第17話 廃墟ホテルで肝試し
それからすぐに三年生の先輩達は、先に帰っていった。用事があるといっていたが、せっかく仲良くなったビキニの女の子達と揉めて、早く帰りたいといったところだろう。僕らが、
「夜遅くなると怖じ気づいて行く気が失せるから、早めに廃墟ホテルに向かいます」と伝えると、
「おまえら、本当にそこ行くの?」と笑っていた。
夕方になると、僕らは吉田屋の人たちと別れて、海沿いの道に沿って進んだ。途中のコンビニで買いだしをすませ準備完了。夏なのでまだ太陽は沈んでいない。肝試しというより、ピクニックにでも行く気分だ。
そこからさらに二百メートルほど進み、ホテルに続く細い道へと曲がる。道の両側は灌木に囲まれ、今はもうそこを通る車もないのに、道路は綺麗だ。
目指す廃墟は目の前だ。もはや肝試しというより、探検隊の気分だ。生まれて初めての冒険に、身の引き締まる思いだ。
ホテルの周囲も灌木に囲まれているが、きっと手入れされていないので、蛇や虫がたくさんいそうだ。
侵入禁止の立て札を過ぎると、ホテルの駐車場だけど、アスファルトの割れ目から草が伸びている。建物はL字状で、正面側がLの内側になっている。
探検のガイダンスとなるのは、一樹がインターネットでここを紹介していた心霊スポットサイトを印刷してきた資料だ。
それによると、元々木造建築の和風旅館だった「**屋」は、海水浴客などを目当てにバブル期に改装して、七階建てのホテルに生まれ変わった。海水浴客は日帰りが普通なので、期待したほど繁盛せず、芸能人を呼ぶなどいろいろ工夫したが、客足が伸びず、多額の負債を抱えて営業停止。
正面フロア付近はガラス張りで、玄関ドアが外されているので侵入者を防げない。
僕らは中に入った。
フロアの奥の右側はフロント、左側に売店があり、フロアの左、L字の端に当たる部分は喫茶店だ。どれも今は営業していないので、奇妙な感じがする。
床は木の葉で一杯だったが、中は思ったよりも整然としている。事前情報どおりたくさんのソファが置かれており、寝る場所には困らないようだ。
僕は、ソファの上の埃を払ってから座り、横に荷物を置いた。一樹はフロントカウンターにもたれ、
「普通に泊まるといくらぐらいかな?」
と馬鹿な質問をした。金田が、
「建物まるごと借りれば百万は越える」
と偉そうにいった。
そこでしばらく雑談していると、外が暗くなってきた。僕はエナメルバッグから懐中電灯を取り出し、金田の顔を照らした。
「あれ、ソーラーライトだから、懐中電灯使うなよ。電池がもったいない」
と一樹がいった。
ここに入る時は気づかなかったが、玄関前に左右に三本ずつソーラーライトが並んでいて、フロアに明かりが入ってくる。明るいとはいえないが、不自由はしない程度の明るさがある。一樹は自分で調べたからやはり詳しい。
でも、それだけのことを気づくくらいなら、何かおかしいとは思わないのだろうか。
「ソーラーライトのバッテリーなんて、一年くらいしか持たないはず。誰かがバッテリー交換してるってことだよね?」
僕がそう言うと、
「それ、考えてみると怖いな」
そう言う金田の顔のほうが、スポットが当たって怖い。
「電池の予備ないんだから早く切れ」と一樹はうるさい。
僕と金田が怖がり、一樹が怒っていると、アーサーは冷静に、
「ここを管理している会社の人が、したことだと思います」といった。
「交換用の電池なんて安いからな。滅多に寄ることがなくても、不審者がいないかわかるだけでも、明るくしておいたほうがいい」
と僕は納得した。
「今点いてるけど、バッテリー古いかもしれないぞ。朝まで明るいとは限らないから、早く切れ」
一樹に言われて、僕は懐中電灯の電源を切った。
アーサーは、僕と同様ソファでくつろいでいる。さすが、殺人事件のあった家で暮らしているだけのことはある。やはり彼がいると心強い。もし、アーサーがいなければ、僕はここに参加したかどうかわからない。
「そうでした」
といきなりいって、アーサーは急に何かを思い出し、ボストンバッグからカラフルなイカのデザインが印刷されている紙箱を取り出した。
「何それ?」と一樹が聞いた。
アーサーは中身を取り出した。
それは、かなり大きなイカの浮き具だった。わざわざダイオウイカって箱に書いてあるから、大きくて当然だ。まだ空気が入っていないので、イカの形っぽくなく、色も赤と白が混じっている。
