第13話 告白

 夕方、如のもとに、今から行ってもいいかと、是俊から内線があった。昼食も一緒にとったのだし、残業の人間しかいないこんな時間に一体何の用だろうかとも思ったが、確認するまでもないと思い直し、如は気安く応じた。

 受話器をおいて、窓の方へ目を向ける。秋の空は変わりやすいというが、まだ夏も終わりきらないこの時期、夕立と呼ぶには遅すぎる大雨が降り出し、いつの間にか雷鳴まで聞こえ始めた。

 数時間前の別れ際、是俊は思いつめた様子で急に手を握ってきた。驚いた自分に何かを言いかけ、慌てて手を離した。常にスマートに、器用に立ち振舞っている是俊とはまるで別人のように落ち着きのない様子だった。

 部屋でキスをした時も、是俊からはやはり緊張しているような気配を感じた。しかし幼い程の強引さで抱きしめられ、触れられた時、いつになく胸が震えた。自分にはないようなひた向きさが少しだけ愛しく、羨ましく感じられた。こんな風に必死に求めることが自分にもできていたら、あの朝のようにはならなかったのかも知れない。

 焦りなのか躊躇いなのか、めちゃくちゃに突き進む制御できない衝動に身をおいても、是俊は、その愛撫は驚くほど優しかった。如、と切なげにこの名前を呼んだ是俊の声は、彼の思いを代弁しているかのように愛しげに響いた。しかし明け方隣の部屋からは、涼の切なげな声が聞こえた。押し殺したその声と物音に気づいてからは眠ることができなくなった。

 あの日から一週間、是俊から何の連絡もなかったことに、如は安堵しても失望してもいた。やはり自分ではなかった。そう考えることは、寂しくて苦しくもあったけれど、それ以上思い悩む必要はないという意味で如を安心させた。もう終わったことと、いつか忘れていくことと、如にはそう思うことができた。

 ブラインド越しの暗い空。時折閃く光が、都会のネオンさえ力なく見せる。如は子どもの頃から、夜の雷を見るのが好きだった。夜の雷は、闇と静寂の中で昼の何倍もの迫力があり、美しくも怖くもある。遠くに近くに閃く光が無残に闇を引き裂く時、その絶対的な力に如の胸は震えた。

 「如さん?」

 軽いノックに、聞きなれた声が続く。

 「どうぞ。もう、誰もいないから……すごい雨だね」

 如は手元の書類をまとめると席を立ち、窓辺に寄って、電動式のブラインドを全開にした。

 「ちょっと、電気消してくれる?」

 「電気?」

 「そう。綺麗だよ。一面のスクリーンで雷見るの」

 是俊は言われた通り、壁のスイッチを押した。暗闇の中では、雨音がいっそう激しく聞こえるようだった。

 「ほら、そこ、光った」

 子供のように窓に張り付いて、如は時折空を翔る光を探している。是俊は、そんな如をしばらく黙って見つめていたが、やがてゆっくりと歩みより、背後からそっと抱きしめた。

 「是俊くん?」

 如は一瞬だけ身を強張らせたが、それ以上の抵抗はせず、肩越しに是俊を見つめた。是俊は如を抱く腕に力を込め、癖のない如の髪に顔を埋めた。そして

 「如さんが……如のことが、好きなんだ」

 静かに、けれどはっきりとした声でそう告げた。

 「それで……」

 如に驚いた様子はなく、顔を窓の方へ戻しながらため息をついた。

 「涼くんは、どうするの?」

 如が再び振り向いた瞬間、その瞳には一瞬の閃光が潜んでいた。続けて、瞳の奥の輝きが破裂し、如の青白い顔をぱっと浮かび上げる。穏やかな如の眼差しに、時折見え隠れする炎の揺らめき。是俊は陽炎が燃え上がる一瞬を目前に見届けた。

