第12話 買い物
「お待たせ〜。じゃあみんなで行こっか」
「よっしゃ!うまいものたくさん買っていこうぜ」
「そういえばどこで買い物するの?」
「カードコーナーがあるデパートで買うんだよ」
「そっか、あそこそういえばデパートだったね」
いつもカードをするために来ていたからすっかりあそこが
食品が売っているデパートということを忘れていた。
僕たちはデパートまでの道、楽しく喋っていた。
大会でのことや食べ物の話。その他いろいろ。
そうしていると徒歩までの時間があっという間に感じた。
「2人は何から選びたい?」
「そうだな。まずは菓子を買おうぜ。それにジュースとかも欲しいよな」
「うーん、僕は2人に任せるよ」
「じゃあ、お菓子のコーナー行ったらジュース選ぼうか」
僕たちはお菓子のコーナーまで向かって行った。
みんなでパーティで食べるお菓子。1人でお菓子を選ぶ時とは全く違う
ワクワク感がある。
みんなで楽しく品物を選ぶ。
「二人はこの飲み物大丈夫。炭酸だけど」
「私、ちょっと炭酸苦手かな」
「じゃあ、別のにするね」
三人で選んだお菓子やジュースをカゴに入れていって
パーティをするのに充分なくらい揃ったんだ。
お金は三人で割り勘して払った。
「袋に分けるぞ。そうだな…。俺は重いジュース全部持っていくから
後は2人で好きに持ってけよ」
「ありがとねリョウくん」
「リョウくん、きつくなったら僕も少し持つから」
「そういえば、誰の家でパーティするんだ?
俺の家は今日は兄貴の友達来るみたいだから無理なんだが」
「じゃあ私の家でパーティしよっか」
「天野さんの家でいいの?」
「うん、カードのこと教えてくれたし。お礼だよ」
「じゃあ決まりだな。よーし、行こうぜ」
3人でレジの袋を持って天野さんの家まで歩いていく。
僕はパーティがすごい楽しみだった。
このデパートがきっかけで天野さんと知り合いになって、
友達になった。
そのおかげで3人でこうしてパーティを楽しめる。
友達ができてよかった。
そのきっかけがあってよかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます