oblaat [性描写有]

甘いビスケットにバターは必要?





どさっ


寝ている私のベッドへ、テスタが覆いかぶさってきた。


部屋は真っ暗、おやすみのキスをしたのが一時間前。


キスの時甘いビスケットのような味がテスタからした。


ほわほわしながらベッドに沈み込む私。


目をつぶって寝ているはずなのに、何故か意識だけは覚醒したような。


毛布がとてもさわさわしてくすぐったい。


そんな感じで私は寝ていた。


テスタは静かにドアを開け、私の部屋へと入ってきた。





ああ。今日もするのか。




忍び足でベッドへと近づくテスタ。


「ふふふ。リノにゃんかわいい。」


娘の寝顔を見る母親のような表情で微笑むテスタ。


しかし、テスタがやるのは微笑ましいことじゃない。


そーっとベッドへと屈むと、優しく毛布を剥がしていくテスタ。


さわさわ触れていたくすぐったい毛布が剥がれてゆく。


脱皮をするような殻を破るようなそんな感じがした。


「今日も楽しいことしようね。リノにゃん。」


小声で私へ話しかけるテスタ。


楽しいのはテスタなのに、わざわざ言うのだから多分意識があることに気づいているのだろう。


私のネグリジェへと手をかけ、寝た状態なのに器用に脱がしていく。


すぐに下着姿へとなる私。


「まずはブラからかにゃ。」


一瞬でホックを外すテスタ。やはり着せなれてれば外すのも容易なのかもしれない。


「パンツ〜♪」


するするとパンツを下ろしてゆく。


私はベッドの上で一糸纏わぬ姿になった。


「今日は生まれたままリノにゃんを愛します。」


テスタはそう宣言すると自らの下着も下ろし、私の中へと入ってきた。


私は裸なのにテスタは服着てるのはずるいと思う。


ずぶりとこんにゃくのような音が聞こえた。


普通なら前戯なしで体格に不釣り合いなものなんて入れたら、大変なことになるけどさすがに慣れてしまった。


テスタは一気に奥まで押し込み、ぐりぐりと中を掻き回す。


「やっぱ最高だな。このヒダは。やめられねえなぁ。」


ヒダとかいうな。


私は最高にムカついた。


このままお腹に力込めてそのまま捻り切ってやろうかな。


でもやめといた。


吸血鬼はそんなんじゃ死なないし、むしろ喜ばせるだけだって分かってるから。






15分くらいだろうか。


テスタは無心で私の腰に自らのモノを打ち付けていた。


骨盤あたりを持ち、ゆっさゆっさと動かしている。


「はぁっ・・っ・・そろっ・・そろ頃合いっか?」


テスタのモノが一段と大きくなる。


テスタは前へと倒れ、繋がったまま両手を私の背中へと回し、ぎゅっと抱きしめて、

そして

そのまま


震えた。


私の一番深いところで広がってゆく、熱、熱、熱


「はぁっ・・・はぁっ・・・」


さらに強く抱きしめ、奥へいったり外へいったり私の中で暴れまわる。




親がて勢いがなくなり、お腹の壁がどろっとした感じになった時、ようやくテスタは拘束を緩め私を解放した。


名残惜しそうに抜かれる。


いやらしい音が聞こえた。




その後のテスタの行動はさらに早かった。


既に用意していた濡れたタオルで、身体や結合部を丹念に拭き、下着やネグリジェを着せてゆく。


「ふふふ。愛おしい我が子。」


最後にそう告げるとテスタは去っていった。




お腹の中ではあったかいゼリーが蠢いている。


寝ながらお腹を撫ぜる私。


ここにある。




ビスケットちょっと甘すぎたな。

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