第2話 終わりまで進んでいく物語
「戦えるんだ? 赤ずきんちゃん」
エクスが確認するかのように、聞いてくる。
それでいて、魔法を使ったことには驚かない。
「誰に教わったんです?」
とはシェインの言葉。
おばあちゃんは無力な老人のようで、実は森に一人で住む魔女だ。狼を撃退するくらいはお手の物のはずだ。だが、物語の筋書通りに行動するために、甘んじて丸飲みにされることになっている。
本来の赤ずきんは、おばあちゃんに教えてもらったことになっている。
現・赤ずきんは魔法など誰かに教わったこともないが、運命の書に書かれた説明通りに魔法を動かしていた。
どう答えるべきだろうか。赤ずきんは考える。
『赤ずきん』を演じて振る舞うのならば、役割の持つプロフィールの通りに説明するべきだろう。
けれどもエクスお兄ちゃん達は、きっと自分自身よりも私のことを知っているように見える。シェインお姉ちゃんは、赤ずきんに魔法を教えた人物が誰かを知っていて、あえて聞いている素振りがする。
まず赤ずきんは、
「おばあちゃんに教えてもらったの」
と言い、一度言葉を区切った。
予想通り、と言われているような空気になった。「そうなんだ」というエクスの相槌もどことなく白々しい。
何かを警戒しているようにも見える。
ただし、赤ずきんは何となく『エクスお兄ちゃん』がそこまで相手を出し抜く術に長けていないだろう、とあたりをつけていた。
脅威でないのならば、お互いによく分からない何かが起きていることについて、協力して探るべきだろう。
「というのは、赤ずきんのこれまでの運命なの。私はついさっき使えるようになったんだよ。自動的にね」
エクス達もこれは意外だったようで、驚きと動揺が混ざった表情に変わる。
「お兄ちゃんたちが見た無名の少女は、死ぬ前は赤ずきんだったの。そして、今は私が赤ずきん」
そう言って、説明を続ける。
本来の赤ずきんが予定外の襲われ方をして退場し、『運命の書』を引き継いだことや、自分に予備としての役割があったこと。
赤ずきんがひと通り言い終えると、エクス達がそれぞれ話し始める。
「代役がはっきりと用意されている想区なのか」
「主役が退場した後に、代わりがすぐに出てくることは今までもあったわ。アラジンの想区のように」
「しかしこの想区は代わりの人間の『運命の書』を書き換えるのではなく、元から待機させているパターンですか。興味深いですね」
そして、タオが口を開く。
「無名の……いや、今はあんたが赤ずきんちゃんか」
と、呼び方をどうすべきか、少し戸惑っていた。
「ええと、つまり2号さんですね」
「えっ。シェイン、その名前は良くないんじゃないかな」
「むむ、確かに代役ですし、1号や2号の言い方だと意味が的確じゃないですね」
「あのね、エクスはそういうつもりで言ったわけじゃないと思うわ……」
再びああでもないこうでもないと話し始めるエクス達に、赤ずきんは、
「2号っていう呼び方でいいよ」
と言った。『運命の書』に代用品と書かれていることは物心ついたときから分かっていたので、少なくとも傷つきはしないし、失礼とも感じない。
「それで、タオお兄ちゃん、さっき言いかけていたことはなあに?」
赤ずきんは尋ねた。
「あー、聞かれたくないことかもしれねえけど」
タオはこちらを気遣うように、間をあけながら聞いてくる。
「主役の、赤ずきんになりたかった、なんてことはねえか? 話がハッピーエンドになる裏で死ぬのが嫌だった、とかだ」
レイナ、シェインがやや緊張した面持ちで、赤ずきんをじっと見ている。
もしかして、と思われているのだ。赤ずきんの死は、狼によるものではなく無名の少女の計画なのではないかと。
主役を演じている者がいなくなれば赤ずきんになり替わることが出来て、自分は死ななくて済む。死ぬか生きるかということであれば、動機は充分だ。
まったく、このお兄ちゃん達は……。
疑う理由がもっともであるため、怒りはしない。ただ、本当に容疑をかけていることに、少しばかり驚いていた。