 試されているのではない。ただ、問われているのだと、是俊は理解する。如は、是俊が考えている以上に、遥かに真っ直ぐで、そしてきっと、何より一途な人間なのだろう。

 沈黙を裂いて、雷鳴が轟く。

 「涼とは、別れる」

 自分でも驚くほど明瞭な答えが口をついた。それでも如は、じっと是俊の目を見つめていた。

 「涼は、恋人じゃない。やっと、わかった。俺にとっては、もう、家族なんだ」

 納得しないのか、如は返事をしない。

 「誓ってもいい」

 是俊は、如の細いあごに手をかけた。

 「俺が好きなのは、冴島如だけだ」

 「……」

 眼差しを尖らせるように目を細めた如。それでも、唇はただ是俊のキスを受け入れた。

 是俊はゆっくりと如の瞳を覗き込んだ。

 「好きなんだ。友達じゃ足りない」

 「どうして?」

 如は、感情を読み取らせないじっとした眼差しでさらに是俊に問う。

 「理由が、いるのか?誰かを好きになるのに?」

 是俊はわずかに表情を険しくし、それから如の両肩をつかんで自分と対峙させた。

 「何でもいい。けど、お前が望むなら何とでも言ってやる。何もかも好きだ。そう言えばわかるか?顔も声も体も物の考え方も、仕事してる時もふざけてる時も、二人でいる時も、他の奴らといる時も、たぶん、泣いてても、怒り狂ってても、それでも好きだ。一日中見てたい。一日中傍にいて、ずっと感じてたい。誰かを、こんなに好きになったことなかった。自分でも、飽きれてる……」

 激昂し、最後は消え入りそうな声で呟いた是俊。その手は力なく如の肩から離れ、行き場を探して自らの頭をかいた。

 「ダセーな」

 呟いて、是俊は如から顔を背ける。

 空に閃光が走り、それを追うように雷鳴が響く。如は闇を裂く光にさえ気をとられることなく、ゆっくりと、しかしはっきりとした声で話し始めた。

 「僕は、涼くんには、是俊くんが必要だと思うよ。それに、是俊くんだって、涼くんを、大切にしてるでしょう?僕の入り込む余地なんてないし……いなくなって、失って初めてわかることって、多いから……よく、考えた方がいいと思う。是俊くんが涼くんと別れて、別れてから、誰が一番大切なのかに気付いたら、それで後悔するようなことになったら、僕は、たぶん是俊くんを恨むよ。そしたら、みんな、不幸になる」

 「涼は、本当に、そういうんじゃないんだ」

 是俊は如の目を見つめ、きっぱりとそう断言した。

 「もう……そういう対象じゃない。例えば、涼に誰か好きな相手ができても、あいつが家を出て行かなきゃいけないとは、俺は思わない。もちろん、あいつ自身が自分の意思でそうしたいって言うなら、止めるつもりはない。だけど、一緒に暮らしてるのは、別に、愛してるからとか、ずっと一緒にいたいからとか、そういう気持ちからじゃないんだ。涼は……あんまり家族とか、そういう環境に恵まれてなかったら、だから俺の傍は、たぶん、あいつなりに居心地がよかったんだと思う。俺も、あいつを可愛いとは思ってた。でも、それは、如を好きだと思うのとは、全然違う」

 合理主義的過ぎて冷たいとか、軽薄だとか、是俊に対するそういった評価があることも如は知っていた。それでも、是俊の、少なくとも今の是俊の言葉は、彼を中傷する誰のものより誠実で、真摯だった。

 如はふと是俊に背を向けた。

 「僕には、是俊くんと涼くんのことは、よくわからない……」

 「如」

 「でも、是俊くんの気持ちは、わかったから」

 突き放すような気配を漂わせる背中。それはどういう意味なのかと、是俊は如の肩に手を置いて

 「俺は、如の気持ちを知りたい」

 見えない如の表情を思いながら、つとめて冷静にそう言った。

 「如」

 咎めるような声に、如は振り向き、是俊の眼差しの中で小さく微笑する。それは、彼が時折見せる、雨後の花に似た、可憐な表情だった。

 「僕は……待つよ。誰かの、幸せを壊してまで、是俊くんが欲しいとは思わない」

 けど……如は、苦しそうにも見える表情でかすかに視線を落とした。

 「けど?」

 是俊は如を促した。何もかも、失ってもいいと思ったのも本当だった。如の傍に、いつまでも穏やかな関係のまま留まれる気はしなかったから。それなら、この手で勝ち取るか、この手で……壊してしまうほうが余程いい。どうせ、いつまでももたない。是俊は、そう悟っていた。

 如は口元に微笑の名残を漂わせたまま、ゆっくりと是俊と視線を重ねた。

 「僕も、是俊くんが好きだよ……。だから、考えて欲しいんだ。涼くんのことも、是俊くん自身のことも。それから……僕とのことも。誰も何も後悔しないように」

 「如……」

 「焦らなくていいよ。僕も、清算しなきゃいけないことあるし」

 思わず如を抱きしめた是俊。その腕の中で、如は笑ったようだった。

 いつの間にか雷鳴は止み、窓の外には初秋の静かな闇が広がっていた。


 約束の場所に涼の姿を見つけた時、篠吹は一瞬、おやと思った。

 「待った?」

 「いえ……俺も、今着いたところです」

 僅かに微笑んで応じた涼は、どこか疲れたような顔をしていた。目元には、うっすらと隈が浮かび、顔色も心なしか優れないようだった。しかしそれに反して、今までにはなかった妙な色気を感じる。

