第2話 結構最初の方って無茶ぶり多い時あるよね?
□西の森
「そんな睨まなくていいじゃないか、ヴェイン。君の弟子希望者を安全に連れてきただけだよ」
「そうかな……キャンベラ、僕は君を信じられないんだが?」
「あの時のことは水に流してもらえると嬉しいんだが。まあ、無理か」
ふたりは自分を放置してしゃべり始めてしまった。この状態になったらたいていの場合話しかけても意味が無い。今までの戦闘で手に入ったドロップをチェックしてみるか。
ボックス
ウルフの召喚石×1
ウルフの皮×1
ポーンアントの甲皮×6
ポーンアントの牙×2
ポーンアントの体液×7
へー、その場で拾った覚えはないから自動的にボックスに入る仕様のようだ。これはまた面白い。ボックスの総量はどれくらいなんだろうか。あまりやりたくないが、ネットにつないで調べてみる。
30個のアイテム×99で拡張アイテムがあり、進めていくと大きくなる。現在上限を確認出来ていない。現在の最高1560×99
(【
どんだけ拡張してんの!?
「……キャンベラ、後で話を聞こう。それよりも弟子希望だ」
「うにゅ。いいだろう」
「ふ、ふぁい!?」
いきなり声をかけられておどろいて変な声を出してしまったじゃないか。
「ファクラくん、新米の魔術使いか。まぁ、いいかな。君は僕の弟子になりたいというのかい?」
《特殊クエストが発生しました。受けますか?》
おっと、見たことがない表示が現れたがたぶん解答はこれでいいんだろう。
「若輩者ですがよろしくお願いします」
《クエストを受諾しました。『魔導師への弟子入り』難易度:エクストラを開始します》
「じゃあ、私は行くよ。バイバイー」
そう言ってキャンベラさんは足に羽を生やして飛び去ってしまった。呆然とする自分にヴェインさんが教えてくれた。
「複合魔法の一つで風魔法と光魔法の組み合わせて見つかるタラリアだよ。いつか君にも使えるようになるよ」
そう言って城門の中で手招く。ヴェインさんの元へ行くと大きな音とともに門が閉まった。
「ここに住み込みでやろうか。今の君はとても弱そうだけどここをくぐり抜けてきた実力があるんだ。よほどのことがない限り大丈夫だろう」
「ありがとうございます。最初に何をすればいいんですか?」
うーん、と少し考え込むそぶりを見せた後、こちらを見て言った。
「冒険者が増えてポーションが足りないみたいなんだ。それの製造を手伝ってくれ」
「え、せ、製造方法知らないんですか……」
「一回見れば覚えるよ。大丈夫さ」
そう言ってヴェインさんは家の中に入っていった。ついていくとどんどん地下へ潜っていく。一つの扉の前でコンコンと二度叩くと何かが動く気配がした。
「あ、構えなくていいよ。僕の召喚モンスターだから」
扉を開けるとそこにはゲル状の何かがいた。
アンダマイトゴーレム Lv.???
召喚モンスター
めちゃくちゃ強そうなんですが!?
「一応サモナーもマスターしているからね。こういう子達も育ててあるんだよ」
アンダマイトゴーレムは体を動かしていた。
ひとまず一礼しておこう。そうするとゴーレムも一礼してくれた。
「さぁ、やってみようか」
ひとまず1通りやってみたが、
ポーション ランクD
回復薬。HPを10%回復する。
クーリングタイムは7分
つ、使えるもんじゃねぇー!
