編集済
はじめまして。
雪世明良と申します。
少し前から拝読させていただいてます。
最初は「自分と友人以外のクラスメイトがすべて作り物」というショッキングな展開に物語のフックとしてかなり凄いな、と思いました。
そこから「発達しすぎた文明が人類を緩やかに滅亡させる」という考え方については自分も作品の中でキャラクターの対話エピソードの一つとして扱ったことがありますが、ここまで深く掘り下げて作品の中でテーマとして正面から組み込んでいく流れには唸らされます。
「タイムマシン」という題材については、時間を超えて物質ではなく情報を送り込むという展開はノベルゲーム「シュタインズ・ゲート」を彷彿とさせますが、そこから情報を仮想世界のホログラムという形を取って物理的な影響を実際に与えるという発想はさらに踏み込んでいるなと驚きました。
博士の正体とこの先の展開が気になるところです。
少しずつ楽しみながら拝読させていただきます。
作者からの返信
雪世様
はじめまして、叶です。
先日は「父さん」に素敵なレビューと過分な評価を賜わり、誠にありがとうございました。
今作もここまで読み進めていただき、恐縮です。我ながら長くて読みにくい話だと思ってまして(直せよ!)本当にごめんなさい。
というかその前に一発屋ですよ!面白いです。私の好みのどストライクですよ(こんなところですいません)。文明が人類を衰退させる話もそうですし、ラプラスの悪魔についても言及されていましたよね。そうかと思えば女装するのは英雄か変態ってw
明日読み終わりそうなのがもったいない気がしています。
なるほど、シュタインズ・ゲートがそんな感じなんですね。知らなかったです。この話(時と霧の軌跡)は3年程前に書いたのですけど、当時思いついたアイデアを詰め込むだけ詰め込んでしまったので私の筆力ではうまく表現できていないのがもどかしく感じています。「霧の軌跡」からはだいぶ読みやすくなってるとは思いますので、引き続きお付き合いいただければ幸いです。
なんと……
この展開は予想外でした……
作者からの返信
まー当たらないですよねー。
そして更なる事実が……
うおー!なんだこの展開は!?
作者からの返信
ふふふ。その言葉を聞きたくてここまで書いてきました。
でも言ってくれるの、みずきさんだけですよ……
ありがとうございます!
編集済
怒涛の展開に、
…!
…!!??💡✨
となりながら、
今回の「(72)時の軌跡」、読み返すたびに胸が熱くなります…!
>「……まなみんが……アシュレイだった……なんて……」
のところ、え!? ととてもビックリしました! 予想してなかった…!(まなみんのことはなにも疑わず読み進めていました…!)
予想外でいっそう引き込まれました!✨
まなみんの最後のメッセージ、
>「ありがとう……すべてが……つながった……」
のところ、どういうことだろう…? 時間が繋がった? 情報かな、それとも遺伝子(DNA)…? と気になりながら読み進めています。
まなみんの背後にどんな事情があるかはまだ分からないけれど、まなみんの切なくて胸が痛くなるような、まなみんの気持ちの奥底の思いが伝わってくるような、そんな気持ちがしました。
「メッセージ」という言葉にも、切実で大切な、相手に伝えたいという温もりのある意思のような思いを感じました。
デックの、
>「ははっ、まいったよ。俺なんかよりよっぽど人間らしいじゃねーか‼ なんなんだよ、システムさんよ‼ あんた最高かよ! 最後まで俺らバカにされっぱなしかよ! ちきしょう、ちきしょう……」
のところ、デックの肉声が聞こえてくるような感覚がしました。特に「俺なんかよりよっぽど人間らしいじゃねーか!!」のところが胸に響きました。
玲くんの、
>「大学病院だ。まなみんが……いる……らしい」
のところ、!? となりました!
まなみんはいなくなっていない!?
ホッとすると共に、いったい何が起こっているんだろう!?と引き込まれます。
鈴音ちゃんの、
「……今呼ばなくてどうする! ……くっ、つながらない……雅也くん、みんなで探すよっ!」
かっこいいです!