 「まず、食事に行こうか」

 「はい」

 従容と篠吹の言葉に頷く涼。何度となく手をあてて、先ほどからしきりに気にしている襟元から、赤い痣がちらりと見えた。

 (悩ましいな)

 篠吹は涼に気付かれないように微笑し、涼とともに暮らしているという人物に思いをはせた。どんな美女か、あるいは美男子か。後で聞いてみようと、篠吹は涼の横顔を盗み見る。

 夜風は重く、雨の香りがする。空は暗さを増し、今にも雨が降り出しそうな気配だった。二人は篠吹の予約していたスペイン料理店で夕食を済ませ、リュニオンに戻ることにした。レストランについて間もなく雨が降り出したが、店を出る頃にはちょうど止んでいた。雨が上がり、深い灰色をした街。夜風は涼しさを増し、都会の喧騒を優しく撫でていた。いつもは騒がしい大通りさえ、今夜はどこか密やかに、眠りにつくのを心待ちにしているかのようだった。そんな心地よい街の空気は涼によく似合った。篠吹はいつにない幸福感を覚えながらバーのドアを開けた。

 「涼くん自身のこと、話してくれないかな?」

 カウンターの定位置を涼に譲り、それでも篠吹はいつになく満足げな表情でグラスを傾ける。君のことが知りたい、再び涼にそう告げ、じっと物語の始まりを待つ。

 涼は戸惑い、しかしゆっくりと口を開いた。

 「何を、話せばいいですか?……バイトのこととか、話したし、大学行ってないことも言ったし……あと……」

 「今一緒に暮らしてる人のことは、聞いても、いいのかな?」

 篠吹は穏やかな微笑を湛え、興味深そうに涼を見る。涼は、少しだけ困ったような表情をのぞかせたが、

 「もう五年くらいになるんです」

 苦笑を浮かべ話し始めた。

 「両親は俺が四歳の時離婚して、母親は俺を連れて、一年後に再婚しました。俺には、六つ上の兄貴と、三つ下の妹ができて……」

 涼はそこまで言うと不意に沈黙した。

 「順序立ててくれなくていいよ。話したいところだけ、聞かせて欲しいんだ」

 何かを感じたのか、篠吹は柔らかに微笑んだ。涼は小さく頷き、俺は、と少し俯きがちに続けた。

 「家が、嫌で……俺は、家出、みたいなこと、してて、その時、部活の先輩が、先輩を紹介してくれて。その人はもう大人で、一人暮らししてたんです。それで、家に居候させてもらえることになって……いろいろあったけど、結局今でも、居座ってるんです」

 「それだけ?」

 好奇心からか、ちょっとした悪戯心からか、篠吹はグラスを口元に運びながら涼にそう尋ねた。

 もの言いたげな篠吹の眼差しが首筋に向くのを感じ、涼はわずかに頬を染めた。是俊が人目につくような場所に跡を残すことは滅多になかった。それなのに、こんな日に限って、だ。いつの間につけられたのかもわからなかったし、涼自身も着替える時まで気付かなかった。

 「……確かに」

 そう呟いた涼は、言葉によって自分自身の感情を整理しようとしているように篠吹には見えた。

 「その人を、好きだと思った時期もあったし……付き合ってた、ような時もあったけど……今は、たぶん、そういうのとは違う気持ちでいます」

 「と、言うと?」

 「え?」

 涼は傍らの篠吹を見た。余裕さえ感じさせる静かな眼差しは、じっと自分に注がれている。真っ直ぐに、見返すことが恥ずかしくなるくらい、篠吹の目は力強い美しさに溢れ、どんな嘘も簡単に見破られそうだった。涼は戸惑い、何も言えなかった。篠吹は、自分を追い詰めるようなことは言わないし、することもないと、涼はどこかで感じていた。だから、今のような篠吹の問いには違和感を覚え、同時に、怖いとも感じるのだった。

 俺が、と周りを憚るように低い声で篠吹は言った。

 「君を、好きだと言ったのは、覚えてる?」

 「……」

 忘れられるわけなどない。涼は耐え切れず篠吹から目をそらし、それでも小さく頷いた。それを認め、篠吹は小さく笑った。

 「困らせるつもりはないんだ。ただ……君は俺の気持ちを知っていて、その上でこうして付き合ってくれてる。俺じゃなくても、期待くらいしたくなるよ」

 囁きにも似た篠吹の声は、心地よく涼の耳をくすぐった。誰から見ても魅力的な人間に言い寄られて、嬉しくないということはない。涼は、それでも、篠吹の気持ちについて半信半疑だった。