通常のランクCだとHP15%回復でクーリングタイムは5分だ。ランクBやAもあるらしいがお目にかかったことがない。
《先ほどの行動により、製薬がスキルに追加されました》
確か、2時間くらいずっと作ってました。やっとのことで、このインフォが来た時は泣くかと思ったよ。
このおかげでさっきからランクがCまで上がった。ここまで行けば売れるとヴェインさんが言っていた。
今日の成果はポーションランクD×11、ランクC×7個。
体動かさなかったなぁ。そう思いながら次の日、いつも通り黒鳥と喋っていた。もちろんFMOについてだ。
「よう、万田。楽しんでいるか?」
「よう、黒鳥。師匠が厳しすぎて死にそうだ」
「ま、まぁ、楽しんでいるようだな……」
あの後いろいろとやってログアウトし寝て大学に来たところ、朝一番に黒鳥が会いに来た。
「ちょうどいいわ。ギルドの部屋をひとつ借りるで色々とお前にレクチャーしてやるよ」
「……うあぁー。最初に言ってくれぇ……」
大学の講義はしっかりと受け、すぐに帰り宿題をこなしてからFMOの世界へと旅立った。
□
「やぁ、ファクラくん。ゆっくり出来たかい?」
「ありがとうございます、ヴェイン師匠。今日なんですが、友人と会うことになりまして……」
「そうかいそうかい、行っておいで。今の君だったら前よりも楽に行けるだろうよ」
「はい、昨日は召喚モンスターを貸してもらってありがとうございました」
ーーーーー
そう、昨日。ポーションのランクが安定したのを見てダメ元でヴェイン師匠に頼んだのだ。
「鍛えたい?」
「はい。魔法だけではなく肉体技能も」
「うーん、確かに剣とか使えるといいね……よし、僕の召喚モンスターを貸してあげるよ」
そう言ってヴェインさんはある場所へ連れていってくれた。
「闘技場……?」
「町にあるものほどではないけどね」
そこには無骨ながらにもしっかりと作られた闘技場があった。
「
地面に魔法陣が書かれ輝くとそこには人形のモンスターがいた。
鬼 Lv.1
召喚モンスター
火属性 地上
あれ、いろいろと見える。ってことは弱い……なわけがない。師匠が召喚したモンスターだ。
「今、新しく召喚したんだよ。ファクラくん専用の子だ」
「あ、ありがとうございます!」
闘技場から出ていく時、師匠が一瞬止まった気がしたが、気のせいだろう。
ーーー
「君も強くなったね。まぁ、まだひよっこだけどね」
「あははは」
確かに強くなったがまだ二桁にはいってない。かなり上がるのが遅くなっている。本来はこっちの方が正しいみたいだけど。
ちなみに現在のステータスはというと。
Name:ファクラ
Job:魔術使い《マジシャン》 Lv.8
スキル
識別 Lv.6
鑑定 Lv.6
風魔法 Lv.10
土魔法 Lv.10
火魔法 Lv.11
水魔法 Lv.13
光魔法 Lv.10
闇魔法 Lv.12
錬金術 Lv.7
魔法陣 Lv.10
剣 Lv.9
手業 Lv.10
奇襲 Lv.1
製薬 Lv.7
という具合だ。
スキルの方は職業よりも上がりやすいのか二桁にいっているものもある。確かに、鬼と戦っていると筋力で負けるからと言ってエンチャント系をかけまくっていたらこんなに伸びた。で、風魔法の上がりがいいのはポーションを作る時に器用値を上げると作りやすくなることが分かったからだ。
そのため手持ちのポーションがとても増えた。
「ついでにギルドに納品しようか。小銭稼ぎにはなるよ」
「あ、はい」
「僕もついていこう、納品するものがあるしね」
鬼と鍛錬し、ステータスに異常が出たらポーション作り……を何度も繰り返した結果、ポーションはランクCの個数が48個までいった。
かなり稼げるのではないだろうか。鍛錬で剣を使い潰してしまったから新しいものも買いたい。あと服装も、軽装に変えたい。ひらひらとうざったいんだよなぁ。
途中でローブを脱いだのは察してください。
「
師匠の魔法陣から出てきたのは二体の馬。しかし、白く綺麗な角のある馬。
まさかこれって……
ユニコーン Lv.???
召喚モンスター
ユニコーンLv.???
