第3話「ノーベル文学賞、村上春樹またも 」2016/1013
ノーベル文学賞が今回も愉しませてくれた( Bob Dylan の受賞については別に書く)。
日本人のノーベル文学賞の關心は村上春樹の一擇。
毎年落選の(ほんたうに有力候補なのだらうか?と疑ひたくなるが)の憂き目に、地團汰を踏むハルキストらの呪ひと愁ひにみちた失望の有樣を見聞きするだけでも、ノーベル賞財團に感謝の拍手を送りたくなります。それから、英國ラドブロークスのオッズで、村上春樹を一番にあげて、無駄金使った方々にも。來年もよろしくお願ひします。
となぜか嬉々として書きつけながらも、このすっかり秋の行事と化した「ハルキ」祭を繼續させるためにも、そろそろ新たな候補者を立てるべき時ではないだらうかと愚案浮かび、私なりに人選してみました。
折角、ハルキストといふ中核ができてゐるのですし、世界中に浸透したハルキムラカミの文名のチカラタカラも借りるべく、ハルキつながりで、
| ノーベル賞、村上ハルキがダメならば、はりきっていけ、野田や角川 |
{後註、お詫び。野田とは、野田秀樹氏(劇作家にして演出家にして俳優、といふ点で Bob Dylan に十二分に匹敵する)のことを、もうすっかり忘れてゐたので、野田「春樹」と誤ってしまひました。こゝに訂正し、深く陳謝申しあげます。また、角川のはうは、角川春樹氏。これはまちがひないと思ひます。出版業と映畫制作、そしてよくは存じませんが前衛俳句の亡者じゃなかった猛者だとかで(まだ生きてるのかな)こちらも十二分に野田秀樹氏同様、Bob Dylan 以後のノウベル文學賞の候補者として村上春樹氏よりもふさはしいのではないかと大胆にも豫測、といふより推薦しておきます。
Word of World ∈ 思考 69 空想 ∋ Art of Heart
狂歌師が食っていける日が來ますやうに
むらさき 69 さけぶ
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