イカと言えば、白色をイメージしやすいが、生きているイカは様々に色を変える。ダイオウイカが撮影されている映像では赤褐色だったようなので、赤と白の混合でも文句は言えないが、白一色より見た目が派手なので、売れ行きがいいのだろう。
「海の家で買ったの?」と金田は聞いた。
「はい。デザインが気に入りました。まだ使っていません」
僕は空き箱を手にとった。¥3980と印刷された値札シールが貼ってある。
「3980円って、高っ。せっかく買ったのに、肝心の海で使わなきゃ意味ないでしょ」
「大勢の人がいる場所で使うのは恥ずかしいです」と彼はいった。
いい大人だから気持ちはわかる。でも、外人だから、他の人はあまり気にしないと思う。
彼は、空気を吹き込んで、イカをふくらませていく。肺活量が大きいのでふくらむのも早い。
「でかいな」
一樹は、出来上がった浮き具をアーサーから借りると、片手で頭の先をつかんで、吊り下げた。
長さは百五十センチくらいあって、胴回りも太い。イカだから十本足かと思ったら、両端の二本だけが長くて、間には数センチ程度が六本あるだけだ。イカが十本足というのは実は間違いで、二本は触腕といって普段は体に隠れている。それ以前に、足ではなく、手だそうだ。
それでも二本だけ長いのはおかしいが、コストの関係や実際の使用を考えれば、二本にしたのは正解だ。僕の足より太くて長そうなのが、十本もあったら、使うとき邪魔で仕方がない。
アーサーはそれを受け取ると、ソファの上に置き、上体をもたせかけて、クッションとして使う。
しばらくはイカで盛り上がったけど、またすぐに静かになった。
そんな気分を悟ったのか、
「先輩達、びびって来なかったけど、今になってその気持ちわかったわ」
と、金田が不適切な発言をした。
「嫌なら帰れば? まだ電車間に合うし」
と、一樹が挑発したので、
「じゃあ、帰るわ」
といって、金田は荷物をとって、入り口から出ていこうとする。その顔は本気で怖がっている。
「今更帰るなよ」
一樹は本気で怒鳴った。それから、用意した蚊取り線香をつけた。
もう、陽はすっかり沈み、外からのソーラーライトの明かりだけが頼りだ。僕らは、恐怖から無理矢理会話を続け、そのままフロアから動こうとしなかった。
「奥行ってみる?」
僕が一樹にそう聞いてみたら、
「一人で行け」だと。
僕は、フロアの壁に建物の案内図が張ってあるのを見つけた。
一階はフロアの他、大浴場や売店、大広場などがある。二階より上が客室だ。ひとつの階につき、部屋数は十五。廊下を挟んだ両側に部屋があって、L字の内側のほうが外側より部屋数が少ない。
L字の交差する外側にエレベーターがある。当然、今は使えないはずだ。内側には階段があって、一階はフロアにつながっている。L字の両端にはそれぞれ外側非常階段がある。
僕はフロアの階段を二、三段上った。
「おい」
一樹は、僕が見えなくなったことが心配みたいだ。そのくせ怖いから階段のほうに来ない。僕は意地悪してやろうと、踊り場まで上がった。
「金田、キャプテン命令だ。見てこい」
一樹の声が聞こえる。
「あいつ野球部だから、この際サッカー部は関係ないじゃん」
僕は、暗がりの中でほくそえんだ。
そのとき、二階から棒などで床を叩いたような音がした。それも何かの合図のようにコン、コン、コンと三回連続して繰り返された。
僕は、慌てて階段を駆け下りた。
「おい、どうした」
一樹が、驚いた様子で聞いた。
「誰かいる」と僕はいった。
「気のせいだろ」
「音がした」
「風とか、気温の変化で壁が膨張した音じゃない?」
僕は首を振った。
金田は比較的冷静だ。
「俺達と同じで、他に肝試ししてる連中がいたとしても、不思議はないだろ? 季節的にちょうどいいし」
アーサーが立ち上がった。
「見に行きましょう」
勇敢な彼も顔が青ざめている。やはり腕力の通じない幽霊には弱いのか。
僕と金田が懐中電灯を持って、彼と一緒に二階に上がっていくと、一人取り残された一樹も、
「待てよ。俺も行くよ」と後に続いた。
声を潜め、二、三段階段を上がり、耳をすます。同じようにコンクリートを叩くような音が聞こえる。
「行くぞ」
一樹が大きな声を出した。
「馬鹿、静かにしろ」と金田が怒鳴った。
僕ら四人は急いで上に向かい、踊り場を折れ二階に上がる。そのまま三階に上がらず、両側に客室が並ぶ二階廊下を探索。
僕と金田が懐中電灯で照らしても、ときどき落書きの見つかる壁や、まるで営業時のようにきちんと閉まった扉があるだけだ。
「どの辺で音がした?」
一樹が聞いた。
「こっち側だと思う」
僕は懐中電灯で、ちょうど僕らがいたフロアの上辺りの廊下を照らした。
