「違っ…そういうつもりは…」
二人のやり取りに客は呆気に取られて固まった。客を待たせていることにも気付かず、容赦ない指導という名の刃が新人に襲い掛かる。
「ウソダロォ!?それで、袋は出さないんですかァ?手で持って帰れってェ?」
「…ふ、袋なくてもいいですかってき、聞いたらいいって…。」
「ウソダロォ!?そんなん聞かれたら誰だって遠慮していらないって言うわァ!それを客の意思ってしちゃうわけェ!?信じられないィ!」
「で、でも、他の先輩は、そういうのは自己判断でって…。」
「ウソダロォ!?自己判断が許されるのは、研修終了からだからァ!なぁにィ?君、新人の癖に先輩である俺の忠告が間違ってるって言いたいのォ?ほぉぉぉん?俺の忠告よりも正しい判断ができるんだァ~?なら君今すぐにでもバイトリーダーにでも店長にでもなってさぁ~お店が儲かるようにやってみたらいいじゃないかァ!もう君に誰も何も言わなくても、君は優秀みたいだから上手くやってくれるんだろうゥ??」
覆面男の言葉にとうとう涙を堪えきれずに新人は店の奥へと引っ込んでしまった。覆面男は満たされたように笑みをこぼし、固まっていた客の荷を作る。
「お待たせしました!右も左も分からない新人だったもので時間を取らせてしまい申し訳ございません!」
覆面男は深々と頭を下げ、料金を伝える。客は、覆面男の態度の切り替わりの早さに戸惑いながらも、財布からお金を取り出した。
「すみません、10円玉が貯まっちゃって。申し訳ないんですが、細かくてもいいですか?」
客がお金を出す間、終始笑顔を貫いていた覆面男の表情から、明るい色が一瞬にして消え去る。眉を吊り上げ、鋭い視線を送り、レジ台に勢いよく両手を叩きつけた。
「ウソダロォ!?お客様ァ?いや、クソ客ゥ!申し訳ないと思うなら、初めから小銭なんて出さねぇよなァ?つまり口先だけで申し訳ないなんて微塵も思ってないだろォ?」
「いっ、いや、そんなつもりは…」
「ウソダロォ!?そんなつもりがあるから、何の恥じらいもなく小銭で支払いなんてできるんだろォ?今は客足そんなにないからいいけどなぁ、繁忙時間にやられたら、小銭を数える手間が店員に掛かるだけでなく、レジ待ちのお客様にすんげー迷惑なわけェ!アーユーオーケー?」
「す、すみませんでした…。」
「ウソダロォ!?お前も謝れば済む系人種ゥ~?本当にすまないと思うなら、ここに来る前に銀行で両替してもらって来るなり、初めから数えやすく金額丁度に支払いを済ませる努力をしろよォ?このモンスターカスタマーァ!」
「…はい。」
客は、小銭をしまってお釣りが計算しやすいように支払いを済ませると、レジ袋を持って足早に出て行った。客の不愉快そうな表情に一層満たされた様子の覆面男。他のバイトの人間にレジを任せて雑誌コーナーに向かう。雑誌コーナーには、覆面男よりも一回り大きな体格の別の覆面男が、少女漫画雑誌を立ち読みしていた。オイゴラァである。
「オイゴラァ!人間萎縮ストレス作戦、順調じゃねえかよ、ウソダロォ!」
「ふへへ、兄貴が直々に視察に来てくれたんすから、気合も入りますってェ!」
そう、このコンビニで働く覆面男の正体は、オイゴラァの舎弟…部下で、今回の任務の実行隊長として任された、圧力怪獣ウソダロォだったのだ。手始めに、自分が働くコンビ二の上司、部下、客問わずストレスを与えつつ萎縮させ、このコンビニをはた追の支配下に置こうとしていたのだ。
「オイゴラァ!お前の腕があれば、3日でここの制圧は余裕だろゴラァ!俺が帰っても手ぇ抜かずに全力でやれやゴラァ!」
「おっす!勿論でさァ!」
このままでは、24時間住民達の味方たるコンビニが悪の巣窟と化してしまう。それだけではない。そこで人々の笑顔のために働く店員さん、店を快適に利用するお客さんがストレスで健康を害し、声の大きな人間の言う通りに動くだけの操り人形となってしまう。人民皆傀儡の恐怖が我々の平穏を脅かそうとしていた、その時だった。
「そこまでだ!」
「!?」
「オイゴラァ!誰だ!!」
オイゴラァとウソダロォは、声の聞こえた店の前の駐車場に出てみる。すると、そこには厳つい兜をかぶり、マントをはたつかせてカップラーメンを啜る一人の男が店の外壁に寄りかかって立っていた。
「オイゴラァ!誰だてめえは!!」
男は、カップ麺のスープまでたいらげ、ご馳走様と感謝の言葉を口にして、お箸と容器を燃えるゴミの箱に入れた。口元を拭い、右手の拳をオイゴラァ達の方に突き出す。
