第6話 CAN OR CAN'T

身体能力補正モリモリで試したいことがある。誰しも1度はやりたいと思ったんじゃないだろうか?ガン〇ム世代ならTRANS-AM とか、リミッター解除しないとできない動きが出来るんじゃねえかって。


「御主人?顔が緩んでいるが何を考えている?」

顔に出てたか……


「ああ、まあちょっと考え事だ」


「ま、まさか!私に卑猥な事をしようと……!」


「それはねえ」

ずーん……

効果音付きで落ち込むなよ……


「いやあ、今の俺なら漫画の動きとか再現できんじゃねえかって」


「それは無理だろうな」


「物理法則を舐めちゃいけない」


「とっくに物理限界突破してると思うんですが……」


「それでも、だ。」


「なんで?」


「あのなあ……お前、自分で投げた柱に乗れると思うか?」

ああ、有名な桃白〇先生だな


「今ならできんじゃね?」


「普通に考えろ。全ステータスに同じだけ倍率が掛かっているんだから」


「あ、追いつけねえじゃん」


「そういう事だ」


「でもさ、投げるの加減したら出来そうじゃない?」


「はあ……時速165kmで投げたボールに対し投げた奴のスピードは30km程度。この意味分かるか?」


「それに700を掛けて……325500km……秒速90km……30×700÷360……58km」


「さてクイズです。地球から脱出するのに必要な初速は?」


「理解……ってか投げた瞬間にプラズマ化するわ……」


「そういう事だ、日常生活から意識して抑えるんだぞ?今のお前は拳の1振りで街が消える体なんだからな」

やっべえ……


「でも、料理作ってる時は何も感じなかったぞ?」


「それは、家事モードだったからだろう。」


「家事モード?」


「文字どうりだ」

あら優秀、普通レベルまでパワーを抑えてくれるなんて!


「んなわけあるかっ!不便すぎるわ!」


「そうは言ってもなあ……」


「まあ、漫画の真似ができない理由は分かった。だけどさ、全ステータス700倍って事はさ、知能とかも上がるの?」


「ホレきた」

そう、待ち構えていたかのように数式いっぱいの紙が渡される


「これを解けと?」


「ああ」

マジかよ……数学は苦手なんだ……


5分後……


「満点」


「マジかよ!いや自分でもおかしいとは思ってたけどさ!」

だってなんかスラスラ解けるんだもん


「まあ、分かっただろう。」


「これなら、だいたい何でもできるな」


「いや、結構できないこと多いぞ?」


「例えば?」


「地球に降ってきた隕石を止めるためにジャンプしたら街が無くなったり」


「それはワープで隕石に叩きつけて威力盛ればいい」


「バーゲンに走り込んだら店ごとなくなったり」


「そんなことしな……自信はねえわ」


「寝返りで街消したり」


「やべえな……」


「と、まあいろいろ不便だぞ?」


「隕石はまず無いから問題ないな……ん?」

はあ……っとアイギスがため息をつく


「フラグ建築能力も700倍っと。」


「ウッソだろおい」














次回 第7話 隕石にはお帰りいただきます




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