鈴音ちゃんが今までみたいに控えめではなく、はっきりとした口調で話していて、びっくりしました! 運転技術もすごい!! かっこいいです✨
>中庭の木陰のベンチに座り、雅也は一人、うつむいていた。
からの雅也くんの気持ち、今回のエピソードで一番心に響いて、感情移入して、共感して。他人事ではなくて、すごく…共感しました。
>すべてはアシュレイの盛大な実験だったんだろうか?
>道化として動かされ、心の動きをサンプルにされただけなんだろうか?
のところ、私も切なく、心が痛くなる思いです。
特に、
>これで僕、お役御免なのかな?
>さみしいよね。
>僕がバカだったんだけどさ。
のところ、
>他人のために生きる、その気持ちを折られるのって、つらいね。
>僕がバカだったんだけどさ。
のところ、わかる……と思い、雅也くんがどれだけ今傷ついているか、リアルに伝わってくる思いです。
>僕がバカだったんだけどさ。
のところ、雅也くんに、自分を責めないで…! と思いながら、そう考えてしまう気持ちも伝わってくるので、胸が痛くなりました。読んでいて、どう励ましたらいいか本当に分からないけれど、画面越しに雅也くんを見守る思いで読み進めました。
>夢みたいなこと、考えてたんだね。
のところ、胸に痛いです…。
傷ついている雅也くん、今、自分を自嘲する気持ちもあるのかもしれない…。苦しいだろうな…と思いました。
>「アシュレイなんかじゃねえ! リアルホロでもねえ! 本物のまなみんがいるんだ!」
に、!!✨ となりました!
特に「本物のまなみん」のところ、存在感が強くて。現実に帰ったような気持ちになりました。雅也くんも今まで現実にいたし、今までのまなみんも確かに居たと思いながらも「現実のまなみん」の言葉に、「リアルホロ」は霧のような、幻のような、虚像のようなものだったのではないかと感じました。(それでいて、本物ではなかったかもしれないけれど、今まで見てきたまなみんのことも否定したくない気持ちになりました。彼女も確かに存在してたって思いたい気持ちです…!)
>『……彼女、ずっと私たちを……守ってくれてたの』
>「ほらよ、これがあいつがアシュレイなんかじゃねー証拠だ。さっき言いそびれたが、こんなもの置いてったら大変なことになるぜ」
のところに、!!?✨ となりました。
「あいつがアシュレイなんがじゃねー証拠だ」にとても安堵する思いです…!
>『……あの子を……一人に……しないで』
のところ、とても切実で、とても大切だと感じました。
>「え? じゃ、じゃあ、僕らと一緒にいたまなみんは?」
>霞の話を聞いていた雅也の声が裏返った。
>「……そうだったのか」
>そのつぶやきに、助手席の良助も後ろを向く。
>「行きます! 僕が……背負わな
きゃ……」
のところ、いったい何が…!? と気になります。
>同じ時、大学病院の別の部屋に、もう一人の意識不明者がいた。
のところ、ドキッ! としました!
誰だろう……!?
■追伸
お返事ありがとうございます😌✨
そして玲くんの台詞をデックと誤読してコメントしてしまい、本当にすみませんでした💦
(私ここぞという時にミスしやすく、もう本当に申し訳ないです…!💦)
作者からの返信
読み返していただいき、感激です。
実は私自身、普段から感情を表現するのが苦手で、しょっちゅう誤解されるのです。なので自分の意を汲んでいただけるのは本当に本当に嬉しいのです。
主人公らしからぬ雅也の最大の見せ場から、一気にドン底に突き落とされ、ってのはなんというか、天才が抱える悲哀的なものは隠れた人間らしさを見せる事でより伝わるのではないかな? と思ったりして。玲もそうですが。
(私は天才とかではないので全て手探りなんですがね)
あ、そういえば、
>「ははっ、まいったよ。俺なんかよりよっぽど人間らしいじゃねーか‼ なんなんだよ、システムさんよ‼ あんた最高かよ! 最後まで俺らバカにされっぱなしかよ! ちきしょう、ちきしょう……」
実はこのセリフ、玲の言葉のつもりでした。
私が上手く表現できてなかったです。
(なのでちょっと文章を変えてみました。まだ弱いかな?)
■追伸
こちらこそです!
実は改善の余地はたくさんあると思ってまして、ただ自分では気がつかないので本当にありがたいのです。
読者様の誤読の原因はほぼ作者の力不足だと思うので。