18 シグルーナ

「関係ない人間は殺したくないの。だから勝手に死んじゃわないでね」


 魔人シグルーナのその言葉は、配下として連れて来ていた二体の下位魔人をあっさりと斬り捨てて見せた、一人の女性に対してのもの。

 赤い長髪にしなやかな肢体、そしてギャドラにすら匹敵するであろうスピードを発揮して見せた美しい女。――かつて聞かされた警戒すべき人物の特徴と一致する。そうか。この女がラナーシャ・セルシスか。

 シグルーナは不幸中の幸いだと自らに言い聞かせる。

 目的とするアルシェ・シスロードを発見するよりも先にこれほどの人物と遭遇するなど確実についていないが、それでも遭遇してしまったのが自分でよかったというのが本音だ。

 もしこれがギャドラだったら、おそらくは一刀の下に斬り伏せられていただろう。彼は魔法に対して無類の強さを誇るが、戦闘力に関しては決して高くなく、魔人としての身体能力を過信して武器すらも持とうとはしない。

 下位魔人と中位魔人を隔てる大きな壁は、身体能力の高さ以外にも三つ存在すると言われている。

 一つ目は知性の有無。下位魔人は人間ほどの知性を持たず、会話すらも交わすことができない。簡単な意思疎通が限度だろう。

 二つ目は個体によって異なる特殊能力の有無。中位魔人は個体毎に異なる特殊能力を有し、それを駆使して戦闘を行う。ギャドラの高い魔法耐性は彼の特殊能力だ。

 そして三つ目は超速再生力の有無。中位魔人は小さな傷くらいなら即時に、部位欠損であろうと一分もあれば再生させることが可能なのだ。

 そしてギャドラは、この三つの内の一つ――超速再生を有していない。つまり彼は中位魔人としては半人前の強さでしかないのだ。ギャドラは女であるシグルーナから見ても脆弱な存在でしかなかった。


(まあそれでも、そこらへんの人間に負けるなんてことはないでしょうけど……)


 それよりも頭に血が上って標的以外を殺してしまわないかが心配だ。そんなことを考えていると、ラナーシャ――だと思われる女――が下位魔人へと確実に止めを刺してからこちらを見据えた。


「言葉の意味がわからない。まるで特定の誰かを狙っているように聞こえるが?」

「そう言ってるのよ。本当は人間なんて殺したくないのだけれど」

「そうか。よくわからないが、お前を見過ごせば誰かが死ぬようだな。ならば防がないと」


 ラナーシャは淡々とそう述べる。自らの強さに裏打ちされた強者の自信が見て取れる。そして、それが決して慢心などではないこともシグルーナには理解できた。

 その時、ラナーシャの全身を均一に覆っていた魔力の奔流が少し下半身寄りに偏り始めた。魔装という技術だと聞いたことがある。が、こんな風に操作できるなどというのは初耳だ。偏りを見せることで何が変わるのか――

 ――そんな疑問を抱いた瞬間、ラナーシャは先ほど下位魔人を相手に見せた速度以上のスピードでこちらへと肉薄してきた。


(なるほど! より速くなるのね!)


 どうやら魔装の比重が大きければ大きいほど得られる恩恵も大きくなるようだ。

 そうやって自分なりの答えを得たシグルーナは、ギャドラの速度をも凌駕するラナーシャの剣を必要最低限の動きで回避しようとする――


「なッ……!」


 ――が、その剣速が想定以上のものだったため、避け切れずに右腕を斬り裂かれた。


剣術こっちが本命か――!?)


 油断していたわけではない。人間に対して抱くには最高レベルの警戒だったはずだ。だが、彼女はそれを超えて行く。

 続けざまに振るわれる切り返しを今度こそ確実に回避して見せたシグルーナは、そのまま強く地面を蹴り出し、背後にある民家の屋根上へと退避した。

 大きな怪我ではなかったため、すでに腕の傷は完全に癒えている。だが問題はそういうことではない。そもそも、完璧に捉えられたわけでもないのに、シグルーナが怪我をしたという事実が問題なのだ。

 シグルーナのように完全に覚醒した中位魔人の体皮は、ギャドラのような魔人とは違い生半可な攻撃を一切受け付けないのだ。敵が人間ならば、たとえ軍隊の攻撃を裸で受け続けても傷一つ付かないほどに。――それがドラゴン種に単体で匹敵すると言われている中位魔人の強さだ。人間からすれば、特殊な能力を持つ分ドラゴン以上に厄介な存在であるはずなのだ。

 ――念のために回避行動をとっておいてよかった。

 超速再生を有しているとは言え、一撃で首でも刎ねられようものなら絶命は免れないのだ。

 そんなことを考えつつ、シグルーナは全力を以てラナーシャを相手にすると心に誓う。アルシェ以外の人間を殺すわけにはいかないため、シグルーナ自身が殺されないように全力を出すのだ。