召喚モンスター
うぉう、こりゃすごい。
ヴェイン師匠はユニコーン二体に表においてあった馬車を取り付ける。
「ほら、乗った乗った」
「え、うわわっ」
キョロキョロと見回っていたらそのまま馬車の中に押し込まれてしまった。
ヴェイン師匠が乗って馬車はすぐに動き出した。
「すごいですね、ヴェイン師匠」
「君もいつかはここまで行けるよ、冒険者は僕らよりも伸びしろがあるし伸びるのが早い」
「そうですか?あ、でも僕はまだ上に行く気は無いですね」
キャンベラさんやヴェイン師匠がマスターしている、
うん、あれ、俺って体動かすために始めたんだよな。なんで、後衛職ばっかりとろうとしているんだ?ランダムで、
すまんな黒鳥、お前の考えているようにはなれん。まあ、ギルドに入れるように頑張るか。
「着いたよ」
「早くないっすか!?」
さすがユニコーン。
街に入った時少し、人の目が前来た時と違うように感じた。尊敬、憧れ的な。かなり好意的な目で見られている。
「もう面倒だからこのままギルドにいこうか」
ヴェイン師匠はそのまま馬車を走らせギルドの裏へ回った。
「お久しぶりです」
「あ、あの時の」
裏で待っていた職員さんはあの時ヴェイン師匠を紹介してくれた人だった。
「頑張っているようですね」
「まぁ、ぼちぼちと」
「ノークくん、前もって言って欲しかったなぁ」
「少し前からあなたの家、というかその近くの森に向かおうとした冒険者がことごとく〝彼女〟に潰されているのでついでにこの方だったら行けるのではないかという淡い期待を持って派遣しました」
彼女とはどう考えてもキャンベラさんだよなぁ。
あの人マジで何者だ。てか、妨害されてたんかよ。そりゃ誰も行けないわけだ。
ヴェイン師匠は一つため息をついてアイテムボックスを差し出した。
「ポーション2000個ね。当分は持つかな?」
「少々微妙ではあります。最近また少し増えまして」
ヴェイン師匠は自分の方を見た。ちょうど出す時だろう。
「自分もあります。48個ですが」
自分がアイテムボックスからポーションを取り出すと職員さんは目を見開いて確認を始めた。
「確かに、十分ですね。買取でいいですか?」
「はい」
「1本70ギルです。最近また需要が増えてきて数が少ないんですよ、そのため買取にも少し色をつけました」
「ありがとうございます」
少しお金が増えた。うっし、これで装備を整えよう。
の前にやるべき事があった。
「すみません、烏っていう奴がギルドで話をしたいって言ってたんですけど、どこ行けばいいかわかりますか?」
「……え、えぇ、ご案内します」
あれ、なんか変なことでも言ったのか?職員さんの目が一瞬驚きに染まっていたんだが、まさか、あの
「それじゃあ、ファクラくん。ゆっくりと喋っておいで。何かあったら連絡するといい」
《フレンドにヴェインが追加されました》
おぉ、これは楽になる。連絡機能はプレイヤー同士だと片方がフレンド登録していればできるがNPCの場合はNPCが許可した場合でしかできないと聞いていたから良かった。
しかもフレンド機能はプレイヤーの場合、パーティーを組んでないと登録できない仕様だ。迷惑行為防止のためだろう。
「では、案内しますね」
職員さんに案内されてギルドに入っていく。
師匠に手を振ってわかれる。手を振る時少しぎこちなく感じたが、何かあったのだろうか。後で聞いておこうかな。
ギルドに前来た時はそんなにしっかりと見てなかった気がするが裏は表に比べて強固に作ってあるように見える。
まるで誰かを逃がさないようにするような……。ってか、曲がり角の隙間に溝があるのが可笑しい。上を見ると何かが格納されてるし。
「あぁ、気にしないでください。あるバカ達の逃走防止用に作ってあるんです」
うん、知りたくなかったよ…。
てか誰だよ!?
