応援コメント

(30)過去の世界と未来の世界」への応援コメント


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    かすみんの、
    「そうね。だけど、自分の居場所というか、こんな高橋霞の在り方っていいかもな、って思ったの」
    のところが印象的です。
    そしてなんとなく、その気持ち分かるかも…と共感しました。

    デックとかすみんが感じている疎外感? 置いてけぼり感? のような感覚を身近に感じるというか……。

    玲くんと涼音ちゃんの世界、
    ほぼ雅也くんとまなみんの世界。

    その世界に、デックとかすみんは、自分は入れてないと感じてる。部分的になんとかついていけるところはあっても、全体的には全然追い付けてない…みたいな気持ちになっているのかな、とか。

    なんだか普段の生活でも、周りの人たちと普通に話してる時は気付かないけど、込み入った話しになると、あぁこの人たち、自分よりもずっと優れてる人たちなんだ。それに比べて私はずっと後方にいて、なんだかスペックの土台自体から違ってる気がする、みたいな。相手は優れてて、自分は凡人だなと、時々実感してしまう時がちょくちょくありまして。デックとかすみんも今そういう気持ちだったりするのかなとか。

    だけど、いち読者の私からみると、玲くん雅也くんまなみん鈴音ちゃんにとって、デックとかすみんは、大切な存在だと感じました。

    それは、友情だけではなくて。
    極端な話かもですが、玲くん→←鈴音ちゃん、雅也くん→←まなみんの世界が、100%シンクロ(一致してたり、同等の交錯?)していたとして。

    もしデックのシンクロ率が20%、かすみんのシンクロ率が50%だとして(数値は仮として…><)。

    残りの、デックの80%、かすみんの50%は、エラーだとすると。

    そのエラーは、とても大切なものなんじゃないかと思いました。

    デジタルは0と1の世界、みたいな話を時々見かけ。アシュレイの仮想空間も「0と1の世界」とすると、「完全には一致しないけど部分的になんとなく一致しているかもしれない」みたいな、内容も境界線も曖昧な感じは、アシュレイからはエラーと見なされそうだけど。でも、そのアシュレイから見たエラーも、人と人を結んで、広がってくような……。


    玲くんと鈴音ちゃん、雅也くんとまなみんの世界は、完全で対等すぎて、凡人な私は入り込めないから、疎外感というか、閉じた世界のように感じてしまうけども。そこにデックやかすみんも一緒にいたら(って2人も天才ですけども)、凡人部外者の私も混ざりやすいというか、話しかけやすいというか……。いてもいいよー、オッケーだよーって言ってもらえてるような安心感があるというか。

    とか色々感じて考えていたら、御作品「プロジェクトK(短編集)」の「永遠に生きる僕たち」の応援コメントで叶さんからいただいたお返事の「エラー」のお話を思い出しました。御作品はそれぞれ別の世界で、作中の状況も異なっているけれど、何となくリンクしてる気もして。

    そしたら、今回のお話の「入口と出口」とも何となくリンクしてるような感覚もして。叶さんの御作品世界内を、短編や長編、お返事内で、あちこちと旅しているような感覚になりました。トラベルしている感じというか。

    疑似トラベル? というか……。


    と、うまく言葉にまとめられない自分がもどかしいのですが、楽しく拝読しています。読みながら私の世界も広がっていく感じです。ありがとうございます。

    「(3) 玲が考えていたこと」の時にいただいたお返事の「自分の一面を発見してほしい」のところも思い出しました。楽しく拝読しながら、自分の世界も広がっていく面白さを体験させていただいてます。

    作者からの返信

    ありがとうございます😭
    自分の世界も広がっていく、って言っていただけると本当に嬉しいです。
    (作者としては言ってはいけないのですが、この作品において、今節が一番面白くないところだと感じてまして、まさかこんな切り口でコメントをいただけるとは思いませんでした。)

    他人の考えている事なんてきっと30%も理解できないんだろうなと私も日頃から感じてまして、だからこそ、その考え方のギャップに宝が埋まっていると思ってます。仕事で人に教えたり逆に教わったりする機会があると、割と短期間で相手の性格や力量、ポテンシャル的な物が見えたりしますけど、それでもなかなか深いところまではわかんないわけで、そしてその中で発生する意見の食い違いは実はすごく大事で、仕事の改善や自分のブラッシュアップに欠かせないと思ってます。もちろん意見を言うのも勇気が必要だったりしますよね。だからめちゃくちゃ頭が良い人ほど他人の意見を聞くイメージがありますし、意見を言いやすいように配慮がすごい気がします。
    そして能力が高い人ほど人を使うのが上手いというか、能力に応じた仕事を割り振るのが上手いですね。それによって互いにメリットが生まれる事については経済学でもよく題材として扱われるのですが、上記の話はあくまで人間の間の話でして、デジタルの世界ではどうなんでしょうね?

    って事でその面をドライに書いたのが「永遠に生きる僕たち」だったのですが、作風的にはやっぱり似るんですかね?
    そのあたりを感じ取るみかんさんであれば間違いなく、これからの展開を楽しんでいただけるのではないかと感じております。

    編集済
  • まずい……愛宕の苦手な数字がいっぱい出てくるようになってきた……。

    作者からの返信

    大丈夫です! 数字が話の本筋やトリックに関わることはありませんので!(断言)

  • まず過去&現在進行形の他研究者の状況を知らないとダメですよねー。そこを子供たちだけでやるのは厳しそう…博士、もうちょい助けて…
    でも子供たちだけでここまで討論と作業を進められるのはさすがですね!

    作者からの返信

    何事も現状把握からですね。だけど彼らだけでこのあたりまで進められるのは、きっと二次試験に全力で取り組んだからだと思います。

  • おもわず、800文字のあらすじを見てしまうところでした!!

    アブナイアブナイ......
    叶さんの落とし穴に
    引っかかるところだった
    Σ( ̄。 ̄ノ)ノ


    あ、イソギンチャクのほうは。。。
    おもわず既読スルーしちゃいました。
    叶さんのワールドについていけなくって(>人<;) ごめんなさい!

    作者からの返信

    おっと失礼しました!
    あれは以前今作をお読みいただいた企画者様の期待に応えようと書いたものでして……

    ちなみにあのワールドには近寄らないほうが良いと思います。間違いない。

  • タイムマシンの出入り口をどこにつくるかは、かなり重要案件よね。今迄の研究発表と被らないといいね。

    作者からの返信

    被らないとは思うのです。
    なぜなら……(ナイショ)

    ちなみに「入口と出口」いろいろな意味で今作でのキーワードとなります。さまざまな人物がそれぞれの視点で語るので一意ではありませんが、注目してもらえるとエンディングで様々な謎が解けて楽しめるかも。

  • >「なんか大学の宣伝みたいね。自分たちがどれだけ社会に貢献しているか、っていう」
    この世界でも自分の成果を見せ付けないと認められないのですね。陰の努力とかもカッコイイんですけどねぇ。

    作者からの返信

    この時代の人工知能の性格は、相当悪いらしいです(笑)