4.ヒロインのバスト




 さて、ここからはテーマである「物語のヒロインにとって最も適切なバストサイズ」について考えていきたい。


 そもそも、アニメにおいてヒロインのバストは作中で明言されているものを含め、そのほとんどが「設定から1、2カップほど上のカップ数」で描かれていることが多い。例えば、井上堅二著「バカとテストと召喚獣」のヒロイン、姫路瑞希はFカップとされているのでイラスト・アニメではHカップ、また島田美波はAカップという設定であるからCカップ相当でそれぞれ描かれているということになる。


 その理由について私は全く見当もつかないが、おそらくは「メイン層である男性の想像するバストを表現しようとした結果、現実とかい離してしまっている」というのがあると思われる。

 今回は、それを踏まえた上で、本テーマについて述べる。


 なお、あくまでも「見た目が不自然でないバスト」についての考察のため、身長・体重などについては考慮せず、また「ヒロインが17歳女性(女子高校生)」であるという仮定のもとに進めていく。

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