16.10.23

隣町の図書館へ行き、利用カードを作ってきた。

相互協力カードなのでできることに制限があるが、やれる範囲で楽しめば良いだけだ。


図書館へ行く途中、個人営業の電気屋の前を自転車で通ったら、

人生で2度目の遭遇となった乾電池の自動販売機があるのを発見した。


コンビニなど24時間営業の店舗が増える前までは、自動販売機といえば

それこそ生活の中の便利な機械だったのだろう。

しかし乾電池の自販機は少ない。避妊具の自販機の方がまだ目にする。


レトロ自販機の特集本なども最近では刊行されているが、

乾電池の自販機専門の本や雑誌はまだ見たことがない。


最初に見たのは転居前の近くにあった公園のそばにあった、

やはり個人経営の電気屋だった。

そもそも電気屋も、昔は個人営業の店舗が多かったはずだ。個人営業の電気屋なら、

自販機よりも数多く知っている。同級生にも実家が電気屋だという人がいた。


最初に出会った自販機は私が中学生になる頃にはもう錆びついて使われていなかったが、

今日見た自販機はどうやら現役のようだった。値段までは見てこなかったが、量販店に

比べればやはり安くはないだろう。


乾電池もそのうち全てバッテリーに切り替わったりするのだろうか。

テレビのリモコンや、懐中電灯などは今でも乾電池のイメージが強いが、

携帯ゲーム機はもう乾電池というイメージではない。

ゲームボーイのパワーランプがぼやけてくると、電池蓋を取って電池を回したり、

抜いて電池を手で温めたりしたあの感覚を、今の子供たちは知らないのだろう。


リモコンはともかく、懐中電灯は電池である必要性が高いと思う。

停電が起きたとき、バッテリーで充電するタイプの懐中電灯だと充電が切れたら終わりだ。

乾電池なら買い置きさえあれば、電気が復活するまで頼りになる。


大きい懐中電灯では単2などの大型電池がお馴染みだ。

あの大きい弾丸みたいな電池を懐中電灯に入れる時妙にわくわくするのは、

きっと私だけではないと思う。

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