「成長には適度なストレスも必要。しかし、過剰な圧力をかければ、新芽は縮こまり成長は愚か枯れ果てる。飴と鞭を適度に使い分け、明日のスペシャリストを育むが吉!私は、キャプテンチップ!初めて経験したアルバイトは、自動車のタイヤの溝に固まって嵌った泥をへらで地道に取り除く、汗水流しての重労働!キャプテン、チップだっ!!」
名乗り口上を聞いたところで、オイゴラァはこめかみ付近に血管を浮かべながら、顔を真っ赤にしてキャプテンチップを睨んだ。
「オイゴラァ!てめえがあのキャプテンチップかゴラァ!丁度良い、この場でぶっ潰してやるぞゴラァ!やれ、ウソダロォ!」
「ウソダロォ!?任せて下せェ!!」
ウソダロォは、オイゴラァの前に立つと、コンビ二の制服を脱ぎ捨て、紫パンツ一丁の姿になった。腹筋は幾重にも割れ、胸筋、背筋は日の光になぞられて美しく輝いている。
「ウソダロォ!?いかがわしい風貌で正義を名乗る偽善者がァ!俺が教育的指導を施してやるゥ!!」
ウソダロォが走り出す。キャプテンチップを攻撃の間合いに捉えると、右腕に力を込め、目一杯に拳を打ち付けた。紙一重ながら左腕でそれを防ぐキャプテンチップ。しかし、二撃目となる左足からの蹴りを交わすことができず、その衝撃で後方へと吹き飛ばされた。
「ウソダロォ!?その図体は見掛け倒しかよォ!!俺が強過ぎるってのもあるだろうけど、お前そんなんでヒーロー名乗ってんのォ?恥ずすぎッ!!」
仰向けに倒れたキャプテンチップは、ゆっくりと上体を起こして立ち上がり、口元を拭って再び身構えた。実力を見せ付けたのに懲りないな、と言わんばかりに呆れた様子のウソダロォだったが、完膚なきまでに叩きのめす楽しみができたと口元を緩め、再びキャプテンチップに向かって走り出した。途中で勢いよく跳躍すると、キャプテンチップ目掛けて跳び蹴りを放つ。
「死ねぇぇぇぇぇェ!!!!」
「!!」
跳んできたウソダロォに対し、キャプテンチップは何故か両腕を広げて迎え入れる体勢に入る。速度の問題で避け切れなかったからなのだろうか、ウソダロォには彼の行動の目的が理解できなかったが、自分の力に絶対の自信があったため、中断せずにそのままキャプテンチップに突っ込んだ。誰もが被弾したキャプテンチップの命の危険を案じただろう。攻撃を放ったウソダロォでさえ、技が決まった瞬間、勝利を確信した。その確信は驚愕へと変わる。
「ウソ…ダロォ…!?」
ウソダロォの伸ばした足は、キャプテンチップの腹筋に阻まれていた。否、腹筋というのは正しいかもしれないが、我々の目に映った光景はそんな優しい解釈で留まるものではない。よく見て欲しい。腕だ。キャプテンチップの腹部から盛り上がった二つの手腕。それがウソダロォの強力なマグナムキックを受け止めていた。
「キャプテンストマックエイク!まさに片腹痛いわ!!」
説明しよう。キャプテンストマックエイクとは、鍛え抜かれて抜かれ過ぎたキャプテンチップの腹筋に、正義の心から発する筋肉ホルモン、ジャスティセナリンが生成・供給されることで、体構造を一時的に変化させ、硬質な二手腕を腹部に生み出し、あらゆる衝撃を吸収し、無効化させる、正義の生体防御なのだ。決して地球外から飛来してきたNASAにマークされている侵略宇宙人ではないのだ。
「ばっ、化け物ぉぉぉォーーーーー!!!」
「次はこちらの番だ、馬鹿者!!」
キャプテンチップは、掴んだウソダロォの足を引き寄せ、ウソダロォをお姫様ホールドする。お姫様ホールドとは、お姫様抱っこをしつつ、相手の腕と足を抵抗できないようにがっちりと抱きしめて固める封印奥義の一つなのだ。お姫様ホールドによって手足の自由を奪われたウソダロォは、顔を振りながら必死に抵抗を続けるが、キャプテンチップはお構い無しに攻撃を始める。
「ぐううう!!!離せェ!!!!」
「甘美なひと時に酔いしれろ!!必殺、チップゆりかご!!」
赤ん坊をあやす母親の如く、キャプテンチップはウソダロォを抱えたまま両腕を激しく左右に振り、自身のテーマソングである「キャプテンチップ讃歌」を美声と共に大声で熱唱し始めた。
「オイゴラァ…な、何やってんだあの野郎…?」
「キャプテェェェ~~~~ン♪チップゥゥゥゥゥ~~~♪キャプテェェェェ~~~~~~ン♪」
