第4話 自由じゃん。

気づくと車内に人は増えていた。


距離にして約180Km

考える余裕がやっと、少しだけできた。




車内が狭くなってきたので

私は適当なところで流れに身を任せ下車した。











これでもかというほどの晴天

私を歓迎してくれているようにも感じた。


「自由じゃん...」


知らぬ間に呟いていた。


今までの何とも言えない雰囲気を

雲がかった人生を吹っ飛ばしてやろう

そうしよう、心に決めた。






気が抜けたのか

おなかがすいた、腹が減った。


そいうえば昨日の夜から何も食べてなかった。

どんな気持ちでも人は食べなきゃ死ぬ

特に私はおなかがすくと元気が出ない。




駅前に牛丼屋を見つけ

私は全力で走っていった。

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