第10話 内定

なんだかんだパチンコが好きになっていった俺は、パチンコ業界を変えたい!とか口減らずで面接を突破した。元気に良さだけには自信があった。

ぶっちゃけ緊張はしたが、まぁ受かるだろう、くらいにしか思っていなかった。

1次、2次も突破し、最終も突破した俺は、その企業から内々定を頂いた。

まぁ、これは内定はこの時期には出せないから内々定ってことで( `・∀・´)ノヨロシク

という企業の奴隷宣告だ。

俺はこの年に300名くらいいた新入社員の中で5番目に入社が決まったらしい。

俺の先に4人もパチンコ屋で働きたい奴が居たのが不思議だが、順調なまでに俺は無事就職先を確保し、パチンコで遊ぶのであった。(フリー雀荘にもはまっていた)


ぶっちゃけ運の良さもあるのか、おそらく負けてはいただろうがお金が減るという事もなく、地元スーパーの時給800円のバイト給料分だけで豪遊出来てたと思うと、今にしてみればギャンブラーだった。ネットでよくあるパチンコで破産、借金にも無縁だったので、パチンコって楽勝じゃん!って思っていた時期だった。

今のご時世働いていてよく分かるが、まず初心者は勝てない。そういうふうになっている。たまたま+域に出た時をビギナーズラックと呼ぶだけだ。


まぁ、今までの楽しいお話も終わり、ここからは社会人としての辛さを皆さんに共有して頂きたい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る