 シグルーナは自らの全身へと意識を向け、特殊能力『六感強化』を発動させる。いわゆる第六感と呼ばれる感覚を普段の数倍にまで引き上げる能力だ。

 意図せず視界に映ったものや耳を通り過ぎた音などから無意識の内に推理をし、未来予知に似たような勘の良さを発揮するのが第六感だ。要は、今のシグルーナは普段の何倍も勘が良い状態なのである。敵の筋肉の動きや呼吸、誰にでもある動きのリズムのようなものから、勘だけで攻撃を見切ることを可能とする。


「私の名はシグルーナ。最後にもう一度だけ言わせてもらうわ。……死なないでね」


 ラナーシャへとそれだけを語りかけると、シグルーナは民家の屋根から飛び降りた。




 ◆◇




 ラナーシャが対峙した敵は妖艶な女性だった。シグルーナと名乗った彼女は、先ほど見た魔人よりもずっと人間らしい外観をしている。

 褐色の皮膚は蛇のように艶やかで、鋭い眼光は時折赤く煌いている。そしてまるでおしゃれを楽しむかのように整えられた白銀のミディアムヘアーは、ラナーシャでさえ羨ましいと思えるほどに完璧な女性像を演出していた。背中と腰から生える漆黒の翼と、右手に持つ禍々しい大槍さえなければ、一見すると人間の女性と見分けがつかないのではないか。

 だが、そんなシグルーナではあるが、その戦闘力の高さは人間のものとは似ても似つかないものだった。

 レベル5のラナーシャの剣速は同じくレベル5の魔装により、他に類を見ないほどのものへと昇華されている。にもかかわらず先ほどはあっさりと見切られ、不意打ち気味に当てた一刀でさえ致命傷を与えるには至っていない。

 ラナーシャが魔人の存在を知るきっかけとなった人物――ジョットによると強力な魔人とは驚異の再生力をも併せ持つのだそうで、実際に先ほどの傷はすでに跡形もなく消え去っている。


「そんなに人殺しを嫌うなんて、魔人らしくないな」


 屋根から降りてきたシグルーナへとそう投げかけると、当の彼女は妖艶に微笑んだ。


「あら、魔人私たちのことを知っているの」

「まあな」

「だけど仕方ないじゃない。殺すなと言われているのだもの」


 そこで話は終わりとばかりに、シグルーナはラナーシャに向かって一歩を踏み出した。

 ラナーシャの剣を見切ったとは思えないほどに緩慢なその動きが、殺したくないという彼女の言葉に信憑性を持たせるようである。ラナーシャはそれを余裕を持って回避すると、素早く剣による攻撃を繰り出す。そしてそれを今度はシグルーナが回避する。

 そんなやり取りが少しの間続き、ラナーシャはここぞとばかりに剣速をもう一段階上げた。

 下半身へと偏らせていた魔装を素早く利き手へと集中させたのだ。たとえ魔人と言えど見切ることなど不可能な速度――のはずが、シグルーナは先ほどまでと同じようにあっさりとそれを回避してしまう。


「あなた、魔装とやらの動きで攻撃が見え見えよ。私の能力の前では通用しない」


 そしてそんな忠告の後に、シグルーナはラナーシャの懐へと潜り込み右手を胸へと添えた。


「しまっ――」


 突如として襲い掛かる胸部の圧迫感と、かつて経験したことないほどの浮遊感。

 ――何をされた!?

 そんな疑問が湧くと同時に背面が壁のようなものへと叩き付けられ、それもろとも視界が激しくかき乱される。

 短い混乱の末に、ラナーシャは胸を押し込まれ背後へと突き飛ばされたことを悟る。今は民家の瓦礫の中か。どうやら民家の外壁を貫いてしまうほど強く飛ばされたようだ。

 視界を覆う瓦礫の板を退ける。今いるのはリビングのような場所だ。幸い巻き込まれるような住人はいないようだった。

 ラナーシャは素早く立ち上がり、状況の把握に努める。

 胸を押されただけなので、いくら強く押されたとは言えラナーシャの魔装の前に大したダメージはない。突き破った外壁も二枚だけだったようで、これ以上巻き込まれた住人の心配をする必要もなさそうだ。