「誰かいるんですか?」
金田が大きな声を上げた。
「馬鹿! 聞かれたらどうするんだ?」と一樹が怒ると、
「聞いてもらうために言ったんだよ」
部屋番号はL字の下端から、廊下の外側二〇一、内側二〇二と続いていく。階段であがったところは二〇六と二〇八の間で、二〇八はL字の内側のちょうど曲がり角にあたる。二〇七の右隣のエレベータが外側の曲がり角で、後は端の二一五まで続く。
「部屋の中まで調べる?」
金田が聞いたので、
「全室? 面倒くさいな」と僕が答えた。
「中に幽霊がいると怖いよ」
一樹は、すっかり怖じ気づいている。
アーサーは、無言で二〇四号室のドアを開けた。長い間使っていないせいか、ギーッと鈍い音がした。閉めた時もバタンと音がする。
「もし、廊下で音を立てた人物が部屋に隠れたなら、私達はドアの音に気づきます。部屋の中で音を立てたなら大きな音でしょう。下のフロアにいた私にも聞こえたはずです」
「何が言いたいの?」
と金田がいった。僕は、
「要するに、部屋に隠れていないから、中を探す必要はないってこと」とまとめた。
「すると上に逃げたことになるな」と一樹がいった。
全員で階段のところに行き、上を照らすと、横の壁に一メートルほどの大きな矢印が描かれているのがわかった。水性か油性かわからないけど、赤色のマーカーペンで描かれた枠だけの矢印で、その方向は斜め上を向き、まるで僕らに上に上がれと指示しているようだ。
「上に行けってことだな」
一樹がいった。
「どうする?」金田が聞いた。「罠かもしれないし」
アーサーは、指で矢印の上をなぞった。
「まだ新しいです」
彼は、人差し指の腹を僕らに見せた。マーカーのインクが完全に乾いてはおらず、彼の指に付着している。
「私達の他に誰かいるようです。行きましょう」
アーサーがいった。音の正体が生身の人間だとわかって、急に勇敢になったようだ。
三階にあがると、その先の階段の壁にも、同じように上を指す矢印がある。僕らは無言のまま先に進む。声を出すと相手に感づかれるから黙っているのか、恐怖で何も話せないかと聞かれると、後者のほうだった。
最上階の七階に来た。そこで階段は終わりで、目の前は壁があった。そこにも左向きの矢印があった。僕らは、七階の廊下をゆっくりと進んだ。壁に注意していたが、他に矢印はない。
外側非常階段に出る扉にたどり着いた。
「外に出ろってこと?」
僕がそう言うと、
「他に矢印ないし」と金田がいった。
「なんでこんなことするんだろうな」と一樹がいった。
アーサーはドアノブをひねった。鍵はかかっていない。
扉を開けると外の空気が入ってきた。涼しくはなかったが、中のどんよりとしたものに較べ、爽快な開放感があった。
僕らがコンクリートの外側階段を下りていくと、すぐ下、六階あたりの壁に同じように矢印があった。
「下へ進めって」
僕がいった。
「何があるんだよう?」
一樹がふざけた調子でいった。外に出たことで恐怖が薄らいでいる。
蚊などの虫が飛んでいたが、気にならない。
三階付近の壁にも、下への矢印。そして地上に降りた。
フロアの隣の一階の端は喫茶店だったところで、その通用口がある。一樹はドアに手をかけ、
「ここから中に入るのか? 喫茶店に何もなければ、結局フロアに戻るだけだろ」といった。
「手の込んだことをしやがって」と金田。
「ただからかわれてるだけだよ」と、僕も悔しかった。
アーサーは楽天的だ。
「フロアで怯えながら時間を過ごすより、いいじゃないですか」
たしかに暇つぶしにはなる。
喫茶店に入って中を照らした。テーブルや椅子は営業していた当時のままを思わせるように、きれいに並んでいる。
くまなく調べたが何も出てこなかった。正面のガラス扉を押して、フロアに戻った。
「一体、何だったんだ」
一樹は怒っているようで、無事だったことが嬉しいのが隠せていない。僕もほっと一息つき、レジ袋からさっきコンビニで買ったスポーツドリンクを取り出した。
「俺も喉が渇いた」
金田も同じようにオレンジジュースを飲んだ。
蚊取り線香の灰は、さっきより多くなっている。
「虫に刺されたかな」といって、一樹は腕をかく。
「何分くらいつぶしたかな」
金田はペットボトルを置くと、誰にともなく聞いた。アーサーは腕時計を見ると、
「二十分くらいです」といった。
「一時間くらいかと思った」
一樹の言いたいことは僕にもわかる。恐怖で本当の時間より長く感じたのだ。
「で、結局なんだったの」
一樹が聞いた。
「単なる悪戯だよ」と僕が言うと、
