各エピソードが印象深く、どんどん惹き込まれます。

私は作者の方とほぼ同世代です。大変な苦労をされる中で、一生懸命道を切り開かれたり、好きなことを貫き通されたところは素晴らしいです。

妹さんのお話には驚きました。同じ血をひいていながらなぜこんなにも性質が違うのか?
私も作者の方のように、妹さんへの憎しみの気持ちがこみ上げてきました。

しかし中に、「問い詰められると妹はいつも黙りこんだ」とあるのが気になりました。

どうして妹さんはお兄さんやお母さんの苦労がわからないのか考えました。

お母さんも作者のお兄さんも、妹さんの気持ちをわかったり聞いてあげたりすることはなかったのでは?

私の母は私が何を言っても否定し、文句を言い始めるので私は怒られてももう黙っていました。言っても意味がないからです。

お兄さんが妹さんをボコボコにした、これは憎しみでしかない。
作者さんが憎しみを抱いた教員も同じでしたよね。

妹さんには愛が足りていなかったのではないでしょうか?
現にご本人は死ぬことを考えていましたよね。

お兄さんでなくて同性のお姉さんだったら、もっと互いに話したりして、少しは気持ちが通じたのではないかなとも思いました。

気分を悪くされたらすみません。ちょっと別の視点から(女性の視点)見た考えを知っていただきたかったので。

それでも散々迷惑をかけられた妹さんの娘さんをお父さんとして育てられたことは素晴らしいと思います。

その絆をいつまでも大切にしてください。

また、娘さんにはお母さんのことをあまり悪く言わないでほしいです。
彼女も捨てられと思うよりも、余程の事情があったのだと割り切った方がいいのでは。

生意気を言ってすみませんが。