『運命の書』に従って生きる者が、ストーリーテラーによって書かれたことをどれほど素直に受け入れて過ごしているのかを、分からないのかと。
無名の少女だけではない。あらゆる人間は大事な出来事や交友関係、結婚、親族との死別、自らの最期など、これから起こることを知っている。にもかかわらず、予定された不幸を回避しようなどと考え、実行する人間は皆無だ。
運命の書を持っているだけで、そこに書かれていない内容に関する容疑は『シロ』で確定である。
それなのに、死ぬのが嫌だから赤ずきんを亡き者にしたのではないか、などと考えるなどとは。
赤ずきんの考えは確信に変わる。エクス達4人は、自分よりもさらに特殊な役割りを生きているに違いない。
「きっと『運命の書』に書かれていないことをした人を探してるのね。赤ずきんが突然食べられちゃって、私も戸惑っていたところなの」
たとえ犯人であっても同じことを言うだろうけれど、そう答えておく。
続いて、今度は赤ずきんの方が聞く番だ。
「エクスお兄ちゃん達は、何のためにここに来たの?」
そうして数分の後、赤ずきんは『空白の書』やカオステラー、調律の旅のことを聞いた。
想区の物語がカオステラーによって歪められたときに、誤った流れを正す。エクス達はその『調律』のために旅をしているのだという。
カオステラーは『運命の書』で定められた物語と違う出来事を引き起こす存在で、エクス達はその気配を辿ってやってきたらしい。
おばあちゃんの家に向かう道を歩きながら、エクス達の知る情報を話してもらう。
「もし私が死にたくないって理由で赤ずきんを殺していたら、カオステラーの行動なんだね」
「それが運命の書に無い内容ならね」
赤ずきんは、エクス達が警戒していた訳がなんとなくわかった。
運命を変えたい者と、それを修正するエクス達。お互いの目的が明らかになった瞬間に、魔法を撃ち合うような戦いになってもおかしくないのだ。
「私と会ったとこがあるように見えたけど、違う想区で赤ずきんがカオステラーになっていたこともあるの?」
赤ずきんはエクス達に聞いてみた。魔法を使うことは、似た物語を繰り返す想区で知ったからだろう。
「うん。その想区では主役の『赤ずきん』がカオステラーだったんだ」
「最初はヴィランに襲われたふりをして、シェイン達を騙そうとしていたですよ」
「家ごと焼き払おうとしていたからなあ」
なかなか大胆なことをするものだと感心した。
エクス達曰く、赤ずきんの物語は想区によって内容が少しずつ異なる。『原典』により近い、物語のベース中のベースとなる伝承では、赤い帽子を被った少女は食われたまま助からず、猟師すら出てこないらしい。
赤ずきんは、かつてエクス達と会った『赤ずきん』が何を理由にしてカオステラーになったのかと聞いてみる。
死の運命を避けたいと願ったならば、カオステラーになりそうなものだ。
ところが、
「母親が両親と再婚するのが嫌だったのよ。女の子には難しい話よね」
というレイナの説明を受けて、少し肩透かしを食らう。
その程度でいいのか。
赤ずきん本人にとっては大事なことなのだろうけど、運命の書で昔から分かっていたことではないのだろうか。
運命の書に従っていれば、望まない出来事を受け入れることなど、
『その』赤ずきんの運命に対する反抗心が特別に強かったのだろうか。或いは、何らかのトリガーがあるとも考えられそうだ。例えば、想区の部外者、エクス達のような想区を移動できる者による介入など……。
赤ずきんがエクスを見つめながら考えていると、
「僕たちはカオステラーを探しているんだ。最近、赤ずきんちゃんの周りで様子がおかしい人はいなかったかい?」
と尋ねられた。その内容を聞いた他の皆は、呆れたという表情になる。
静けさが辺りに広がり、ナラの木が風に揺れる音がよく聞こえた。
「あ、あれ。皆どうしたの」
「エクスこそどうしたのよ。赤ずきんの話をちゃんと聞いていたの?」
「坊主、気づいてねえのか……」
「2号さんはさっき赤ずきんになったばかりですよ」
総突っ込みを受けて「そうだった」とエクスが頭をかいた。
* * *
おばあちゃん、どうしてそんなにお耳が大きいの?
