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(32)人工知能と人工脳」への応援コメント


  • 編集済

    こんばんは。
    今、「(33)仮想世界のからくり」まで拝読しています。
    雅也くんたちのお話面白くて。読んでいて私も、今の雅也くんの話って、こういう事かなとかあれこれ考えたりしながら、今まで知らなかったことや、私からは出てこない視点とか発想とかに、世界が広がっていく感じがして楽しく読んでいます。

    (良辰さんは、御作品内で多分難解な分野のことも、分かりやすく書いてくださっていて。コメントへのお返事も雰囲気がすごく柔らかいなと感じています。相手の発想や、可能性を引き出して、広げていくのが、すごくおうまい作家さんだなぁと感じています。すごいなぁと思っています。私は作家でもなんでもないけれど、そういう風になりたいと思う気持ちと。良辰さんのお話しするのも聴くのもおうまくて、相手から信頼されるお人柄に、少しだけ、私も負けたくない!>< 私も周囲から信頼してもらえる人になりたい! という気持ちも少しあったりします。そういうほんのり対抗心? 目標? の気持ちも含めて(申し訳ないです…)、色々影響受けて学ばせて頂いています。ありがとうございます。)

    「(31)正常進化?」で、雅也くんの、
    >「ほら『空間移動の疑似体験』の人の脳波から過去の映像を取り出す、ってやつ」
    >「それを知っておきたいんですよ。それに人間の思考って視野に表れるから、博士の視覚記憶から思考を研究できればと思って――」
    の「人間の思考って視野に現れるから」のところが印象的です。

    読んでいてなんとなく想像(解釈?)したのは、
    例えばもし博士が、若いころに喫茶店に入ってお茶を飲んだとして。今その映像を雅也くんたちが見て『疑似体験』したとして。

    博士が喫茶店に入店し、店内に並べてあるコーヒーマンや、おしゃれなカップなど、インテリアをぐるっと見渡して。メニュー表やケースに入ったクッキーやケースを見たとして。

    博士の視界から、博士がどこに注目しているのかが分かれば、博士が考えていることもある程度予想できる、というような感じかなと思いました。もし博士が、メニュー表のブレンドコーヒーとカフェラテを交互に見ていたら、どちらにするか迷っているのかな、とか。ケーキのカロリー表示を何度も見ていたら、ダイエット中なのかなとか。メニュー表のパスタは全く見ていないから、パスタは好みに合わないとか、今ごはん系を食べる気持ちじゃないのかなとか。

    まなみんの「そりゃ物理的には可能かもしれないけど、それこそプライバシーの問題が――」のところに。喫茶店だと、博士が女性店員さん二人のうち、可愛い店員さんばっかりチラチラ見てたりしていたら、それも雅也くんたちにバレてしまうから、博士のプライバシーを侵害しちゃうのかも、と思いました。

    デックの指摘に雅也くんが、
    「それはもちろんご本人に許可をもらえる部分しか見ないってことで」
    と答えるところ。雅也くんの案に、まなみんやデックが気持ち的に困惑しているようなのに、雅也くんは思考が研究一筋になっている様子…? と感じました。雅也くんは、玲くんいわく「ぶっとんでいる」、デックいわく「マッドサイエンティスト」なんですね、印象的です。

    >タイムマシンの可能性をより具体的にイメージするためには、実際にそれを体験することが必要ではないか?
    >「~ それってつまり、脳の記憶を人工知能にさらけ出しているってことなんじゃないかって思うんだよ。 ~」
    のところ、例えば博士が喫茶店で見た光景を人工知能に繋いでさらけ出していたら、博士がどんなところに注目して、どんなことを考えているのかも、アシュレイ側に伝わってしまうなと。普段の生活ではある程度周囲の人に隠している思考や感情も、人工知能にデータとして提供してしまっている状態かもと。

    アナログ時代だったら、相手や周囲の人たちと親しくなったりケンカしたりしながら、少しづつ知っていく相手たちの内面部分も。アシュレイ後の仮想空間では、時間も手間もあまりかけずに、うまくいかなくて傷つくリスクも減らした状態で、より波長が合う人と出会え、相手の秘密を隠されることもなくダイレクトに相手の内面も知れてしまう状態なのかな、と……。近未来は、アシュレイがないと人と関わりにくくなっている気がする、もしアシュレイが修復不可能レベルで壊れてたり、人間に反乱を起こしたら、人間はかなりピンチにあるのではとかも、あれこれ想像したり。


    「(32)人工知能と人工脳」の、玲くんとまなみんに、ドキドキしちゃいました!(*^^*)

    まなみんの、「周りにかすみんや涼音たちがいて、影響受けまくってるし」「みんなに感謝してる。自分でも信じられないんだけど、これだけの仲間と可能性を感じられるってことが」のところが心に響いています。「今のあたしは雅也にかけている」のところも、印象的です。まなみんの胸中も気になっています。

    まなみんの自宅で、玲くんとまなみんが博士と話しているシーン、玲くんの「だからもし止めるならここで止めなければ、あいつ、暴走しそうな気がしたんです」に、雅也くん本当に今、危うい状態なんだな、と思いました。人工脳のお話、「元々あいつが心理学を選んだ理由」のところも気になっています。

    アシュレイ全体とつながっている人口知能は、「〇ー〇」みたいに、全部繋がりっぱなしで、全部同じになってしまって、個体感? 個性? が減っている気がするから。「仮想世界ー(フィルター)ー人工知能」みたいに、ワンクッション置くというか、「どの情報をインプットするのか」人工知能ごとに選ばせることによって、人工知能ごとに「違い」が出てくるから、全部繋がりっぱなし共有しっぱなしにはならなくて、より人間に近くなる(アシュレイの支配? から逃れられる)のかも、と解釈? しました。

