第8話スポーツへの挑戦

はい、ここまできてやっとタイトル回収です。









「とりあえずコントロールの効く体にはなったらしいけど実感わかねえな……怖ェ……」


「まあ、ご主人が本気にならなきゃ外れないって言ってたし大丈夫だろう」


「だといいんだけどなあ……」

くっそ不安である


「ご主人!なに?あれ!」

見ればそこでサッカーボールを蹴る少年達がいる


「あれはサッカーって言ってなボールを足で」

「私も一緒にやるー!」

なんでお前もう外にいるのさ……


「なんだよオマエ、オンナはどっかいってろ!」

まあ、そうなるよな


「おねがいだよー」

めげずに頼み込むおぷとちゃん


「やーだね、やりたきゃボールとってみやがれ!」

結局参加させる矛盾を孕んでいるあたり微笑ましい


「やったあ!じゃあいくよ!」

どーん、ぱあんっ……

デスヨネー


「オマエなにすんだよ!ボールわりやがって!」


「ごめんなさい……」

ってあれ?ボール修復始めてね?戻ってるよね?明らかに?


「お、オイみろよ、ボールが……!」

そりゃあビビるわな、目の前でボールが勝手に治り始めるんだもんな


「オイ、コイツやべえよ!逃げた方がいいって!」

わーっと逃げていく少年たち


「あ、待って!」


「やだよ、バケモノ」

人間社会じゃあそうなるよなあ……当然だけど。


しばらくしてトボトボと帰ってくるオプトちゃん


「よしよし、お前は何も悪くないからなーあのクソガキどもの度胸がないのが悪いんだからなー」


「ううっ……グスッ……」

あのガキども今度会ったら……


「蹴り飛ばしてやりてえ、か?」

完全に読んでくるアイギス


「そうだけど?」


「いいんだよ、私たちの存在は上記を逸している。当然あのように迫害されることも多くなる」

だからって……


「許されるか?そんな非人道的なことが」


「人じゃないからな」


「そうだけどさ」


「前の配属先では国を救ったというのにその英雄は恐れられ毒をもられ、私は地下深くに封印された」


「じゃあなんで今おるの?」


「国が滅ぶ危機を救った英雄だぞ?滅ぼせないわけ無いだろ」

アッハイ……


「まあ、そんなこんなで迫害には慣れているがオプトは何せまだ幼い」


「オプトちゃんって何歳なの?」


「1900と38だったかな?」

出ました超高齢ロリキャラですよ!皆さん聞きましたか?それもレアなのじゃロリじゃない奴!


「ちなみにお前は?」

桁が増えそうな気がする……


「今年でちょうど200万だったな」

人類誕生からいたのかよ……


「まあ、そんなことは置いておいて。今後、私達は家からでない方がいいだろう」


「そうだな、いちいち騒がれるのも面倒だな」


「もう少し人間倫理のできた魔術理論のある世界線だったのであれば良かったものを……」


「あのバカ神に文句言えよ、オプトちゃん泣かせやがって」


「全くだ、この前なんて私ではなくオプトに手をだそうとしていたからな」


「何それ初耳なんですけど今から去勢しに行こうぜ!」

確殺


「去勢?聖剣に手を出したんだ……もう……」


「ざまあああああ!!!てめえなんざ万年イ〇ポでいいんだよ!wwwww」


「まあ、いくらでも生えるのだがな」


「チッ」

マジでイ〇ポの呪いかけられる神様いないかな?


「それよりご主人、お腹がすいたぞ」


「お前の腹ペコ属性最近可愛く思えてきたよ……」


「そ、そうか?そうか可愛いか……」

何やらモジモジし始めるアイギス


「デーブ」

これでどうだ?


「あのダジャレの好きな外国人のことか?」


「スペクターじゃねえから!」


「では何だというのだ」


「もういいわ……」


「そうか」


















はい、全然スポーツしてませんね

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