それはね、赤ずきんの声がよく聞こえるようにだよ。
* * *
ここは森にある一軒家の中。
おばあちゃんに化けた狼に、赤ずきんが質問していく。
この問答の内容は『運命の書』に書いてある内容を読んでいるに過ぎない。
これまでに何度も繰り返されてきた、想区の物語の一節。
まるで狼が赤ずきんを食べる前の儀式だ。
私と狼からすれば、ただの茶番だ。そう思いながら、赤ずきんは質問を続ける。
「おばあちゃん、どうしてそんなに大きな目をしているの」
「それはね、おっ、お前の姿がよく見えるようにだよ」
狼に突然飛び掛かられることもなく、『運命の書』に記された通りの展開が続く。
ここに来る前のエクス達との話し合いでは、ひとまず物語を進めていってカオステラーを突き止める、という結論になった。
異変が起きていることに気付けていたかもしれない旧・赤ずきんが退場した今、物語をおかしくした人物を特定するためのヒントが無いのだ。
今エクス達は、家の外に待機して聞き耳を立てている。狼が台本を無視していきなり赤ずきんに襲い掛かった場合は、すぐさま飛び込んでくる。また猟師が首謀者だったら、ここに向かってくるであろうカオステラーとヴィランの群れを迎撃するのだ。
「おばあちゃん、どうしてそんなに大きな手をしているの?」
「そ、それはね、お前をよく抱き締めることが出来るようにだよ」
この次は赤ずきんから狼への、最後の質問だ。その後に、狼が赤ずきんを丸飲みにすることになっている。
この想区では童話の通りに、猟師が赤ずきんを助けに来る。そして狼は腹に石を詰められて、井戸に落とされる。
悲惨な目に合うことが予定調和なだけに、狼がカオステラーになる理由は十分にあった。
赤ずきんと話す狼の様子には、少しの戸惑いが垣間見える。
しかしカオステラーではない。と赤ずきんは推定していた。
おそらく狼の『運命の書』には話の整合性がなく、それでいて物語が問題なく進んでいくことに混乱しているのだ。
狼が『運命の書』に従っているのなら、その内容は『森で赤ずきんを食い殺す』の後に『おばあちゃんに変装して赤ずきんを迎える』とでもなっているのだろう。そして狼は、赤ずきんが死んだ場合に、すぐさま主役を交代する予備の存在など、知らないのだ。
これでいいのか、どうしてだ、と謎を抱えたまま役割を演じているに違いない。
非カオステラーの狼は、真面目だった。それ故に、決められていないことを話してこない。本当は疑問を口にしたくてしょうがないはずなのに。
赤ずきんは、狼の『運命の書』に矛盾点があると当たりを付けた場合のプランを、実行する。
「おばあちゃん。いえ狼さん、どうして赤ずきんを殺したの?」
と。台本にはない質問をした。
それは『運命の書』に書かれていないじゃないか! とでも言うように狼は目を見開いた。だが同時に、安堵しているようにも見えた。訳が分からないことが起きている中で、答えを見つけ出せそうだと思ったからだろう。
「知っ、知らない」
恐る恐るといった様子で、狼が答えた。ストーリーテラーの定めた内容から外れるのだから、躊躇したのだろう。
「ただ喉を噛みちぎると『運命の書』に書いてあった。どうしてそうするのかも、書かれていない。前後を見ても、分からなかった……」
「それだと獣らしく、腹が減ったから。とでもするしか無さそうだね」
赤ずきんの考えた通り、狼の『運命の書』では赤ずきんを2回食うことが決められていたようだ。しかも最初の方は丸飲みではなく、殺すまで噛むようになっている。
「だから『運命の書』が間違っているのかと思っていた。ここに赤ずきんが来ないのではないかとも……」
「死者が動くことになってしまうからだね」
どうしてそんなにお耳が大きいの、などと問われながらも、質問したいのは狼の方だったことだろう。赤ずきんちゃん、どうして生きているんだと。
「それに、それに……一体、お前は誰なんだ?」
「赤ずきんだよ」
「か、顔が違うじゃないか。あっ」
「そう、狼さんの『運命の書』は矛盾しているようだけど、実現出来ない内容じゃないんだよね。赤ずきんと書かれていても、その中身も同じ女の子とは限らない」
「赤い頭巾を被っていればいいからか」
赤ずきんは『運命の書』を顕現させ、開いた。
「だけど赤ずきんの『運命の書』は一冊。ここで狼に食べられることになっている。森で死ぬのは予定外だったの」
ページに書かれた文字列を指でなぞりながら言う。そして自分が主役の予備の『無名の少女』であったことや、カオステラーについても手短に説明した。
「主役と交代する『無名の少女』はあくまで事故があったときの予備だから、運命の書には赤ずきんが狼さんに食われて死ぬなんて書かれていなかったよ」
「ということは、今起きている展開は、赤ずきんと無名の少女にとって予定外だったというわけだな」
「狼さんの『運命の書』は、本来の赤ずきんと私の、2人が現れることを前提にしているね。片方だけが現れるようだと、狼さんが役割を実行できなってしまう」