「そんなことわかってるよ。誰がどういうつもりで、悪戯を仕掛けたんだって聞いてるんだ」
「犯人は、僕らが今日ここへ来ることを知ってた連中の中にいる」
と、僕は昌喜みたいなことをいった。
「知り合いとは限らないよ。肝試しに来た人間、脅かして喜んでるのかもしれないし」
金田のいうことも道理がある。
アーサーは、アイスティーとサンドイッチを平らげると、
「おもしろそうですね。誰がしかけたのか推理しましょう」
「俺達がここに来ることって、結構知ってる人間多いけど」一樹がいった。「そのなかでこんな手間のかかる無駄なことしそうな人間って」
「ランス」僕が答えた。「いたずら好きで、去年来たのに今年来ないのは、これをやるため」
「彼は、グルメ番組のロケで九州にいると言っていました」
と、アーサーは否定した。
「麻衣ちゃんとか」
金田がそう言うと、一樹は、
「女の子ひとりでか?」と聞いた。
「もちろん、吉田先輩と二人で。彼女、地元の子だよ。一樹は誰だと思ってるの?」
「先輩達」
「理由は?」
「理由はわからないけど、後輩になら悪戯しても問題ないだろ」
「私も、キャプテンの意見に賛成です」
アーサーも一樹と同意見みたいだ。
僕が理由を聞くと、
「犯人は、矢印を用意していたことから、私達がここに来ることを知っていたはずです。私達より早くここに到着したはずです。
三年生と友達の水着着た女の子達、今日初めて会ったとは思えません。その中の一人が、
『外人連れてこれたんだ。知り合いに外人いるって本当だったんだ』と言いました。
わかりにくい表現ですが、その意味は、
『あなた達は、知り合いに外国人がいるので連れて来ると言っていました。そしてそれは本当でした。なぜならあなた達は、彼を連れて来ることができたからです』だと思います。
私と三年生の四人は、一緒に海に行きました。同じ海水浴場にいる私をあの場所に呼ぶだけのことで、彼女はこのような表現をするでしょうか。それよりも、三年生達は以前に彼女たちに、知り合いに外国人がいて、次に会うときにはこの海水浴場に連れてくると約束しました。それで今日実際に連れてきたので、あのような表現がされたのだと思います。
つまり、三年生達は、今日より前にこの海水浴場に来ていました。そこで、彼女達と知り合ったと考えられます。その主な目的は、このホテルの事前視察でしょう。
用意周到にイタズラを仕組みました。しかし、今日ここに再び来た彼らは、別のアイデアが浮かびました。それが矢印です。だから私が触ったときには、まだ乾ききっていなかったのです」
「アーサー、外人なのに、俺達より日本語詳しいじゃん」
金田がいった。
「三年生達は、今日海に来てもほとんど泳ぎませんでした。なぜなら最近来て、その時充分に泳いだからです」
「それはアーサーの考えすぎだよ。先輩達はもともとそういう人達」
と金田がいった。その点については、僕も金田に賛成だった。海に来る誰もが、アーサーのように泳ぎを目的としているわけではない。
「結局、俺達を怖がらせるための悪戯だったわけね。くだらない」
一樹はそう吐き捨てたが、先輩達からすれば、ここで一晩あかそうとすることのほうがくだらないのだろう。
アーサーによって相手の正体が明かされると、僕はこれ以上相手を追う気がなくなり、さらに自分達で企てた肝試しに興ざめした。
「もう寝ようか」といって、僕はソファに身体を横たえた。
僕らはそれからなかなか寝付けず、かといって楽しい時間をすごすこともできず、ここに来たことを本気で後悔した。一人アーサーだけが、すやすやといびきをかいている。
「よほど疲れたんだろうな」
僕がそう言うと、
「俺達も先輩達も誰も泳がなかったからな。きっと水泳のコーチするつもりでいたんだろう な。気落ちしてるに違いない」
と金田は推測した。
「海に泳ぎに来るほうがおかしい」
と、一樹はアーサーを批判した。さらに批判の矛先は先輩達に向かう。
「それに後輩からかうためだけに、二回も来るやつらはおかしいを越えて狂ってる」
そのとき、一樹の言葉に反応するように、外でがさがさ音がした。
「やべえ、聞かれてるかも」
それから僕らは、外の気配を気にし、声をひそめた。
その夜僕らは、先輩達がいつ襲撃してくるかわからず、一睡もできなかった。唯一面白かったのは、アーサーがソファの上で眠りながら、時々クロールの動きをしたことだった。
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