茫然と目の前の光景に立ち尽くすオイゴラァ。キャプテンチップは周りの反応も気にせずに腕を動かして声を張り上げる。するとどうしたことか、初めのうちは激しく暴れて抵抗していたウソダロォが、次第に瞼を下げ、最後には指をしゃぶって眠りついてしまった。キャプテンチップは起こさないようにそっと彼を店内に運び、店員控え室の座敷に寝かせてから外に出て戻ってきた。
「チップゆりかご、どんな猛獣も母性には抗えない!さあ、次はお前の番だ、ビキニアーマー!!」
「オイゴラァ!誰がビキニだゴラァ!スポーツパンツだゴラァ!ふざけやがって!!臨むところだゴラァ!!俺が直々にぶっ潰して…」
オイゴラァが顔を真っ赤にしてキャプテンチップに向かって走り出そうとした時だった。オイゴラァのパンツからロック調の音楽が鳴り響く。オイゴラァは慌ててパンツの中をまさぐり、スマホを取り出して、画面に触れ、耳に当てた。どうやら着信があったようだ。
「もしもし、佐藤です。あっ、山本さん?どうしました?えっ?…えっと、今日は…。」
バツが悪そうにキャプテンチップの方を見やると、キャプテンチップは白い歯を見せて素敵なスマイルを返してくれた。オイゴラァは眉を震わせながら、諦めたように電話の相手に返事をする。
「今日は大丈夫ですよ。今から向かいますので、それまで商品補充とか宜しくお願いします。はい。はい。それでは失礼します。」
向こうの声が聞こえなくなったのを確認して、電話を切り、スマホをパンツに戻すと、オイゴラァはキャプテンチップに背を向けた。
「オイゴラァ!急な欠員で、休日返上して行かなけりゃならなくなっちまった。てめえとの決着はお預けだゴラァ!!」
オイゴラァは近くに止めていたスクーターに乗ってヘルメットを被り、ライダースーツを着用すると、その場を去っていった。
「職場の仲間を思う行動。ビキニアーマー、君の体にも間違いなく正義の心が宿っている!!」
コンビニに入ってツナマヨおにぎりとミニパックのコーヒー牛乳を買って帰るキャプテンチップ。果たして、キャプテンチップはオイゴラァの中に見出した正義の心を呼び起こすことができるのだろうか。明日の行方を知るのは、正義を愛する光の神とお天気お姉さんだけなのだ。
「今日部活の練習試合で別の高校に行ったんですけど、その帰り道に覆面を被った男の人が店員をしているコンビニに寄ったんですよ。そしたらその覆面のおじさんが新人さんかな?厳しく指導してたんですけどね、最後に必ず『君のためだから』とか『君に期待しているんだよ』とか優しい眼差しを向けてくれていて、新人さんのほうも落ち込みながらも次頑張ろうって感じで、見ててなんだか胸が熱くなりました!」
朗らかな声で回転寿司屋の看板娘である千佳が幹部たちに話しかける。千佳が持ってきたトロの握りを口に運びながらも、幹部三人は暗い表情のままだ。
「あれ?みなさん浮かない顔をしてますが?あっ、もしかしてまた任務に失敗したとか?」
無邪気な笑顔が彼らの図星にズボシと刺さ…いやなんでもない。千佳が語る覆面男とは、恐らくもなくウソダロォのことである。キャプテンチップの活躍ですっかり改心した彼は、今では厳しくも憧れるスーパーコンビニ店員へと変貌を遂げたのだった。
当然ながら、任務遂行を名乗り出たオイゴラァに、17姫とミスターワイズマンコォォォゥの厳しい視線が注がれる。
「オイゴラァ!今回はたまたま運が悪かっただけだっての!次こそはあの、キャプテンチッポとかいう抜かし野郎をこの俺の手で…!」
「キャプテンチップだろう?体はゴリラの癖に鳥頭かよ…ぶつぶつぶつ。」
「ともかくも 次の失敗 許されぬ。」
「オイゴラァ…分かってるよ。悪の幹部に二度目はねぇ!!」
険しい表情のまま、千佳が持ってきた自分の分の皿を一気に平らげるオイゴラァ。彼の瞳の奥には、打倒キャプテンチップに燃える闘志が火花を散らしていた。果たして、次なる一手はどんなものになるのか。彼らの野望はまだまだ止まるところを知らない。
☆次回予告☆
打倒キャプテンチップに燃えるオイゴラァが掲げる次なる作戦は、何でも質問屋による質問乱舞。答えども答えども問いかける際限のない無限ループに、世の人々は質問に答える気力を失い、やがてコミュニケーションができなくなってしまうのだ。人間総コミュ障計画を企てるオイゴラァの前に、果たして我らの救世主は立ち上がるのだろうか。
次回、救え!人助け研究所 外法4 GGRKS を待てっ!!
☆ーーーー☆
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