女の子の気持ちの動きが手に取るように描かれている。
みなさん読んでください
次は次はと興味深く読めます。
フィクションかノンフィクか解らないようなリアリティ感がとっても素敵です。
お茶しながら読むと、ハマります。
この小説の面白さは、継続して読むことにある。読むことで、つながり、読むことで、見えてくる。作者が意図的であっても無意識であっても、つながろうとする人がいて、それを受け入れ、拒絶する世界がある。そんな空間の中で、迷い、見つめるための時間が愛おしい。
ファンタジーな世界にあっという間に引き込まれてしまいました。
まだわたしが今のわたしではなかったころに出会い、今のわたしを作ってくれたあの人たちが、この本の中にいた。この本を読んだ誰もがきっと、そんな思いになるだろう。そんな小説です。
ひたむきで壮大な恋愛小説だ。しかしそれだけではない。背景に流れる事象に胸が熱くなる。そして我々が生きた時代を振り返ることができる。結果がわかっても、何度でも読み返したい。小説を読んで涙するのはいつ以来だろう。
悔しい。なんでみんなこんなに精一杯生きてるんだ。そしてなんでこんなに人を惹きつける文章がかけるんだ。妬ましい。なんでみんなこんなに真っ正面から人に向き合えるんだ。そしてなんでこんなに壮大な設定と構成の作品が生み出せるんだ。読み応えありすぎると同時に自分の無力さを身にしみて痛感した。全ての人に読んで貰いたいさくひんです。
①読後しばらくは切なくて、ごはんが食べられなくなります。②電車の中や公共の場でも、憚らず涙と鼻水が止まらず、厄介な事になります。③昔の女の子が読むと、年甲斐もなく胸がキュンとしてしまい、隣にいる旦那様が色褪せて見えます。主人公の女の子の冒険と成長をドキドキしながら、読みました。
僕は男なので、ゴリではないしカバでもないしShinでは決してないし、でも少しづつはそのエッセンスを持っている。だから、反発しながらものめり込んでしまう…こらは恋愛小説でなく生き方読本なのかも。