まとめると、ストーリーテラーの描いた物語は、赤ずきん側から見て『運命の書』に無い行動を狼が取っても、何の問題もなくハッピーエンドに向かうことになっていることが分かった。ただし旧・赤ずきんと、現・赤ずきん、狼の全員が疑問を抱えたまま、物語が終わる。
「一目見ておかしいのは、殺したはずの人間と会うことが書かれている、狼さんの『運命の書』だね」
死んだと思われている相手と再開する物語は多いが、少なくともこの想区では必要のない要素だ。猟師が悪い狼を倒す内容はあるにせよ、赤ずきんを前にした狼が「馬鹿なッ! なぜ生きているッ! お前は確かに私がとどめを刺したはず!」などと喚きながら倒されるカタルシスなど、ストーリーテラーも考えていないはずだ。
「狼さんの運命が書き換わっているのだけれど、カオステラーじゃないんだよね?」
「井戸に沈んで死ぬのは、嫌だがね。それでも私は自分の運命を受け入れている」
この狼は、役として嘘をつくことはあっても、今嘘をついてはいないのは明らかだ。死の運命を避けたいのならば、物語の後半、腹に石を詰められて井戸に突き落とされる運命を書き換えることだろう。
「ところで」
と狼が言った。
「なあに? 狼さん」
「本来のストーリーの質問はどうするんだ? ほらあの、口がどうしてこんなに大きいのってやつ……」
「それを言ったら、丸飲みにされちゃうからね。今は役の通りにせずにカオステラーを見つけようとしているから、、言わなくていいんじゃないかな?」
そう赤ずきんが伝えると、狼はひどくがっかりした表情になった。
「ええっ……」
「狼さん、どうしたの?」
「私が井戸に沈む運命を受け入れていたのは……君みたいな可愛い子を丸飲みに出来るからだったんだ。そうすれば本望、死んでも悔いはなかったのに」
なんと、狼は話の通じる紳士だと思っていたら、まったくの正反対だったようだ。
「もう我慢できなーい! 赤ずきん、食べちゃいたいくらい可愛いよーっ!」
「きゃっ、赤ずきんならさっき食べたでしょっ」
「おかわり!」
狼に飛び掛かられた赤ずきんは、魔法を使う間もなく床に押し倒された。転がされた姿勢では力が入らず、跳ねのけることが出来ない。
眼前に狼の牙が迫る。
「ちょっと。食べるなら台本通りに、大きな口のことを私が聞いてからにしてよ!」
「さっきから、運命の書にない会話をしてるじゃないか。ハァハァ、もうアドリブだよ、グヘヘ」
いただきまーす、という言葉と共に、狼の生暖かい吐息が赤ずきんの顔を覆う。ほぼ同時に家のドアが勢いよく開かれた。
ヒーローに
「そこまでだ狼!」
「うわあああ、お前たちは一体何者だー!?」
「タオ
真の自分を解き放った狼は、あっという間にガタイのいいヒーロー達に取り押さえられた。
狼は碌な抵抗も出来ないまま、縄で縛りあげられた。
女の子を丸飲みにすることに興奮を覚えるという点ではカオスな嗜好の持ち主だったが、カオステラーではないので、捕えるに留まる。
「いっそ、カオステラーだったら容赦なくぶちのめすことが出来たですね」
とはシェインの言葉。
「残りのカオステラー候補は猟師、赤ずきんの母親、おばあさんくらいかしら?」
「『運命の書』を見て、怪しいところがないか見てみるね」
この後の運命に、何か手がかりが隠されているかもしれないと、赤ずきんは『運命の書』を読んでいく。
赤ずきんが狼の腹から助けられ、めでたしめでたしの後。
母親と猟師の再婚、これはエクス達に聞いた通り。おばあちゃんは長生きで、これといった不幸はないようだ。
重大な問題を抱えた人物はいないようだが……いや、そうではない。
「あのー……皆さん、本当ならそろそろ猟師が赤ずきんを助けに来る時間では」
と口を開いたのは、狼だ。
「猟師が来る前に赤ずきんを食べておかないと、ストーリーテラーの物語が成立しなくなってしまうのでは?」
「どうせ調律するから問題ないわよ」
「貴方は赤ずきんちゃんを食べたいだけですね、変態さん」
「そんなあ」
狼はがっくりと肩を落とした。
そうして暫くの後に、家の扉が開かれる。中肉中背だが、よく鍛えられた上腕筋を持つ猟師が入り口に立っていた。
「赤ずきん、助けに来たぞ」
すかさず、運命の書を見ていた赤ずきんが顔を上げた。
「この猟師は、赤ずきんの母親と再婚した後に、その娘にも手を出そうとする危険人物だよ。毎晩寝室に入ってくる……と書いてある」
「えーっ、やだー。狼以上に狼よ」
「この想区って、そんな人間ばっかりなのか……」
「男は皆オオカミというテーマの想区なんですかね」
エクス達が呆れる中、赤ずきんがビシィッ! と猟師を指さす。
「お巡りさんそいつです!」
「タオ
「うわああ、誰この人達いーっ!?」
義理の娘に手を出す(予定の)男は、あっという間にガタイのいいヒーロー達に取り押さえられた。
猟師はカオステラーではなかったが、倫理的にカオス寄りなのは間違いない。
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