 ラナーシャはそこまで考えてから、先ほどまでの戦場へと飛び出した。


「――お帰りなさい」


 そこでは、気楽な様子でシグルーナがラナーシャを待ち受けていた。その態度と同じ気楽な声をかけられる。


「理解して頂けたかしら? あなたじゃ私には勝てないわ」

「……勝てるかどうかは関係ない。お前が誰かを殺そうとしている以上、戦わないなどという選択肢はないんだ」


 ラナーシャのそんな言葉にシグルーナは少し驚いた表情を浮かべた。そして少しずつその表情を引き締める。


「……あなた、何か勘違いしていないかしら。私があなたを殺したくないと言っただけで、本当に殺されないとでも思っているの?」


 やがて発せられた声は、先ほどまでの気楽なものとは大きく異なり、彼女が魔人であると嫌でも思い知らされる威圧に満ちたものだった。


「私はあなたと本気で殺し合っても、一向に構わないッ――!」


 ぞくり、とラナーシャの背筋を嫌な感覚が駆け上る。――恐怖だ。誤魔化しようがないほどにはっきりと、その感情を自覚する。

 だがそれでもラナーシャが剣を引くつもりがないと知ると、彼女は何を思ったのか、すぅっと威圧感を引っ込めた。


「……はぁ、大した志ね。もう止めにしないかしら?」

「……は?」


 続けざまにそう言い放ったシグルーナに、ラナーシャは思わず首を傾げることとなった。




 ◆◇




 ――人間なんて殺したくない。

 それは、シグルーナにとって混じりっ気の一切ない本音だった。そしてそれは、今回の標的であるアルシェ・シスロードに対してもそうだった。

 殺せと言われているから、仕方なく殺しに来ただけだ。これはただの命令ではない。シグルーナやギャドラを支配する上位魔人からの“縛り”である。そこに抵抗の余地はない。

 シグルーナ自身、自分が異質な存在なのだと理解できている。知性の低い下位魔人が人間を喜んで傷付けることからも、それが魔人たる自分たちの正しい本能なのだと推測が立つ。

 だが――自分に嘘は吐きたくないのだ。


「……言ったでしょう。もうあなたとは戦わないわ」


 改めてそう宣言すると、ラナーシャはあからさまに狼狽え始めた。


「な、さっきから何を言っている。戦いに来たんじゃないのか?」

「別に、あなたと戦いに来たわけじゃないから」

「い、いや、だから、お前が誰と戦おうと私はそれを防ぐために戦うのであって、だから私たちは戦う……あ、あれ?」

「ふふっ、あなた可愛いのね」


 シグルーナはそう言うと、くつくつと笑い出した。

 ラナーシャもそれを見て、シグルーナが嘘を吐いているわけではないと知ったのか、ゆっくりと剣先を地面へと向けた。


「お、お前は何なんだ……」


 ラナーシャの当然とも言える問いかけに、シグルーナは視線を宙へと向けた。

 ――自分はいったい何者なのか。

 その答えをシグルーナは持たない。本当に自分は何者なのだろう。

 先ほどラナーシャを突き飛ばした時、槍で貫くのはおろか、素手での攻撃にしても打撃を加えたりせずにそっと胴を押し込むに止めたのは、本気でラナーシャを傷付けたくないと思ったからだ。

 見知らぬ誰かを守るために格上の敵と対峙するような彼女へと、殺すことはもちろん、怪我すらも負わせたくないと思った。それが魔人シグルーナの本心だ。

 その時、ラナーシャの左腕を伝う一筋の血が視界に映った。

 ――怪我? よく見ると、腕の内側に切り傷が付いている。


(さっき突き飛ばした時、知らず自分の剣で斬ったのかしら?)


 ラナーシャほどの魔装を破り傷を付けたのだから、かなり強く押し付けられたはずだ。魔装が未熟な者だったら今頃左腕は使いものにならなかっただろう。


「それ……」


 シグルーナが彼女の左腕を指すと、ラナーシャはそこで初めて自らの怪我に気付いたようである。


「あ、ああ……いつの間に」


 ラナーシャは思いついたように右腕の袖で血を拭った。幸い出血量に対して傷口は大きくなかったようで、それ以上血が流れ出すような様子はなかった。

 だが反応の薄いラナーシャに対し、シグルーナは目を伏せる。


「……ごめんなさいね。女の子なのに、傷が残っちゃうわ」


 思わず謝ってしまうシグルーナに対し、普通でいられないのがラナーシャだ。


「は、はあ? これくらいの怪我で何を……。もう……本当に何なんだ」


 やがて本当にどうしていいのかわからず、ラナーシャまでもシグルーナと同じように目を伏せてしまう。

 だが、その反応も当然だろう。先ほどまで戦っていた相手――それも魔人が自分の怪我を気遣っているのだ。本当はさっさと斬り伏せてから仲間の下へ駆けつけるべきだとは思いつつも、なかなか踏み出せないのが現状なはずだ。

 シグルーナとしては、こうしてラナーシャがどっち付かずなまま時間を浪費している現状は決して悪いものではなかった。

 そもそもシグルーナはラナーシャの強さを見て、安全に意識だけを奪えたらいいなと考えたのだ。そうしなければ、彼女は他の戦場へと駆け付けてしまう。そうなると無駄に怪我を負う羽目になるだろうから。

