第3話 つまらない日常

今日の朝も目覚めは良くなかった。

いつも学校登校の時間のギリギリまでベットで寝て

そして家から出る。

学校までの行きの道は15分ぐらいの道で家で多少ベットで横になっても

遅刻することはない。


つまらない。それが俺のいつもの朝だった。


学校の通り道いつものように学校までの道を一人で歩いていた。

その途中で西沢が歩いているのを見かけた。


「おーい西沢!」


その声にビクッとした西沢はそのまま逃げるように去っていった。


「俺、もしかして嫌われてるのかな…」


分からない。相手が何を考えているか分からないから

なぜ西沢が逃げていったか分からなかった。


授業の時間はとても退屈だった。別に勉強が苦手とか

スポーツが苦手だからではない。

決められたことをただやらされてるような

この日常がとてもつまらなかった。

特にやりたいこともない。目標もない。

何を目指せばいいのかも分からない。


分からないからこそとてもつまらなく感じたんだ…。

何も起きないからこの現実はつまらないものだと思っていた。


そう、何も起きないから俺はこの日常がとてもつまらないと感じていたんだ。












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