「ここです。それでは失礼しますね」
「あ、はい。ありがとうございます」
職員さんが案内してくれた場所は一つの扉の前。軽く息を吐き扉を開ける。
「よぉ、万田。ひさしb「死に晒せぇぇぇえええええええ」ぐはっ」
手に持っていた新米魔法使いの魔道書を憎たらしいあいつの顔に投げた。
ぐぉぉお、と唸りながら机に突っ伏す黒鳥。
「ざまぁ」
「ねぇ、俺お前に何かやったかっ!?」
「お前の存在すべてが俺に何かをやっているんだ」
「全て!?」
部屋にあるソファーに腰掛け答える。黒鳥は顔をさすりながら俺を見る。
「まっさか、魔法使いとはな……お前らしくねぇな」
「聖騎士って言うのは黒鳥らしいな」
まあな、とドヤ顔をしたのでもう1度魔道書を投げたがよけられた。
「ちぃっ」
「……そ、そろそろ話してもいいかー?」
「あぁ」
こほんと気を取り直した黒鳥。パーティー申請とフレンド申請がきた。
パーティー申請は受諾してフレンドは蹴った。
「……扱い酷くない?」
「いつもだろ?」
「まあな」
そう言ってもう一度申請してきたので受諾する。
烏 Lv.???
??? プレイヤー
また全く見えない。自分が会うプレイヤーやNPCが強い人ばかりなのか。
「へー、ファクラか。8レベって、早くね?」
「しらん。最初に西の街道を行ったからじゃないか?」
一応あそこは初期で突破無理だとwikiに書いてあった。キャンベラさんがいて突破できたようなものだから威張れないが。
「あとよ、なんだその容姿?」
「ん?」
容姿?そんなもの一切いじった覚えがないが……あぁ、確かランダムにしたなぁ
その後教えてもらったがプレイヤーでオッドアイの選択は出来ないらしい。となると種族が違うのでは、と言われたが、種族を選択した覚えがない。オールランダムにしたことを告げたら、烏が腹を抱えて笑い始めたので今度はかかと落としをやってみた。
もちろん避けられた。解せぬ。
その後、烏からレクチャーを受けることになっていたから色々と尋ねた。
「種族は選択できないぜ。種族がわかるのは中級職業についたらなんだよなぁ」
「そうなのか」
「初期職業はプレイヤーの確認らしくてな、中級職業についてからあるものが渡されるんだ。種族石と呼ばれているがそれは自分の種族を教えてくれるものだ。まあ、わかりやすい種族は見ればわかるんだが」
「なんかそれによって変わるのか?」
「得意職業に対する上昇補正だ」
つまり、初期職でプレイヤーの傾向を確認し中級職業に上がる時に参考にするのが種族らしい。前衛系の職業はドワーフになりやすいとか後衛系の職はエルフになりやすいとか。
それらの種族はステータスに偏りがあるらしい。人族の場合は何も無い。
人族、不憫なり。
「だが、人族は何でもできるって言うのがある。ステータスが下がることがないからな」
「ああ、それは聞いた。同等職のチェンジのときに発生するステータスの低下が無くなるんだっけ」
例えばエルフ。中級職業の魔導師をカンストさせたから同等職の魔導師・火にチェンジする時、元のステータスが8割になるということらしい。
ただでさえ魔法特化の種族だ。そのままにするとパワーバランスが崩れるのだろう。
だが人族の場合はそれがない。
故に人族が多い所以だろう。
「たまに超がつくほどの希少種族もいるがな」
「運がいい黒鳥はそれなんじゃねぇか?」
「あぁ、竜人族だ」
ニヤリと笑う黒鳥。そこには鋭い牙が目立った。会った時そこまで気にしなかったが頭に二つの角がある。
「筋力値にボーナスがついていると思うぜ」
「そりゃまたすごい」
ひとまず知らないことをしれたのは嬉しい。
これで終わりだろうか?