 シグルーナの理想は、標的とされるアルシェ・シスロードだけが速やかに命を落とし、無関係の怪我人を最小限に抑えることだ。だがラナーシャほどの強者が立ちはだかるのなら、理想通りに事が進まなくなってしまう。

 どうせ――魔人に目を付けられたアルシェとやらの未来には、死しか待ち受けていないのだから。彼には同情するがそれが現実だ。

 だが実際に戦ってみて、ラナーシャは少し強すぎた。意識だけを奪うなど不可能に思えたのだ。彼女を無力化するには何か大きな怪我を負わせる必要があるだろう。……それは気が進まない。

 そう考えるシグルーナに対し、ラナーシャは何かを思ったのか、口を開いた。


「なあ、お前――」


 ――だが、彼女が言葉を紡ぐよりも早く、それは起こった。

 ドスッ、と何かがシグルーナの肩へと突き刺さったのだ。

 肩口から上る痛みという熱が彼女の意識を再び戦闘モードへと移行させる。だが疑問は尽きない。

 ――何が起きた!?

 見ると、そこには一本の矢が刺さっていた。だがどうして。ラナーシャの振るう剣でも大きな傷など付かないシグルーナの体に、なぜただの矢が刺さるのか。

 無意識に矢を引き抜いたシグルーナは、それが飛んで来た方向へと素早く視線を移した。そこにいたのは――。

 ゾクゾクとした寒気がシグルーナを襲う。

 彼女の能力『六感強化』が強烈に警告を発する。――逃ゲロ。逃ゲロ。コイツはヤバい、と。

 人間にとっての魔人のように。中位魔人にとっての上位魔人のように。それは存在するだけで別次元の生物なのだと納得させる。シグルーナと彼との間には、それくらいの隔たりがあった。

 金の髪と、弓を持ったその出で立ち。知っている。正確には、聞かされている。

 ――ふざけないでよ。

 シグルーナの間延びした思考が、その情報主を罵倒することに使われる。ここまでの存在だとはさすがに聞かされていなかった。

 ――彼の名前はジョット・ナルクラウン。

 ラナーシャと並び、警戒すべき人物として挙げられた名前だ。だがラナーシャと並べること自体、いや他の誰かと並べること自体、間違っているだろう。そう確信させるほどの存在が二十メートルほど先に立っている。

 そこまで考えてから、シグルーナは自分が呼吸を忘れていたことに気付いた。

 かつて経験したことのない、絶対的な死の予感。意識下では絶対にわからない。彼はシグルーナの肩へと矢を射っただけなのだから。だが無意識下の第六感――彼女の特殊能力はそれが免れぬものだと知らせてくる。初めて自らの直感を呪った瞬間だ。


「あっ……ぁッ……」


 その息苦しさに思わず喘ぐことによって、時間の檻のようなものに捕らわれていたことを彼女は悟った

 やがて動き出した時間の中で、ジョット・ナルクラウンは弓を下へと向けた。もうこれ以上矢を放つ気がないのだろうか。

 ――その瞬間、シグルーナの持つ矢が激痛を伴い青白く煌いた。


「がぁぁぁああああッッ――!!」


 全てを飲み込む轟音。天を衝く圧倒的な熱量。たとえギャドラと同じだけの魔法耐性を持っていたとしても全く意味を成さないことは明確なほどに強烈なそれは、人間よりも遥かに痛痒に対し耐性を持つシグルーナでさえ、絶叫せずにはいられないものだった。

 バリバリバリィ、とそれは世界を崩壊させていく。だが崩壊していくのは世界ではなく、シグルーナの方だ。そう彼女の直感は知らせてくれる。

 死よりも辛い痛みに耐え続け、どれだけの時が経っただろうか。

 シグルーナの全身を焦がした雷電はようやくその姿を隠し、硬直が去ることによりシグルーナに倒れることを許してくれた。


「……ぅッ……ァ」


 口から黒煙を吐き出しつつ、膝から崩れ落ち、全身が石畳へと投げ出される。いつの間に出ていたのか、吐瀉物と排泄物が体を汚していることを悟った。

 超速再生により沸騰した眼球へ視力が戻り始めると、視線の先でラナーシャが口元を覆っているのが見て取れた。不思議だ。あれほどの魔法がこれだけ近くで炸裂したにもかかわらず、彼女に傷付いた様子はない。魔法というものはそのような調節が可能なのだろうか。

 視線を動かすほどの余裕はないが、手のひらに残る僅かな感覚から、先ほどの矢もまだ原型を留めていることを悟る。

 その時、どこからかジョットのものだと思われる声が届けられた。


「矢に込めた魔法はそれだけじゃない。――あと四つだ」


 それは、六感強化などに頼らずともわかるほどに明確な、死の宣告だった。

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