    また長くなってしまいました(;゚゚)
    楽しく拝読しています。現実世界も、どんどん仮想世界のようになっているような感覚で。「時と霧の軌跡」を読み楽しみながら、近未来はどうなるんだろう、私はどうしたいんだろうとか、ふと考えたりしています。

    作者からの返信

    こんばんは! そして楽しんでいただけているようで何よりです。

    世界が広がっていく、その感想をいただきたいがために、書いた作品と言っても過言ではないのでとても嬉しいのです。chatGPTの出現により、我々もAIが身近で使用できるようになりましたが、それを活用し、その先に何があるのか?を突き詰めて考えたつもりなので、こんな考え方もあるんだ、って思っていただけると嬉しいです(「いやいやそんなわけ無い」ってのも、もちろんありです)。

    (というか私なんぞを目標にしていただけるなんて予想外でした💦 頑張らねば💦💦💦)

    >まなみんの「そりゃ物理的には可能かもしれないけど、それこそプライバシーの問題が――」のところに。喫茶店だと、博士が女性店員さん二人のうち、可愛い店員さんばっかりチラチラ見てたりしていたら、それも雅也くんたちにバレてしまうから、博士のプライバシーを侵害しちゃうのかも、と思いました。

    まさにそういう事なのです。イメージしやすいのは夢の中ですかね。夢って普通に自分視点ですが、まるで自分じゃないようなストーリーが繰り広げられますよね? そして思考によって展開が変わったり。その際、仮想聴覚や仮想触覚、場合によっては仮想味覚などの感覚がありますけど、あれって実は仮想視覚からきてるんじゃないかと感じることがありまして(本数から逸れますが、国立科学博物館の3Dアトラクションなど、自分は動いていないはずなのに視覚効果だけで高速移動してるように身体が感じたりするので)、人間の感覚の中ではやはり視覚って脳との結びつきが強く、思考が顕著に表れると思うのです……というのはこれを書いた頃の話で、今はVRモニターもかなり進化してきました。

    玲とまなみんは雅也を冷静に見ている一方で、やり過ぎなのかどうかの判断に悩んでいますが、実はこの問題、もうすぐ実際に問われる時代が来そうです。というのも、AIに知識を習得させるのはかなりお金がかかるらしく、今後AIをカスタマイズしていくためにはこの課題は避けては通れないのではないかという気がしています。
    と言っても、仮に私の脳が誤ってAIにさらけ出してしまったら、個人的にはきっと、死にたくなると思います(笑)。ただ、そこをコントロールすることができれば、将来の自分の孫(予定)に今の時代をそのまま見せる事もできるわけで。

    そんなわけで、この時代のAIも実は全ての情報がつながっているわけではなくて、セキュリティや効率化のために、かなりの部分がブラックボックスになっている、そんな世界構造なんですね(アシュレイがその事をどう考えているかは謎、なのですが)。今の日本もそうですが、行政組織ごとに意見が食い違ったり対立したりするのはある意味当然の事なので、それを上から管理監督しているアシュレイが高度な問題を解決すると。
    (私がアシュレイだったら絶対「お前ら、知ってる情報全部よこせ」って言いそうですが💦)

    人工脳については、後ほど語られると思いますが、果たしてタイムマシンとどう関わってくるのか? 本当に関わってくるのか?(笑)

    編集済
  • 人工脳……そんなの作っちゃったら生身の人間が要らなくなっちゃいそうです。って、別に要らないか。うん。

    作者からの返信

    そう言うことを考えれば考えるほど、「人間の存在意義って?」ってなりますよね。「身体なんか飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ」みたいな。

  • 玲くんの告白がすごく気になる……!少なくとも、純粋にまなみんへ恋心を抱いての告白ではない、というのははっきりしてますよね……
    やはり彼も雅也くん狙いなのかっ!♡(相変わらずの腐りぶり´д` ;笑)

    作者からの返信

    おそらくまなみんも、玲は本気ではない予感があったのだと思います。
    果たしてどんな事情があるのでしょうか……

    ……やはり雅也狙いでしょうか

    編集済
  • 雅也くんが目指そうとしている人工脳って、感情もあるのかなぁー。

    もしあるんだとしたら。
    それってもう人間......

    ∑(゚Д゚)ハッ わかった!
    結衣は提案します!

    雅也くんとまなみんが結婚して
    お子ちゃまを作る!
    ᕦ(ò_óˇ)ᕤうんっ

    神さま、いかがでしょうか!?

    作者からの返信

    なるほど、そうやって人工的に脳を作ると!

    ……精神的に相当アレな人工脳ができそうですね。

  • おいまなみんそこはいっとけよ~
    別に二人とも試せばいいじゃ~ん←

    作者からの返信

    真奈美「そんなことできないわよ。あたしは一途なの」⇐

  • 人工脳、雅也くんならば最大限に活用してくれるような気もしていますー!

    作者からの返信

    トミーに変な棒をつけようとするような奴ですよ?

  • まなみん……。そうだったのか……。

    作者からの返信

    少し前までは「二人とも」とか言ってたのになんなんだこの変わり身は?って思いますよね。

    ただ、この年頃の女の子の考え方の変化には正直ついていけないな、とも思ったりしてまして……。

    編集済
  • 好きだったのは、あっちが、あっちで、こっちがこっち。およ。

    作者からの返信

    このあたりの心情は今後語られる、かもしれません(笑)

  • >「そうね……あんたのお誘いも十分魅力的だけど、今のあたしは雅也にかけているのかも」
    なん……だと……! まなみんも大人になったということか……。

    作者からの返信

    この年頃の女の子は精神的な成熟も早いですからね。
    きっかけさえあれば。