第5話
会社の指導運転手が隊長!とあだ名を
つけてくれた。
それは元自衛官だった事と仕事に熱心だった
から。
人生で初めてあだ名をつけてくれ、
私自信も気に入りました。
先輩や仲間、所長まで「隊長」と
言ってくれた。
でも呼び名が多少かわることも?
「隊長!」「中隊長!」「大隊長!」
「連隊長どの‼︎」など
どれも同じ意味で、私はとても嬉しかった。
そしてまたまたご指名が入りました。
私は安全に対する意識が高いという事で、
指導運転手と私の二人で、
警察と交通安全協会、自動車教習所と
我がバス会社が一つにになって、
夏休み小学生への交通安全教室を開いた。
この様な催しへの参加は初めてでしたが、
内容はというと、車両に近づくと危険だよ!
巻き込みや飛び出しなどの危険性を
実際に目の前で物などを置いて再現し、
子供たちに交通ルールを守るように
伝えました。それから何回か一般の
交通安全教室に参加しました。
自分自信に色々貴重な体験させてくれる
良いバス会社ですが、
会社には労働組合というのがあり、
私は役をしていました。
そしてあるイベントで、何時もの様に
安全係に就き、その時は組合の
代表としての係だった。
そして、交代の時間が来たが現場が
気になりそのまま誘導を続けていました。
すると携帯電話がかかってきて、
早く戻って来い!と電話の向こうで凄く
怒っていた。
車庫には模擬店を出しており、食べ物や
飲み物を私のために用意してくれていたが、
中々帰って来ないので怒っていたのだ。
組合は組織で動いている。自分勝手な判断
をするな!と言われ、
打ち合わせ通りにしなかった私に、
他の乗務員と一般の通行者の前で
命令無視をしやがって!と
怒鳴り散らされた。ヤクザに絡まれている
ような怒鳴りようだった。
私に責任があるが乗務員と通行者の
安全を守っていただけ。サボって命令無視
した訳ではない。もっと違う説教の仕方が
あったと思うが逃げ場のない説教で、
自分は精神的に潰され、これをキッカケに
会社を辞めようと決めたのだった。
☆ 転職の誘い ☆
元上司が公営バス会社に就職していて、
何度か会社の試験受けないか?と
誘われた事があり、丁度その時
また試験があるけど受験しない?
とお誘いがきました。
今回はダメで元々、受かる可能性はないが、
試験を受ける為に受験の手続きをして、
色々アドバイスをもらい、その結果
見事合格しました。(契約社員)
試験の答えを教えてもらったり、お金を
渡したりなどは全くしていませんので、
誤解なく!
条件は契約社員ですが、それでも
以前の民間会社よりお給料は多かった。
そして一から信用を築いていていかなければ
ならないが、それは自分次第。
また契約社員は正社員になれる確約は
ありません。
でもいつかチャンスがあると思い、
前の会社で学んだノウハウを、いつか
活かしてやろうと思い仕事に励んでいる。
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