17.04.23

法事のダブルヘッダーという貴重な経験をした。

ダブルヘッダーというか、正確には同時上映か。


祖父と祖母の法要が偶然重なり、せっかくなのでと久々に彼らが

住んでいた街へと足を運んだ。随分と来ない間に町から街になった

もんだなと、開発の進み具合に驚いた。


2人分となるとお経も2倍か、と思ったがそんなことはなく、1回分で

2人いっきにやりますよ、というだけだった。つつがなく事は進み、

墓参りを終え、あっさりと法要は終わった。


次来るときはまた数年後になるだろうか。そう遠くない場所なのだが、何か

なければまず来ない。中途半端に特色がない街なのだ。いや、そうなって

しまったというのが正しい。中途半端に発展し開発が進むと、個性が統一

されてしまい、元々あったその町らしさが薄れていく。

そうなるともうどこへ行っても変わらない。となれば近くでいいや、となるのだ。


13回忌と7回忌、記憶は薄れていくばかりだ。

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