「で、本題だ。お前にこれを渡した時に頼んだよな?」
「あー」
「大丈夫だな?」
問題は無い、ないんだが……
「黒鳥、今自分、特殊クエストを受けているんだわ。しかも弟子入りの」
「……はっ?」
「内弟子なもんだからお前らと今行動できないんd「ちょ、待て待て待て!」」
驚いた顔でこちらを見る黒鳥。何かおかしいことでもあったか?
「特殊、クエスト?」
「あぁ、ヴェイン師匠への弟子入りだ」
「……」
少し考え込む黒鳥。
「た、しかにな。その状態でギルドに入るのは難しいな……」
「済まないな、しかも当分はヴェイン師匠の元だ」
しかも次には絶対初期職のサモナーを取ってから中級職業に進む気でいるから今の状態で烏のギルドに入ったとしても何も力になれない。
「分かった、じゃあ落ち着いたら入ってくれ」
「おう、もちろんだ」
「あー、まさかお前が特殊クエストに当たるとはなー」
「なんだ、珍しいのか?」
「発生確率不明、今のところ確認されているだけで100もない」
「確か、このゲーム人口って5万はいたよな?」
「あぁ」
少なくねっ!?
「しかも特殊クエストは大抵が超越職に直結している場合が多い」
「そりゃまた」
「超越職持ちはゲームを制すって感じだ」
「……何そのチート」
「まあな……だが超越職にもいろいろあんだよ……」
重いため息が場を満たす。
黒鳥と別れ最初に訪れて手頃な剣を買った武器屋を覗く。あ、あったあった。ひとまずクラスチェンジまではあの鬼と修行だろうから3本くらい買っておこうか。
「ね、ねぇ」
今度は剣だけじゃなく刀も試そう。今あるボーナスポイントで刀の技能をとっておいて……
「ねー、君ー」
「なんだ?」
受付から声をかけてくる美青年。
「イケメンが」
「呪詛言われてもねぇ……この容姿なんか作ったものだし……」
青い髪に青い目。すべてを青で統一した青年は少し困り顔をした。
「魔法使いだよねー?何で武器見てるのー?」
「使うからだ」
「え、魔法使い……だよね?」
そっちが素か、そう思いながら答える。
「それが何か?」
「え、いや、ケチつけるわけじゃないけど……」
「じゃあ手頃な剣3本と刀2本」
「まいどありー……ってちょっと待ってっ!?買う物がおかしい!」
何なんだこいつは。
「変わった魔法使いだね……」
「自覚はしている。で、なんだ?聞きたいことでもあったのか?」
「いや、君が二回目だったから声をかけただけ。それと顧客になりそうな人だったらフレンドになりたいしね」
それに変わっているし、と目の前の青年は言った。
少し失礼して識別をする。
REN Lv.???
??? プレイヤー
レベル差があるとステータスが見えないということを教えてもらったので自分が弱いことを自覚し心が折れたところにフレンド申請がきた。断る理由もないので受ける。
「オーダーメイドも引き受けてるから何かあったら言って欲しいな」
「うーむ……防具は作れるか?」
「防具は完全オーダーメイドだけど素材はそっち持ち」
「分かった」
今手元を確認する
ウルフの召喚石×3
ウルフの皮×16
ポーンアントの甲皮×23
ポーンアントの牙×10
ポーンアントの体液×18
ホークの召喚石×2
ホークの羽×4
お、結構ウルフを狩っていたなぁ。丁度いい。
「ウルフの皮とポーンアントの甲皮で出来るか?」
「問題ないよ」
「じゃあ頼む」
そう言ってウルフの皮10枚とポーンアントの甲皮20枚を渡す。
「……あ、あれ?」
「じゃあ頼んだぞー」
何か後ろで呼び止められた気がするが気の性気の所為
ーーーーー
|ω・){ 疲れてきたよぉ
|ωΦ*){ 作者が悪いのにゃー
|ω・){ そうだよねぇ……
超級職を超越職に変更
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます