第23話 時の密室

 そいつは河川敷に降りてきた。年齢は五十歳くらいだろうか。身長は百九十センチ近くありそうだ。この近くの工場に勤めているのか、紺色の作業服を着ている。その凶悪な顔が叫んだ。

「てめえら、俺様の家の前でなにしてやがる」


 下に降りて地面にボールを置くと、あっけにとられる選手達に向かって蹴った。ボールはキャプテンがキャッチした。

 ライトヘビー級と聞いていたが、現役時代より肉がついて、スーパーヘビー級はありそうだ。格好もホームレスに見えない。昌喜が彼を一目でホームレスと指摘したということは、容姿などの情報をつかんでいたことになる。ミス研の活動も馬鹿にはできない。


「今はどこかで働いているみたいだな」と僕はいった。

「そこを首になったから、またここに戻って来たんだろう。貯金が尽きる頃には、また小屋で寝ることになるからな」

「それで、現金盗んだのかもしれないね。最初は銀行強盗するつもりだけど、自信がないから、銀行から出てきたか入って行く客を狙った」

「現金の入ったセカンドバッグ持って、ここの小屋に逃げ込む予定が、これだけ人がいちゃ無理だ。自分の活動を邪魔されて、頭にきて文句つけてるんだろう」

「じゃあどこかに、お金の入った鞄があるわけ?」

「看板付近の草むら辺りに、置いてあるんじゃない」


 ホームレスに総長がつっかかっている。

「なんだよ、おっさん。ここはあんたのもんか? この土地買ったのかよ」

「うるせー、ガキ。ここは前から俺様が住んでいるんだ」

 そこにいた者達は笑った。

「馬鹿じゃねえの」

「早く帰れよ」


 アーサーは、自分の荷物からマイグラブを取り出した。アーサーはキャプテンに手伝ってもらい、グラブをつけている。普段は自分で、紐の端が外に出ないようにするだけだが、相手が元プロボクサーとなれば、試合と同じように、きちんと装着する必要があるのだ。是が非でも勝負をしたいのだろう。

 だが、今は普段の彼とは違い、体調が悪い。ここは戦わないほうがいい。


 昌喜と僕は、アーサーのところに行って、危険人物だから相手をしないように注意した。しかし、もう遅かった。ホームレスのほうがシャドウボクシングを始めた。

「俺、プロボクサーだったんだぞ。てめえら束になったって負けねえからな」

 それを見て若者達は笑った。

「じじいが無理しやがって」

 アーサーはグラブを装着し終えた。

「そこをどいてください」と彼に言われて、ホームレスを囲んでいる連中は言われたとおりにした。


「なんだ、外人。俺とやるのか」と、ホームレスは強気だ。

「望むところです」

「俺はグラブなしでいくぞ」

「問題ありません」

「素人のくせにプロをなめるなよ」


 おーやれやれと、やじが飛ぶ。

 ホームレスはジャブをくりだしていく。

 アーサーはグラブでそれを受け止めるが、相手が素手の分、隙間に入りやすいようで苦戦している。それにさすがに元プロだけあって動きが早い。あのアーサーが防戦一方だ。

 それを見て野次馬達は静かになった。ホームレスは右腕をスイングさせ、アーサーのテンプルを狙う。少しかすったかもしれない。


「あぶねー」

 総長がいった。いざとなったら全員で襲いかかるつもりだろう。

 アーサーも、ただ防御していたわけではない。相手の動きを分析していた。そして、高齢な相手が疲れてくるのを待っていたのだ。

 相手の動きが鈍くなってくると、アーサーは猛烈な反撃を始めた。今度はホームレスのほうが防御に回る。

「やれ、やれ」

 周りの見物人も意気が上がる。

 ホームレスは後ろに下がりながら、ボディブローを狙ってきた。上の防御が空いた隙をついて、アーサーは相手の顔面にストレートを打った。ホームレスはその場に大の字に伸びた。


「やった~」

 見物人は拍手喝采。ボクシングの試合でも見てる気分なのだろう。


 アーサーはグラブをはずし、選手達を中央に集めると、試合を再開させた。

 その間にホームレスが息を吹き返した。よろよろと立ち上がり、小屋のほうに向かう。アーサーは相手の狙いがわかったのか、慌てて追いかける。小屋の近くには、一輪車とスコップが置いてあるのだ。ホームレスは追いつかれる前にスコップの柄をつかむと、アーサーの腹に一撃をくらわせた。アーサーは、その場に前のめりに倒れた。


「まずい」

 誰もがそう感じた。ホームレスの怒りは、自分をうちのめしたアーサーだけにとどまらず、その場にいる全員に向かってくる。スコップを振り回し、手当たり次第に打ち付ける。それで何人かが倒れた。


 その間にアーサーが立ち上がった。しかし、武器を持っている相手には勝てない。

 彼は地面を見回した。

 視点がある一点に止まる。

 視線の先には地面に半分埋まっている短い棒があった。とても武器になるとは思えない。しかし、彼はそれに近づくと、両手を伸ばした。それを両手でつかんだまま、しゃがんだ体勢をとる。

 そのまま膝を伸ばしていく。

 上体を前屈させ、背筋力測定のようだ。みるみる白い顔が紅潮していく。彼がつかんだ棒と思われたものは全体の一部のようで、まだ残りの部分が埋まっている。


「何か地面に埋まってるものをひきずりだしているんだ」

 と僕は叫んだ。

 地面に見えていたのは、スコップの三角形の取っ手の上の部分だった。

 スコップの柄が、地上へと徐々に引きずり出されていく。

 その姿を見て昌喜がいった。

「アーサー王の聖剣エクスカリバーだ」

 僕の目にはただのスコップにしか見えない。

「聖剣って。どうせホームレスが埋めてたものなのに」

「そのくらいわかってるよ。あの小屋の中に物が少ないのは、不要不急なものを外に埋めてるからな」


 アーサーは、土まみれのスコップを地中から完全に引き抜くと、刃先を上に向け、柄が身体の中心になるように両手でしっかりとつかんで宣言した。

「インザネームオブゴッドアンドハーマジェスティ、アイウィルビーチューアップ」

 それで暴れていたホームレスも、アーサーの復活に気づいた。

「おお~」と叫び、スコップを上に振り上げて、アーサーに向かっていく。


 アーサーは、上からの一撃を手に持ったスコップで受け止めた。

 カキンと金属音がした。

 そして、エクスカリバーを力を込めて前に押していく。力比べでは若いアーサーに分がある。ホームレスは後退していく。

 アーサーが一気に押すと、ホームレスは尻餅をついた。


「あなたは四年前の六月、桜木町にある家に侵入しましたね」

 アーサーはホームレスを見下ろしながら、そう訊ねた。

「何?」

「忘れたとはいわせません。そこで家の人に気づかれたので殺害しました。相手はまだティーネイジャーでした」

 ホームレスは、尻餅をついたまま後ずさる。

「証拠でもあるのか?」

「あなたは事件の後、姿を消しました」

「そんなの偶然だ」

「現場に空き缶が落ちていました。指紋が残っているはずですから、照合すれば証拠になります」

「そんなの嘘だ。あのときは空き缶あったから持って帰ったけど、こっちからは持っていってねえ」

「私が言った意味は、事件当時のことではなく、最近になってあなたが気になって事件のあった家を見に来たときのことです。住人に気づかれて慌てたあなたは、回収した空き缶を落としてしまった。あなたがあのときと言ったのは、事件の時あの家に行ったからです」

「うるせー、ややこしいこと言うな」

 僕は、アーサーの言っていることがわかったが、周りのベースボーラーズやベーバリアンズにはさっぱり伝わらないようだ。


 ホームレスは立ち上がって、反撃に入る。

「善良な市民を犯罪者扱いするとは許しておけねえ」

 と叫んで、スコップを上に構え、アーサーに向かっていく。

「てめえは斬る」

 と、アーサーは静かにいった。


 アーサーは、スコップをクリケットのように下斜め後ろに構えた。片足を前に踏み出し、フロントフットドライブを繰り出す。相手のスコップがアーサーの頭に届く前に、彼のスコップの刃の裏が、ホームレスのアゴに当たった。

 ホームレスは後ろにひっくり返り、動かなくなった。


「また起きてくるから、今のうちにロープで縛ろう」

 と僕がいった。

「どうせならこのロープ外してやろうぜ」

 と、総長はロープに手をかける。

「そうだな。ロープのせいでどっちも点が入らない」

 とキャプテンも賛成した。

 彼らにとって、ホームレスの侵入は余興のようなものだ。

バーバリアンズとベースボーラーズは協力してロープを外し、支えの棒を抜いた。

 一本のロープを使い、ホームレスの手足を縛り上げた。それで動けないはずだけど、

「よくドラマだと、腕縛っても自分で外しちゃう奴いるよな」

 と総長が言うと、周りも賛同し、

「絶対に外せねえようにしてやるさ。ついでに簀巻きにして、川に放り込もうぜ」

 といって、百メートルロープを使い切り、哀れな犯罪者をぐるぐる巻きにした。

 それを何人かで持ち上げ、川のそばまで運ぶ。


「おい、やめろ。やめてくれ!」とホームレスは叫ぶ。

「せえの~で」と、勢いをつけて川に投げ込もうとする。

「やめろ!」

 とホームレスが絶叫すると、彼らは川縁に置いた。


「殺された人間の気持ちがわかったか」と総長がいった。

 なんか格好よかった。

 アーサーは冷静に、

「これで彼は動くことはできません。後は警察の仕事です」

 と、試合の再開を宣言した。


 両チームの選手達は、広くなった分、悠々とプレーできる。そのせいか、最初の頃にくらべ、無駄な動きが少なくなってきたように見えた。

 アーサーにとって、今は試合より犯人捕獲のほうが重要だ。早速山田さんに連絡している。早く山田さんを喜ばせようと焦っているのか、犯人逮捕で興奮しているのか、普段より早口で、

「すいません。ホワイトです。今、あの男をつかまえましたけど、え? 強盗ですか。それなら、そちらを優先してください。こちらは大丈夫ですけど……来ていただけますか。お待ちしてます」


 アーサーは電話を切ると、僕が心配そうに見ているのに気づいて、

「銀行のすぐ近くで強盗があって、山田さんはそれででかけました」

 と教えてくれた。

 僕は、すでに桜田さんから聞いて知っていたけど、せっかく教えてくれたので、

「そうなの。警察も大変だね」と話を合わせた。昌喜は、

「きっとそれもホームレスの仕業だよ。犯行後、自分の小屋に隠れようと戻ってきたけど、アーサーが寝てたんで、看板の後ろで隠れてた。ようやくアーサーが出たけど、他の人間に見られないように小屋に入るのは困難と気づき待ち続けた。

 バイクの二人がボール持って目の前に来たとき、ついに我慢できなくなって怒りが爆発。一暴れしてここにいる人間みんな追い払おうとしたけど、腕力勝負で負け、縛られることに。捕獲したから、後で本人に白状させればいいけど」と推理した。


 その言葉で僕はあることに気づいた。事件の犯人がすぐそばにいるのだから、本人に聞けば例の密室の謎もすぐわかるはずだ。

「あいつが犯人ならあの密室のこと聞けばいいだろ。どこから逃げたのかとか、どうやって外から鍵をかけたのかとか、本人に聞くのか一番確実じゃん。今なら縛られてるから、警察が来て連行される前に聞いておこうよ」

 すると、「それはいいよ」と昌喜は遠慮した。

「なんで?」と僕が聞くと、

「もうわかってるから」といった。

 昌喜は、自分の推理に自信があるようだ。しゃくなので、

「やっぱり僕の推理通り、ベッドに隠れていたんだ」

 と、僕は自分の意見を主張した。


「違うよ」

「じゃあ、何?」

「そもそも、密室なんてなかったのさ」

「どういうこと?」

「密室、密室っていうけど、僕らは、全部人づてに話を聞いただけで、実際それを確認してはいない」

「桜田さんや元部長が密室って、言っていたじゃない」

「あの二人が口裏を合わせて密室ということにすれば、話は盛り上がるよな」

「じゃあ、密室だったっていうのは嘘なの? どうしてわかったんだ?」


 僕は、昌喜に答えを聞く前に、自分で答えを出した。

「そうか。昌喜は被害者の家族に会いに行ったんだもんな。そこで話に食い違いが出て……」

「とんだ赤っ恥をかいたよ」

「それで、桜田さんと仲が悪くなったんだ」

「おそらく、当時の森脇部長が、事件の要点をまとめているときに思いついたんだと思う。誠も部長の文章見たよね。窓の施錠と引き戸のスノコのことが書いてあって、その後にひとつ奇妙な点があると、長々とこぼれたジュースの謎。最後に外に通じる扉のドアノブは錆び付いていて使えなかったって、超重要情報なのに空き缶のことごちゃごちゃ書いてある後に付け加えてあった。


 これ窓や板戸と一緒に記述しないとおかしい。それに、ジュースの件でひとつ奇妙な点って言っておいて、もっと奇妙なノブの錆びのことについて感想なし。空き缶の謎で面白くなってきて、ついでに密室にしちゃえと、そのとき思いついたんだろう。


 第一、スノコを置くだけで、向こう側から戸は開けられないのに、わざわざスノコの上に漬け物石を雪ダルマみたいに二つ重ねるって、なんでそんな面倒なことするの? それも中央って。これも部長が、戸の向こうからスノコを倒すような小細工がなかったように、トリックを完成させるための嘘。


 わざわざ漬け物石を置くなんて無駄な作り話しした割には、引き戸が数センチだけ開くんだから、完全な密室とはほど遠い。戸口越しに被害者と話していて、隙間からうまい具合に凶器を刺し、被害者は後ろに下がったところで、凶器を抜いて前に倒れる。凶器の柄には、紐が着いていて、犯人が引っ張って物置から出すとか、凶器は発見時に片づければいい。どうしても、犯人は家族ということになるから、僕は家族に会いにいったんだ」


「家族を疑ってたの?」。

 僕は驚いてそういったが、昌喜は返事をせずに続けた。

「これが創作なら、スノコのサイズがぴったり、敷居のところの幅と一緒ということにして、戸は開かず、外から窓越しに被害者を発見とするんだけど、現実の犯罪だから、仕方ない。あと数センチで密室になったのに残念。やっぱり、高校の推理小説研究会の部員が、自分の街で起きた密室殺人を解決するなんてこと、フィクションの世界でしか起きないんだな。それでも、学校関係者が偶然、事件のあった家に住むなんてすごいよね。もう少しだったのに。惜しい」

 昌喜はそういって悔しがってたけど、僕は冷静に、

「普通の犯罪があった家に、不動産屋にとって扱いやすい外国人が住んだだけの、ありふれたたわいもない話。それを君たちミス研が盛っただけだろ? だけど、ミス研はこの研で盛り上がったからいいじゃないか」

 と、人ごとみたいにいった。実際、人ごとだった。

「みんな僕と同じで、表向きは不思議がってたけど、本当は家族を疑っていたと思うよ。口には出さなかったけどね。

 あ、それと、部長の話の続き。ファイルに図と文章の二枚が綴じてあって、図のほうが先にあったけど、あれ先に文章を書いて、それから図を描いたと思う。図に×印があるなら、文章に『×の位置』と注釈を入れるけど、それがなかったのはそのため。図を先に綴じておくとはせこいね。


 最初は冗談のつもりだったかもしれないが、自分以外の部員に嘘がばれることはないと判断。それには情報の出所が必要になる。そこで桜田さんに嘘の協力を依頼。彼女にとっても部長が卒業してもうちのミス研とつながりができるから、高校に取材をしやすいというメリットがある。実際それでスポーツ関係の取材がスムーズにいったからね」


 思い返して見ると、彼女はあの謎に対して興味が無いようだった。

 それにこんなようなことも言っていた。

「あのときあの部屋に被害者がいたことは家族しかしらなくて、犯人は外からしか出入りできないんだから」


 彼女は、犯人が外からしか出入りできないって明らかに知っていた。それでも疑問は残る。

「馬鹿みたいだな。でも、鍵使えば外から入れるのに、なんで家族はわざわざ窓を割って中に入ったんだ?」

「外に出る扉の鍵は使えたけど、あそこ物置で扉の前にいろんなもの置いていて、普段は扉を使うことはなかった。被害者は家族と顔を合わせたくないから、台所に通じる扉を使わなかった。物置で長時間いると喉が渇くから、外に飲み物を買いに出かけた。窓から身を乗り出して出るのも嫌だから、外に出る扉の前にあるものをどかしてそこを使った。

 自販機に飲み物を買いに行っているときに、アルミ缶集め中のホームレスに見つかり、家までつけられて中に入られて、気づかれたので刺された。犯人のホームレスは、普通にその扉から出ていった。悲鳴を聞いた家族は、台所からは入れないので外に出た。外の扉が使えないと思っているから、窓を割って中に入ったというわけ」

「あの空き缶が無くなった件は?」

「ああ、それ。癖で持ち帰ったんだろう。被害者は喉が渇いていたので外から戻るとすぐにジュースを飲んだ。飲み終えて空き缶を床においたところ、ホームレスに気づいて缶を倒してしまい、その時に中身がこぼれた。財布は二段ベッドの上なのでホームレスは気づかなかった」

「ほぼ僕の言った通りだったね。それと、錆びてないならなんでドアノブ変えたんだよ?」

「あそこの玄関見ただろう。鍵が一カ所追加されてたよね。強盗殺人があった家の住人の防犯意識が高くなるのは当たり前のこと。特に例のドアは犯人が出入りしたところ。インテグラル錠は防犯性が低いから、最新タイプに交換したいところ。おそらくは玄関の鍵と一緒に、業者に取り換えてもらったんだろう」


「とんだ密室だな」

 僕はあきれた。

「事件が発生して時間が経つと、第三者にとっては間違った情報まで正しいと思わざるをえない。いわば時の密室だな」

 昌喜は偉そうに格好つけて話しているが、僕の目はごまかせない。

「時の密室とかごまかしてるけど、結局ただの行きずりの犯行だったんだろ? 僕の言った通りじゃないか」

「だから、犯人が誰であろうとそんなことはどうでもよく、どういった経緯で密室と誤解されるようになったか、解明したことに意義があるんだ」

 と昌喜は強がったが、結局自分の敗北を認めたようなものだ。僕はなぜだか、彼があっさりと負けたのはつまらなかった。それで、逆にミス研好みの結末を考えてみた。

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