 「俺の両親と姉は、俺が大学三年の時に事故で亡くなったんだ」

 「え?」

 それまでの甘い空気を断ち切って、篠吹は不意にそんな告白をした。顔を上げた涼に、痛みを殺した微かな笑みで応じる。

 「突然だった。本当に。高速道路で、親父が運転していた車にトラックが突っ込んだらしい。一人暮らしをしてたから、もう実家にはいなかったんだけど。毎日じゃなくても、よく顔を合わせて、自分のすぐ傍にいた人間が、突然いなくなるんだ。もう、二度と、会うこともできなくて……。ただ、信じられなかったよ。そんなことが起こるわけがないって、本当になかなか信じられなくて。葬儀が終わってからも、納得なのか、理解なのか、家族がいなくなったことを、何て言うかな、覚えていられなかった。無意識では、何も変わっていない状態で、そういえば最近姉貴からメール来ないなって、普通に考えて、それからはっとするんだ。ああ、そうだ、もういなかったんだ、って。そう気付く瞬間が、一番きつかったよ。まぁ、何でも、そういう辛い記憶は時間が癒してくれるんだけど。亡くなった季節がくると今でも、当時の悲しみを思い出したりする。ほんの、たまにだけどね。それから……もう会えない人が、他にもいるんだ」

 篠吹は無言で涼の視線を導いた。二人が見つめたのは、モノクロームの写真だった。

 「この手の主を、俺は知ってる気がしてた。俺は、きっと、その人にはもう二度と会えないと思う。それに、ずっとそう思ってた。その人の顔も覚えてないし、名前も知らない。どこの誰かがわからないんだ。ただ、すごく印象的な人で、とても、綺麗だった。初めて、君を見た時、俺はその人を思い出したんだ」

 「俺を?」

 目を見開いた涼に、篠吹は黙って頷いた。

 「一目惚れだよ」

 悪戯に微笑んで、篠吹は涼の反応を見守る。

 「でも……それは、俺じゃなくて、昔会った誰かが好きだってことじゃないんですか?」

 力なく、そう聞いた涼に、篠吹はうん、と答えた。

 「初めは、そう思った。でも、今は違うと断言できる。俺が見てるのは、目の前の涼くんであって、夢の中の誰かじゃない。だから、君と会えなくなると……寂しいよ」

 涼には、心身とも逞しそうな篠吹に、寂しい、という単語は不似合いな気がした。顔を上げて、篠吹を見ると、切なくなるような穏やかな目をしている。涼は、でも、と口を開いた。

 「……俺には……よく、わからなくて……。今、一緒に住んでる奴のことはすごく好きで、今でも大切な相手だと思うし、恋人、っていうか、家族だと、思ってるから。けど……ほんとに、もう家族、だから……」

 涼は言い訳じみた自らの言葉に辟易としていた。ままならない言葉に苛立ち、不明瞭な感情を、どこか深い場所に押し返そうと焦ってもいた。自分でも、わかっている……。一日中、是俊の傍にいて、是俊に抱かれて、だからなおさらわかってしまった。

 悲しみも、焦燥も、全てを悟りきったように見える篠吹の深い眼差しは、涼を誘う。

 ずるい、と理性的に非難しながらも、乗せられたいという衝動が、涼の中で全てに勝った。

 「俺も、会いたかったです」

 篠吹の瞳が、わずかに見開かれた。初めて見る篠吹の表情に力を得、涼はもう一度繰り返した。

 「篠吹さんに、また会いたかったし、これからも……」

 篠吹は涼の思わぬ告白に驚いたようだった。そして嬉しそうに、しかしどこか照れくさそうに微笑した。

 「ありがとう」

 「……」

 自分の思いを告げてから、涼は急に気恥ずかしくなって俯いた。思わず口走った、というより、本当は……この為に篠吹に会いに来たのではなかったかと自問する。どうしてだろう。認めるのが、怖かった。

 認めて、打ち消して、それでも消えなくて、何度となく疑った、自分の気持ち。それでも、篠吹に会いに来たことは、何より明白な答えだった。

 そんなことを考えていた時、

 「ああ」

 と呟き、篠吹が目を細めた。

 「篠吹さん?」

 篠吹はカウンターの誰にも気付かれないようそっと、指先で涼の手に触れた。

 「これが、君の手だ。いつでも、会える」

 小さく囁いて、涼の瞳に笑いかける。

 「涼くんに後悔させたくないんだ。どんな答えを出すにしろ、よく考えて欲しい。俺なら、いくらでも待てるから」

 涼は静かに頷いた。

 お互いの気持ちは、もうわかっている。それでも、何も壊さず新たなものを手に入れることの出来る術を、篠吹は知っていた。そしてそれを、涼にも知って欲しかった。

 こんなに、誰かを好きになったことはない。篠吹は、記憶の人影に別れを告げようと、不意に思う。

 二人はそろって壁の手を見つめた。

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